感銘するお話です。御法話の要点を下記にまとめました。
石山寺の奥にある「光堂」の周りには、「夢の桜」と呼ばれる早咲きの桜が植えられています。
この桜は、1985年の日航ジャンボ機墜落事故で亡くなった520名の慰霊と、空の安全を願って植えられたものです。
事故で22歳の娘を亡くした母親が、夢の中で娘が人々を先導して山を登り、桜が咲くお堂の前でみ仏のそばにいる光景を見ました。
その後、母親は石山寺に桜の苗木を520本送り続け、境内で育てられた桜はやがて山に植えられました。
それから年月が経ち、「光堂」が建立され、桜が咲いた山道は、母親が夢で見た光景と同じ姿となりました。
人々はこの桜を「夢の桜」と呼び、大切な人を偲び、いのちの尊さを思うようになったのです。
石山寺の光堂は4月25日から5月17日まで特別公開されます。

石山寺光堂に祭祀の如意輪観音
以前に許可を得て撮影しました。