山茶花の余韻を残しながら二月は
去ろうとしています。

その感をいやしくも感じ取り、
2月の俳句を探してみました。
一村の 梅咲きこぞる 二月哉―――正岡子規
感じます。二月の匂いを。
壮大な天の川を見てきた二月は、構成する月数は
28日と少ないけれど、記憶の量を含む大きさは
他の月に引けを取りません。

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ソファーにすわって、
春日八郎さんの唄を聞く。
春日八郎さんは、
文化庁芸術祭音楽部門大賞(1973年)
紫綬褒章(1989年)
勲四等旭日小綬章(1991年)
を受ける方で、偉大な方。
でも私の歌う歌は、「長崎物語」
よく歌う彼にしては比較的低音
のうたで、歌いやすい好きな歌。
A08-729 長崎物語 春日八郎
父はイタリア人でキリシタン、母は日本人
でした。その間に生まれた今で言えばハーフ、
お春の、数奇な運命を歌った歌です。
キリシタン弾圧のもと、流人の様に
ジャガタル(現:ジャカルタ)
で、切なく、もう二度と会えない故郷の
心境を歌にしたものでしょうか。
その時代から100年が過ぎ、
少なくとも忘れてはいけない
むかしの物語として歌の記憶に
残ったいい曲です。
有難うございました。
完