大森義成 先生 シリソワカ
前略、いつもお世話になっております。日頃より全国の寺社をご巡拝いただきありがと
うございます。
また、このたびは、陀羅尼報恩吉祥会の厳修まことにありがとうございました。おかげ
さまで自宅での実修も結願となりました。
ご本尊様、先生ならびにご同行の皆様に篤く御礼を申し上げます。
三大福天様については、准胝様とならんで日課にしておりますが、仕事の面ではじわじ
わとよくなり、たいへん驚くような結果をいただきありがたく思っております。
それを含めて、今回の報恩会ではよくよく御礼を申し上げることができました。
その一方で、世間ではうまくいけばかならずやっかみもでてくるもので、家族もふくめて、人間関係に困らせられることが多く、自分の中ではそれに強く反発する気持ちもでてきて、正直悩んだ時期でもありました。
ご神仏との関係では修行がうまくいっているようでいても、まるで修羅のような根深い悲しみや怒りがあるものだとの気づきもいただきました。
これに気付くのもお計らいだと気づき、また、相手の深層の気持ちにも気づき、ここは無理に手を付けずに、准胝様にお預けして、自分へのシリソワカ、苦手な相手へのシリソワカでなんとか渡っていくしかないと思い、結願の日にはなんとか関係改善にこぎつけました。
シリソワカはまことに菩薩様の金言と申せましょう。
これより寒さもまさり、師走のご多忙となるとは存じますが、先生におかれましてはな
お一層のご自愛をお願い申し上げます。
合掌
