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9月善光寺まいり その4


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この日のお朝事は5時45分から

初めは大勧進貫主御導師の天台宗による法要です。法華経を読誦されてました。

 

五来重先生によれば善光寺の一光三尊阿弥陀如来は釈迦如来の姿をした阿弥陀如来、すなわち釈迦弥陀一体の仏であると、『善光寺まいり』に記されています。釈迦の現世利益と弥陀の来世往生を兼ねる意味だそうです。


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そういうこともあって、私は心の中で釈迦如来の陀羅尼である菩提場荘厳陀羅尼をお唱えしました。

途中で御貫主から御十念を授かります。

私は参拝者にとって、御十念がこの行事の肝であると思います。

御同行代表として受けました。

 

お勤めの後に戒壇巡りを行いました。

五来先生によれば、真っ暗な戒壇を巡るのは擬死再生儀礼とのこと。

 

御十念を受けたあと、無心に真っ暗な戒壇を進み、鍵に触れます。

凡夫のまなこを閉じて、一心に阿弥陀仏を念じ進んだところに、金剛の菩提心を表す独鈷形の鍵があるのです。自分の菩提心に触れるのだとおもいました。

そしてまた現世と戻ってきます。

 

その後は浄土宗による法要です。

大本願の御上人御導師により、阿弥陀経を読誦されていました。

私は心中で阿弥陀如来根本陀羅尼をなんどもお唱えしました。

この時も御上人から御十念を授かりました。同じく御同行代表として受けました。

往古、尼公上人は善光寺如来の託宣を伝えていたのではないかと言うのが、五来先生の考察です。

ですから、生身の善光寺如来直授の念仏ということになります。

これはあくまで私の解釈ですが、密教の視点からすると、「現世にもどってきたあなた達は阿弥陀如来と等しいのですよ」と、善光寺如来から告げられたのだと。何故なら善光寺は現世利益のお寺でもあるからです。

 

お朝事と戒壇巡りの功徳を、三界万霊、ご同行各位の有縁の諸霊、各家先祖代々の諸霊にご回向しました。




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