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公園散策寸話

公園散策寸話


病院の予約日が、午前中であったので
間に合うように朝食を済ませ、
朝の新聞に目を通して停留場に行った



道路の樹木間をバスに揺られていく。
日の光は夏の強烈な太陽ほどでないが、
草も、花も、樹木にも、優しく
降り注いでいる。




離れて見える公園の樹木の光の影が
バスの窓からは、パラパラまんが 
のように移り変わっていく。



悪かったらどうしよう。と



いつもはならば、しょうがない。
の気持ちなのに




こんな気持ちになるのはしばらく無かった。
気持ちが高ぶっているかからかな~、
と思ったりする。




薬局では、受け取り番号通知後に薬を受けて、帰り支度をする。
時計を見ると、乗るバス時間が過ぎて
次まで1時間待たねば来ない。
仕方なしに
徒歩で帰いる選択をした。

徒歩での帰り道は、1瞬で直後の
風景をかき消す自転車、バスとは
違った景色だった。

診断のあと、帰り道で、静寂な
公園によった。 
今日は風がない。
風が吹かないのも珍しい。

柔らかい木漏れ日の中で

公園に誰とはなしに訪れた足跡
や 思いでを 覆い隠すほどの落ち葉。

優しく
孫のお守をしている初老の
老人のそばで、無邪気に遊ぶ子。

初冬の公園では、利用して
くれる主のいないジャングルジム。

今まで見たこともない、高い、
紫の気高そうな花。








ベンチにかけて休憩したとき病院から
 家路に向かうバスが通過した。
1時間以上いたことになる。




お付き合い有難うございました。




完。




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