****1.地震に耐えられるには***2
B: [偏心率]
建物は、其敷地により、千差万別の
形が有るので動きもいろいろある。
建物が地震で揺れるときに、どうしても
捩じれを伴って揺れているのである。
其の建物の捩じれが、建物によっては
大きくなりすぎて、その為に過大な力が
集中して、部分破壊やそれに近い状態が
起こる。
そうなれば、建物の抵抗力が損なわれる
ことになり、大きな被害に繋がる
可能性が高いのである。
其の捩じれ現象を出来るだけ少なくする様に
することが大切である。そこで
設計では、捩じれを少なくするように
工夫する事が基準法施工令で求められている。
其の「ねじれ」を出来るだけ少なくするように、
反対に、これ以上捩じれを出しては
ならない上限が厳しく定められている。
そして、ねじれを建物の重心と壁の性能から
定量的に示すことで、ねじれを知る事と
なっている。
それを「偏心率」という。
偏心率は、其のねじれを設計で確認する
ことで、捩じれを小さくする建物に
変えていくことになるのである。
偏心率」はRe=< 0.15 ――――a
(X,Y方向の各層毎に計算)
そして偏心率」の値を小さくするためには、
剛性のある壁を配置して、建物の剛信と
重心とを限りなく一致するように近づける
様に配置することは、地震に強い建物
を作ることで強い建物が出来るのである。
Reは限りな0に近づけるほど、建物は
強さを発揮するのです。
ありがとうございました。
完。