出来たばかりの餃子。
半透明の お菓子のように見つめる。
やがて意を決して箸でつまむ ーー。
薄皮餅の様な持ち上げれば
ちぎれそうな餃子の薄皮が、
つまんだ箸と共に口もとに 。
はじけて微かに音を立てる。
パリッ、と。
それが合図に、口の中に 吸い込
まれていく。 第一番に感じる。
まず香ばしい焼き目から来る
歯ざわりと、口から鼻に抜ける
その匂いが一気に広がり、
矢張り 餃子や。と感激に 繋がる。
すぐ後に、もちっとした皮が
舌に吸いつくように餃子自身を
主張する。
中からは熱々の肉汁が、中身の
野菜から、じゅわっとあふれる。
そして香りが混ざり合う。
今まで噛むたびに具の歯応えが、
舌に絡みつく。
感じなかった酸っぱい味が、
餃子に味を添えていく。
何とも五感をくすぐる。



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皆が大好きな、餃子を食べた。
野菜も入り釣り合いのある
食材。みな大好きです。
会話も弾む。
ありがとうございました。
完。