春先からの紅葉は、柔らかさから
すっかり硬さが目立ち始めた。

今の形状

今の形状

春先の形状
ふと目を向けるたびに、心の中でも
「きれいだな」「今年も来たな」
と思うのは、景色の中に、毎年
確かに違う表情がある様に感ずる
からかもしれない。
去年も
同じように気を揉んでいたのに、
その気持ちはすっかり忘れていた
けれど、きっと今年も同じような
心の動きがあるのだろう。
うちの紅葉を一般に公園などの
紅葉に比べる。遜色はないように
見える。
庭のあちこちに立つ紅葉は、
夏には強い日差しを遮って
くれる大切な存在。
親戚や子供たちが訪れると、
開口一番「紅葉屋敷だね」と笑う。
その言葉に、複雑だが、少しは
癒される。
植物といえど、私にとっては
兄弟のような相棒か。
四季を通じて心を通わせ、
皆さんの盆栽とは比較には
ならないが、汚れ、枝おろし、
などと、少しは手をかけて育て、
見守ってきた。
夏に為れば夏の枝で、景の傘の下
で、外も居室も直射日射の保護を
受けている。大いに感謝する
ところである。
紅葉の赤み、から緑との混在、
それぞれの個性が織りなす
庭の色合いが、心を温めて
くれる。
最近は、少し弱っていると
思われるからテッポウムシは
気お付けてはいる。
春と秋、二度楽しませてくれる
紅葉に、感謝の気持ちを込めて、
今年の紅葉の結びを「来年も」
と言葉に「できたらいいな」と
静かに願っている。
ありがとうございます。
完。