木食白道の七福神の由来を要約してご紹介(意味不明な箇所はそのままにした)
あまりの嬉しさに、雨や雪をしのぐために用意していた笠から板を外し、その場で見た光景をそのまま、私の拙い技術で小刀を使って彫りました。その板を摺り物として作り、地元に配ったところ、人々は天の恵みを感じ取り、信仰心を深めました。そして、歌を詠み、喜びの声を上げました。
今こそ豊作を願う気持ちが強くなり、それをうらやむ近隣の人々が、私の草庵に訪れ、七福神図を乞う者が少なくありませんでした。断ることはしませんが、長寿を願い、仏の教えを実践し、福を祈り、飢えを救い、正しい心を育むよう勧めています。そのため、私は操り人形(傀儡)のように仏の教えを伝え、一枚の紙(七福神図)を渡しているのです。完
※『木食白道」曽根原駿吉郎著の所収「七福神の由来」を大森義成がわかりやすくするために一部地名など補い、現代的に要約しました。語句で不明な点はそのままにしました。

木食白道上人が命がけの修行の末に感得したの七福神版画(善龍庵蔵)
