
中堅の病院の診察を受けに行きました。
内科の予約が有り、診察予約券を受け付けに
通して2階の内科病棟に順番通り並んで
いました。通路を挟み8番室の向でした。
私のとなりには、前順番、Aさんがいて
その次だから、もうすぐで帰れると気を
緩めて、スマホを見ていました。
時は予約時間30分を過ぎて10時半でした。
Aさん!8番にお入りください。
椅子から立ち上がったAさんは、
入って行きました。
私は、次の順番が判っていたので、
後10分で、自分の診察だとホッとした時、
経験したことがない事態が起こりました。
「1時間も早く来たのになぜ呼ばれなかった」
と突然聞こえてきました。
まさか診察室から、怒鳴り声が返ってくるとは
思いもよりませんでした。
明らかにAさんの声でした。
想像ですが、診察筆は大体、主治医、と事務員
だけなので、Aさんは、主医に向かって
順番の件で詰め寄っている会話だと判りました。
「それだったら」、とか「たらいまわし」とか
先生の「待つしかないよ」(夜分先生の声)が、
聞こえてきて、そのAさんの怒りがただ事
ではない気配を感じ取りました。
声が外まで漏れ聞こえたので、余程大きな
声だったでしょう。
診察室で喧嘩? やめてやーー。迷惑
患者診察が優先だろう。他で見て貰ったら
と勝手に思いながらジリジリと待ちました。
隣接の6や9番診察室の患者の入れ替わりは、
早く私の診察はいつ来るのか、もうすぐ11時過ぎ
になるのに、そう思ったとき、声が収まり
暫くしてぼそぼそと言いながら出てきました。
待っていた連れの女性に、ぼそぼそと言って
去って行きました。
秋の台風みたいに、「気持ち悪さ」を残して
去っていきました。
家に帰って、玄関を開けて、厄払いに塩を
巻きました。
ありがとうございました。
完。