第1638回「魔多し」2025/7/2【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
横田老大師の魔のお話、修行の参考になります。
上記から引用
【『坐禅儀』には次のように説かれています。 「しかし世間には、好事、魔多しということもある。 修行が進むとそれに伴って、妨害するものも多くなり、順境や逆境、さまざまのことが現われてくる。 どんなことが現われようと、正念をしっかり据えて失いさえしなければ、どんなものでもとどめ礙げることはできない。 『楞厳経』、天台の『止観』、圭峰の『修証義』などに、詳しく修行を妨げる魔境のことが記されているから、思いがけない事態の起る前に、預め用心のために読んでおくがよかろう。」】
※引用ここまで
信心深くあっても、人生には大小さまざまな逆境が訪れることがあります。
そのようなときに動揺してしまうのは、ある意味で当然のことかもしれません。しかし、そうした中でも正念をすぐに取り戻すためには、日頃からの備えが大切です。正念とは、「正しい気づき」を意味します。
ふだんから信仰する神仏をよく念じていれば、いざというときに心を落ち着け、正しい気づきを得て、活路を見出すことができるのです。
真言は 迷うこころの みちしるべ 大森

円覚寺にて撮影