朝、ふと気がつくと、庭を眺めている
自分がいる。ふっと気ずく。
普段より早く目覚めた時に起こることが
多い。
「回文遊び」を思いついた。
この日は「上から読んでも下から
読んでも同じ読み」になる短文は、
なんとなく俳句の作る感覚に
似ているみたい。
静かに深く考えられることがいい。
まだ頭は覚醒が不十分。
思い出したり、その場で考えたりした。
①くるまはまるく (車は丸く)
② かたみをみたか (形見を見たか)
⓷ だんすはすんだ (ダンスは済んだ)
④ たしかにかした。 (確かに貸した。)
⑤ うせましたいかがいたしませう(失せまし
た如何致しませう)
全部ひらがなに置き換えると、
不思議な面白さがありました。
それから、小一時間後には頭の働きは、
晴れやかになり1日目頑張りが出来そうな
気がした。
頭をすっきりするのには、良かった。
そして玄関に移動したら、
蝉取りの男子に出会う
小さな男の子が青い野球帽をかぶり、
1人で、十字路の片隅に茂っている
ミカンの蝉に気を使っている。
青い子供用自転車にまたがり、
もう一人のお兄ちゃんらしき子は
白い野球帽をかぶり、やはり
自転車に乗ってきた。
父もついてきていた。
まだ、それほど蝉はいないが、熱心さが
見て取れた。
若い父親は細身で背が高く、年齢は35歳前後と
見受けられました。
大きな木の下で一生懸命に網を振るうものの、
なかなかうまくいかない様子。
子供からは「お父さん、なにしてるの?」と
軽く言う。
其うち蝉をとらえて、子供に面目が
立った様であった。
そんな微笑ましい光景を見ながら、
昼食の声がかかった。
ありがとうございました。
完。