こんにちは、GreenFielderです!
前回記事で計画概要を説明した「シェナンドー AT踏破チャレンジ」の第1回の様子をお届けします。
(前回記事はコチラ☟)
-------------------------------
9/14(日)朝
その日の朝、私は大学都市シャーロッツビルから20マイルほど西にある、Rockfish Gapに降り立ちました。
ここはシェナンドー国立公園の最南端で、シェナンドーの山間部を縫って走るSkyline Driveと、そこから更に南の山々の稜線を縫うBlue Ridge Parkwayの境界線でもあります。

私の「シェナンドーAT踏破チャレンジ」が始まる朝でした。
-------------------------------
当日の数週間前
「シェナンドーAT踏破チャレンジ」を思いついた私は、早速第1回の日程を考え始めました。でも、日程を考えるに当たり一番大切なのは、私の都合でも天候でもなく、「誰が私をゴール地点で迎えに来てくれるか、そしてその人はどの週末が都合が良いか」です。
私は早速同僚の中で一番若い(20代)彼に声を掛けました。
私がトレランをやり始めたことを知っている彼に、私の計画を簡単に話し、私をピックアップして欲しい旨を伝え、それができる都合の良い日時があるか、聞いてみました。
彼はその役割を快諾してくれ、ただ直近では9/14の午後に都合がつくかもしれないが、他の都合がずれれば、という条件付きでした。
私は「もちろん○○くんの都合優先で良いから!」と言って、その日の会話は終了しました。
-------------------------------
当日の1週間ちょっと前
その若い同僚から、9/14午後の都合が良くなった旨連絡があり、9/14の第1回決行が確定しました。この日、よほど天候が悪くない限りは決行することを決意しました。
私は、当日の計画を検討後、「Loft Mountain Wayside」というSkyline Drive脇のショップに18時に来てもらうようお願いしました。
前回記事で示した「セクション1」は、全長が40マイル(64km)以上あります。流石にいきなり50km越えは自信がない。でも50km近くは歩いておかないと「徐々に距離を伸ばす」という目標が進捗しない。
なので、40~50kmくらいの距離で且つSkyline Driveで待ち合わせしやすいポイントはどこかとGoogle Mapを調べたところ、上記「Loft Mountain Wayside」が丁度良さそう、と判断したのです。
よって、第1回ルートはRockfish Gap ~ Loft Mountain Waysideです。
-------------------------------
出発
8時を回り、いよいよ出発です。
出発地点には、シェナンドー国立公園の全体マップが掲示されていました。

地図の一番下にある赤い点が現在地、ここから最終的には地図の上端までを踏破することになるのですが、やっぱり遠いなぁ。。。
なお、元々の計画では6時に出発する計画でした。その方が、同僚が迎えに来る18時までに目的地に到着するまでの行動時間にかなりの裕度を持てると思ったからです。
そのためには4時前にアパートを出発する必要があったのですが、二度寝してしまい結局アパート出発が6時近くになってしまったのでした。
のっけから暗雲垂れ込める流れです。。。
出発して100mほどSkyline Driveの脇を行くと、すぐにトレイルに入っていきます。
既に太陽はかなり高いところにありました。

最初は山腹を緩やかに高度を上げつつトラバースしていきます。この時点ではまだ元気なのでそれなりに「走り」ます。でも今日は長丁場なので、あまり厳密に「走る箇所ルール」は設定していません。
暫く走ると一旦Skyline Driveとの交差ポイントに出ます。

再びトレイルに入ると今度は稜線を登っていき、初めてのピークに到達します。
・・・ピークと言っても頂上は平坦で開けており、電波塔のような施設がありました。

ここで、ザックからバナナを2本取り出して食べ、塩分・水分・アミノ酸を摂って、すぐに行動再開します。
本日は、5マイル毎に栄養補給しつつ走る(歩く?)計画で、バナナ2本→おにぎり2個→バナナ2本→おにぎり2個→カロメ2本・・・というイメージです。
あ、そうそう、水は500mlペットボトル4本分、つまり2.0L持っていきました。
ピークから下っていき、再びSkyline Driveとの交差ポイントにでます。

向こうにはこの後向かう山

道路を渡り再びトレイルへ。本日のコースではこのような交差ポイントは今後も複数出てきます。
トレイルを登り始めて振り返ると、先程の電波塔があるピークが見えました。

登っていくと、「Little Calf Mountain」という名のピークが。実はしばらく行くと本峰の「Calf Mountain」のピークがあったのですが、そこは展望ゼロでした。

-------------------------------
長い距離との付き合い方
Calf Mountain本峰から一度下り、その後アップダウンを幾つか繰り返し、暫くしてから再びSkyline Driveに出ました。

左の道路反対側に来た道が見える
ここに至り、肉体的というより精神的なダメージが蓄積され始めました。それは「マイルだと進んだ感が無い問題」です。
既にかなりの距離を来た印象なのですが、この時点でまだ全行程の1/3・・・。
「まだあとこれまでの2倍も距離があるのか〜」と、暗澹たる気分に。。。
でも、既に待ち合わせ場所は決まっています。そこまで行かなければ帰れません。
ショート・レストで2回目の補給を終えたらすぐに前進再開です。
緩やかながらもアップダウンが続いて徐々に疲労が蓄積されていき、ついついGPSで進んだ距離を見てしまうのですが、「こりゃ3マイルくらい進んだろう!」と見ても2マイルも進んでいない。。。

それにしても、まだ9月半ばなのにもう色付いている木々がある。これは驚きです!

引き続き延々とアップダウンを繰り返します。中々Skyline Driveと交差せずダレてきたところで、久し振りに交差ポイントに出ました。

この辺りまででの気付きは「休憩時にしっかり食べ、しっかり飲み、しっかり脚を伸ばしてあげると、結構体が復活する」ということ。
今回は、キネシオ・テープで痛みの出やすい右足首をサポートし、更にサポート・スパッツで膝を保護し、更にトレッキング・ポールでできるだけ上半身も推進力に利用したことで、局部的な疲労や痛みが無かったことに加えて、休憩でのストレッチは効果的だったような気がします(気のせいかもですが・・・)。
-------------------------------
Black Rock Mountain
更にヒイヒイ言いながら、今回の見所である(はずの)Black Rock Mountainの登山口に到達しました。

GPS地図を見ると、この先は山頂までの登り一辺倒なので、しっかりカロリー補給して脚部をストレッチします。
そしておもむろに登り始めます。トレッキング・ポールで上半身を使って、えっちらおっちら登り続け、「山頂はまだか〜」と思い始めた頃に、ようやく山頂に到着しました。
山頂は大きな岩が積み上がった特異な姿でした。

この岩の上まで上がり、荷物を下ろしてしばし展望を楽しみます。山頂からの眺めが素晴らしい。


(Trayfoot Mountain)

南西側にどっしりとたたずむTrayfoot Mountainにも登ってみたい(いずれ・・・)。
展望を堪能したら、山を下ります。
西側は山頂からかなり下まで「がれ場」が続いていて壮観です。

-------------------------------
終盤へ
ここからのくだりはトレイルの状態も良く、だいぶ走れました。途中ハイカーとすれ違う時は止まって道を譲りつつ(トレラン・ルール)どんどん下って、再びSkyline Drive交差ポイントに。

更に進みます。

一山越えて、本日10度目の交差ポイントに到着。ここで24.5マイル。

この辺りで足は棒のように・・・。
そして漸く25マイルに達したのが、Doylesriver Lookoutの駐車場です。

もうヘトヘトで、ここからは平地もずっと歩きです・・・。
Loft Mountain Campgroundをぐるっと回り込んでいくのですが、これが予想外にキツい登りで、足取りは重い。
しかも、トレッキング・ポールで体を押し上げることで、上腕筋にも疲れが・・・。
この辺りで、本日は打ち切ることを決めました。
Campgroundを回り込んだところでエスケープルートに入り、本日の行動を終了しました。

全く歩けない、と言うほどの疲労度では無いものの、気持ちが切れてしまったので、続きはここから第2回で開始することにしました。
気持ちが切れてしまった理由の一つに、顔のまわりをプ〜ンと飛び回る虫(日本の低山などにもよくいるアレです)が鬱陶しくなった、というのも有ります。これは次回以降対策を考えねば・・・。
さて、本日の「公式行程」は終了としたものの、同僚との待ち合わせポイントまでは歩いて行かねばなりません。
ここから虫のいない舗装道路をトボトボ20分ほど歩いて、ようやく合流地点であるLoft Mountain Waysideに到着しました!

-------------------------------
美しい夕景
到着後ほどなく同僚の車が到着。
差し入れてくれた水をありがたく頂きゴクゴク飲んで生き返りました!
私の車まで送ってもらう途中で丁度日の入りの時間。そこで車を止めて、お互いに夕景写真を撮影。

日の入り後の夕焼雲の色味と形が面白かった。

そして無事愛車と11時間ぶりくらいにご対面。そこで同僚と別れてそれぞれ帰宅の途についたのでした。
-------------------------------
感想
第1回は多少の反省点はあるものの、初回のチャレンジとしては成功だったのではないかと思います。
少なくとも、今回特に体の不調もなく28マイルを走る(歩く?)ことができたので、50kmくらいの距離は行けそうだ、という感触を持てました。
あとは「気力」かな、と感じています。
私は自分に甘いので、疲れてきた時にすぐ走るのをやめて歩いてしまいます。でも、そこをもう少し我慢して走り続けたら、距離は伸ばせる気がしてます。
次、第2回をどうするか、「始点・終点問題」をどうするのか、考えてみたいと思います。


最後までご覧頂きありがとうございました!
*ブログランキングに参加しました!*