姪が久しぶりにやってきた。
土曜日なので寄ろうかな、
と思ってきたと言う。
帰りは、と聞けば
おとおさんが迎えに来る
ので、夕ご飯は、食べるね。
と、可愛い催促。もちろん
ハンバーグが目当て。
[
玉子アレルギーの彼女は、
今でもその反応が有ると言う。
それなら、玉子無しで美味しい
ハンバーグを考えて、
レシピした。
久しぶりにハンバーグを
作った。
肉料理の中でも主菜として
安心でき、失敗が少なく、
それでいて美味しいのが
魅力だ。
最初にハンバーグか、
イヤ最初はご飯だと
口の方が迷う。
どちらにしても、口の中で
こなれるとやっぱり
ハンバーグは、美味い。
こうでないといけないと、
ウンウンと自分一人で
相槌を打つ。
何時もは、普通の材料で
作るのだが、卵アレルギーの
姪のため卵は使わなかった。
代わりに、タマネギを
トロトロ飴色になるまで、
余分加えて作った。
繋ぎにもなるし、甘味が
格段に増す。
合いびき肉(220グラム)に刻んだ
小さめの玉ねぎ多目の半分、
パン粉と牛乳をそれぞれ大さじ2、
そして塩や砂糖、胡椒を少々加え
てこねる。
手のひらでキャッチボールするように
空気を抜き、形を整え中心を
軽くへこませる。
フライパンで両面にこんがりと
焼き色をつけたら、
残った肉汁を使ってソース作り。
ケチャップ大さじ3に、
ソース大さじ1、さらに
ワイン大さじ1を加えて混ぜ、
肉によくなじませれば
香り高い一皿が完成する。



彼女の食卓での、美味しそうに
食べてくれる姿を想像して
うれしくなる自分がいた。
シンプルに作り、皆でいただく
──それだけで心の癒しには
十分だった。
食事後、いつものトランプ
が待っていた。
ありがとうございました。
完。