「このお顔はハンサムでしょうか?」
ある方がわたしに聞きました。
長谷の大仏を訪れた時のことです。
かまくらや御ほとけなれど釈迦牟尼は 美男におはす
夏木立かな
かまくらやみほとけなれどしゃかむにはびなんにおわす
なつこだちかな
与謝野晶子
上の歌を踏まえての問いでした。
それに対してわたしは。
「如来って、なにか冷たい感じがしませんか?
菩薩の方が好きですね」
何気なく返した言葉でしたが、後から思うと……、
如来=悟りきった超人
菩薩=一生修行の苦労人
自分はやっぱり菩薩性なのだなと、改めて悟ったのでした。
それともうひとつ。
仏道の境地にいる存在に、業にまみれた人間が、
「美男」だなんて、まあよく言えたもんだと思いますね。与謝野なにがしが気に入らないは置いといても。笑

