こんにちは、GreenFielderです!
10/3~10/5にかけて、ニューハンプシャー州のWhite Mountainsへ「紅葉狩り登山」へ行ってきました。

金曜日に有給休暇を取って3連休にしての山旅です。
今回の記事では、旅先に関する解説と、今回の旅を計画・実行するに至った経緯について話します。
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1. そもそもニューハンプシャー州ってどこよ?!
私のブロ友さんの中にはアメリカをよくご存じの方が複数いらっしゃって、「ああ、ニューハンプシャーね」という方もいらっしゃいますが、そうでない皆様にとっては、おそらく「にゅーはんぷしゃー?どこ?」という感覚ではないかと思います。
なので、まず「ニューハンプシャーとは」について少し説明します。
ニューハンプシャー州(以後「NH州」)は、アメリカ北東部にある「建国13州」の一つで、アメリカ北東部の最果てにあるメーン州のお隣にあり、これまたマイナーなバーモント州とペアのように並んでいます。
他に、マサチューセッツ州とカナダ・ケベック州とも接しています。
また、豆知識ですが「海と接していて一番海岸線の長さが短い州」でもあるみたい(誰得?な情報)

(ほんの少し海に面している)
このNH州、緯度では日本の北海道北部くらいの位置にあります。この情報は、後続する登山記事をご覧頂く際に、頭の片隅に置いておいてください。
そして、このNH州のほぼ中央に山地があります。これが「White Mountains」なのです。
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2. "White Mountains National Forest"って何?!
「White Mountains National Forest」は、NH州のほぼ中央北寄りに位置する山域に拡がる森林エリアです。

Home | White Mountain National Forest | Forest Service
この山域には、アメリカ北東部最高峰の「Mt. Washington」(標高1,917m)を含む「Presidential Range」が含まれます。
Presidential Rangeは、ストレートに和訳すれば「大統領山塊」ということになりますが、その名の通り、この山塊に属する山々には、歴代大統領の名前が付けられいます。
例えば、上述のMt. Washingtonは、初代大統領のジョージ・ワシントンにちなんで名付けられたものです。
この山塊は2,000m未満の山々の集まりではありますが、上述の通り緯度が北海道北部と同程度であるため、Presidential Rangeの山頂付近は森林限界の上にあります。類似の緯度にある知床半島の羅臼岳(1,661m)がそうであるように、低山であっても冬の降雪や風の影響で、高い木々が生きていけないからだそう。
なので、1,000m台の山々とは思えない、アルペン的な風景を見ることができます。
そしてこの山域には、私の「憧れのトレイル」アパラチアン・トレイル(AT)が通っています。White Mountainsの峰々を繋ぐセクションはアップダウンが続き、季節によっては天候も荒れやすく、全ATルートの中でも最も難しいセクションの一つと言われています。
ちなみにWhite Mountainsの主峰、Mt. Washingtonには気象観測所があり、ここでの観測史上最大風速は1934年4月に観測された103m/秒、最低気温は同じく1934年の1月に記録された摂氏マイナス44度、だそうです。
また、2004年1月には風速39m/秒・気温摂氏マイナス42度を記録し、体感温度は摂氏マイナス74度以下であったとの記録です。
White Mountainsの自然環境がいかに過酷であるかが分かります。
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3. 旅のきっかけ
このニューハンプシャー行きは、実は赴任当初から考えていました。まだ日本にいた時も、秋になれば紅葉を求めて色付き最盛期の山へ登りに行ってました。
当時はこんな☟記事も挙げてましたねー。
そんな「紅葉登山好き」の私がネットで見つけたのが、NH州・バーモント(VT)州の美しい紅葉の写真でした。
特にNH州のWhite Mountainsの山麓や、VT州のGreen Mountains(VT州を南北に貫く山塊)の山麓の森は広葉樹に覆われていて一面鮮やかな紅葉に彩られていました。
「折角バージニアにいるのだから、見に行かない手は無い!」ということで、バケット・リストの最初のほうに挙げていました。
バケット・リストに入れてはいたものの、昨年はバージニアに紅葉前線が降りてきてから思い出したので手遅れでした。なので今年は早くから紅葉前線予想図をチェックして、おそらく紅葉最盛期であろう10月初旬の休みに狙いを定めて予定を入れておいたのです。
まずは「紅葉ありき」で旅の計画を立て始めたのですが、欲張りたくなるのが人間の性。「折角だから登山もしたい」「なんならATも歩きたい」と妄想は膨らみ、結果金曜日も有休をとって3日間の「紅葉狩りハイク」に旅の計画を変更したのでした。
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4. 計画
まず旅の準備にあたり一番難航したのが宿の手配でした。
最低限必要なのは
①フライトの手配
②宿の手配
③レンタカーの手配
だったのですが、フライトは早めに押さえたことで事なきを得たものの、③のレンタカーは、ボストン空港で予約可能な車がRental Feeの高い「Delux SUV」1台しかなく、②のホテルに至っては全く空きが有りませんでした。
日本は紅葉の綺麗な場所は、シーズンになると観光客でごった返して辟易するのですが、アメリカも同じなのかしらん?
そこで今回の旅は「Delux SUVで行く優雅な車中泊の旅」というテーマに決定。
Delux SUVなら体を伸ばして寝られるスペースはあるであろうし、マットと寝袋があれば快適に眠れるだろう、という算段です。
旅の計画は以下の通りとしました。
[10/3(金):1日目]
・朝のフライトでボストン空港へ
・ボストン空港でレンタカーをピックアップし
White Mountains方面へ
・午後、途中の湖水地方で湖を見下ろせる山を
軽くハイク
・Presidential Rangeの登山口駐車場に移動して
[10/4(土):2日目]
・終日Presidential Rangeをハイク
・どこかで適当に(?)車中泊
[10/5(日):3日目]
・朝からFranconia Rangeをハイク
・夕方にボストン空港へ移動
・夜のフライトでバージニアへ
・・・要するに3日間毎日ハイクするわけです(笑)
この中でも本命なのが2日目の「Presidential Rangeハイク」です。
どのようなルートで歩くかは現地の状況も見てから最終決定しよう、ということで旅に出るまではかっちりした登山計画が有りませんでしたが、最終的に歩いた軌跡を以下に示します。
なお、軌跡図の左上の番号は、上掲の「White Mountains地図」の中の番号と連動しており、また地図の縮尺は全て同じです。
まず1日目。

次に2日目。

そして3日目。

なお、紅葉ファンの皆様には同感頂けると思いますが、紅葉はやはり「晴れてなんぼ」なところがあります。それに、この山域は上述の通り天候によっては厳しい登山になってしまうのでお天気が心配だったのですが、出発の数日前にWindy.comで予報を見たら、3日間かなり晴れ間が広がる予報!俄然気持ちが上がりました!
ということで、この3日間の記録は以降の記事で写真とともにご紹介していきたいと思います!
[ 次号へ続く・・・ ]
最後までご覧頂きありがとうございました!
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