以下の内容はhttps://onedayhike.hatenablog.com/entry/2025/05/14/082939より取得しました。


デルマーバ半島「星・鳥見」遠征記 ④Assateague編

こんにちは、GreenFielderです!

いよいよ、というか漸く、遠征記最終回です。

(これまでの遠征記はコチラ☟)

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1. テント設営での苦難と達成感

Prime Hook NWRから一路Assateagueへ車を走らせ、夕方には予約していたキャンプグラウンドの駐車場に到着しました。

私が予約したテントサイトは駐車場から砂浜を歩いていく必要があるので、テント用具他を詰め込んだザックを背負い、冷えたビールが入ったクーラーボックスとカメラ機材を両手に抱えて砂浜をえっちらおっちら歩きます。

大した距離じゃないのに足に来るなぁ。。。

そして、テントサイトに着いたら早速備え付けのテーブルに荷物を置いてからテント用具をザックから取り出して組み立てを始めます。

では袋に入れてあった取扱説明書を取り出してっと・・・・

・・・あれ・・・

取説が無い!!!!

早々に問題にブチ当たりました。

さあどうしよう。購入したテントは左右非対称で、ポールも複雑な構造になっています。どう組み立てて、テント底部のどこの隅の穴にポールを差し込むのが正解なのか・・・。

何度もトライ&エラーを繰り返し、一時は途方に暮れる場面もありましたが、1時間ほど格闘して漸く本体が立ち上がりました!

漸く本体が組み上がった!

そして更にフライシートを被せて、中に荷物とウレタンシート・寝袋を敷いて、漸く完成!

フライシートを張って完成!

ちなみに、テントが風で吹っ飛ばないよう、通常はペグという楔を四隅に打ち込むのですが、ここは砂浜。ペグは全く機能しません。この日は無風で助かりました。。。

悪戦苦闘の末にテントが組み上がり、今晩の寝床が出来上がった達成感たるや!

そしてそこでプシュっと開けて飲む冷え冷えのビールのなんと旨いことか!

完成したテントを眺めながら飲むビールは格別!

今回は天候にも恵まれ、また暗くなるまでにかなりの時間があったので、テント設営トレーニングには最適のコンディションでした。やっぱり山に持ち込む前にテストしておいて正解だった。

さてさて、ここは「野生のポニー」で有名なAssateague島。ビールを飲みながら悦に入っていたら、目の前の砂丘の上でキャンプをしていた家族連れのところにポニー達が集合!

ポニーが寄ってきた!

ポニーと言っても普通の馬と同じサイズです。temahimeさんが以前コメントでポニーの定義は「肩までの高さが147cm以下」であることを教えてくれたのですが、どう考えても普通の馬ぐらい大きいですよね。

そうこうしているうちに、このポニー達が更に集まって、この家族が持ってきていたクーラーボックスを漁り始めました!

ポニーに食料を漁られている。。

家族は逃げて遠巻きに様子を見守っていますが、ポニー達は中の食料を漁るも、食べられない(容器に入っていた?)ことが分かったのか、諦めて去っていきました。

もともとこのキャンプグラウンドでは「ポニーが食料を漁らないように密封カートリッジに入れるか、備え付けのテーブルにある鍵付き食料保管スペースに入れるよう」指示があるのですが、この家族はそれを怠っていたようです。

しかも、マシュマロをコンロの火で焼いていたので、臭いにつられてポニーが集まってしまったのでしょう。

私も他山の石として今後の教訓になりました。

「野生環境を人間が壊してはいけない」

 

2. 夕暮れのAssateague

ポニー騒動が落ち着いてから、私は周辺を散策しながら風景スナップをすることに。

既に陽が暮れかけて寒くなってきた砂浜は、キャンパー以外に人影はありません。

Assateagueの砂浜

振り返ると砂道の先に私が設営したテントが。

砂道の先に私のテント

そして、いよいよ西の空に陽が沈みます。

駐車場から砂浜へと伸びる木道に夕日が反射して美しい。

西の空に陽は沈む

そして東の空を振り返ると、ベンチの向こうには大西洋と水平線とビーナスベルトが。

砂丘の上にベンチ、その向こうに大西洋とビーナスベルト

水平線に近い暗い部分が地球の影(地球影)で、それと青い空との間のピンク色の部分がビーナスベルトです。

アメリカ赴任前は、日の出前にこのビーナスベルトを山頂で見るのが楽しみでナイトハイクをしたものでした。

さて、先ほど「去っていった」と思っていたポニーちゃん達、まだ周辺をウロウロしてました。

そして、草を食みながら私の方にノッソノッソと歩いてきました。

草を食むポニー

私の横数十センチ脇を通り過ぎて穏やかに歩いていきます。

なんと温和な生き物なのでしょうか!

表情も穏やかで癒されますねぇ。

優しい瞳をしてる

かといって、触れたり撫でたりしてはいけません。

あくまで彼らは「野生の生き物」。

我々人間が触れることで彼らの運命を変えてはいけないのです。

 

3. Assateagueで星空に見とれる

さて、日が沈んで辺りが暗くなってきました。

星空が見えてきたら、まずは設営したテントと星空を撮影してから、テント内に潜り込み、暫しの睡眠です。お休みなさいzzzzzzzzzzzzz

テントと夜空

2時間ほど眠り、23時の目覚ましで起きた私は、本日のメインイベント開始です!

まずはテント前のテーブルに設置したポータブル赤道儀付三脚を設置、赤道儀の回転体の中心を北極星に合わせてカメラを設置し、早速昇ってきたアンタレス付近に照準を合わせてインターバル撮影開始です。

・・・といっても、一度開始してしまうと他にやることはありません。

そこでいつもの通りもう一つのカメラに三脚を付け、砂丘の上のベンチ付近から、昇ってくる天の川をタイムラプス撮影です。

コチラ☟がそのタイムラプス動画です。

streamable.com

大西洋から昇ってくる天の川。そして水平線を行き交う船。良い感じ。

こちらは200枚の固定インターバル撮影なので、完全に「置きっぱなし」です。

そして私は、テント前のカメラの撮影状況を時々チェックしながら、この置きっぱなしカメラをチェックしながら、そして合間にガスストーブでお湯を沸かし、インスタントコーヒーで暖を取りながら、とゆったり星空観賞です。

これが私の至福の時です。

砂丘のベンチで天の川鑑賞

途中でアンタレス付近を撮っていたカメラの照準がずれてしまうハプニングがあったりしましたが、何とか持ち直して計4時間分ほどの露光時間を得ることができました。

果たして歩留まりはどの程度だったのか、それは無事帰宅後にゆっくりチェックしたいと思います。

星空撮影が終わった後は、「テントと天の川」も撮影します。

テントと天の川

・・・先程の「テントと星空」写真とテントの色が違うのは、画像処理の際にカラーバランスをいじったからです。まあ良いよね。

そしていよいよテント撤収です。テントには夜露がたっぷり付き、その水分が砂を付着させて撤収は難航。。。

できるだけ砂を払い、水分を吸って重たくなったテントは無理やり畳んでザックにそのまま押し込みました。

全ての荷物を車に積み込んだら、いよいよ帰路につきます。

なにせ、今は月曜の朝。出発が遅れると、ワシントンDC地区の渋滞に巻き込まれますから、急がねばなりません!

・・・と言いつつ、以前ロケハンした「Verrazono橋と天の川」の構図も撮りたい!

ということでその写真がコチラ☟です。

Verrazono橋と天の川

15秒程度の露光時間ながら、まあまあの出来ではないでしょうか。

ちなみにロケハンした時の写真がコチラ☟

ロケハン時写真

予想した位置に天の川が昇っていて「してやったり」(笑)

今時は便利なアプリがあって、いつどこに天の川などの天体があるのかを実際のスマホカメラにオーバーレイしてシミュレーションしてくれるヤツがあるのですが、私はそれを使いません。

なぜって「どんな絵が撮れるか」が分かっていたら面白くないじゃないですか。

趣味なので、事前に撮れる絵が分かってしまうより、撮って「予想的中!」って興奮するほうが面白い(笑)

撮りたかった絵は撮り切りました。これで心置きなく帰路に付ける!

ここからアパートまで、途中仮眠と渋滞を挟みながら、4時間程度かけて無事アパートに辿り着くことができました。

 

4. アンタレス付近撮影結果

この遠征を終えてからは1週間のお仕事が待っています。寝不足もあり、月・火は仕事を終えて帰ってきたらバタンキュー状態で、撮影したアンタレス付近の画像を見ることはありませんでしたが、漸く週後半には帰宅後画像を見る余裕が出て来たので、少しずつ画像処理を進め、次の週末で漸く第一弾が完成。

でも、あらためて作品を見ても「うーん、何か違う」と微修正を繰り返します。

そしてなんとなく納得できる作品となったのがコチラ☟です。

アンタレス付近

これは塗り絵ではありません(笑)

だいぶ強調して星雲の色をあぶり出したとはいえ、一応こういう色の星雲がアンタレス付近にはあるんです。

でも、大抵の皆さんは「これ何を撮ったの?」と思うでしょう。

一応星空のどの辺りかをあらためてご説明します。

まず、前日に撮影したBlackwaterでの天の川写真(さそり座の星座線入り)から、一部切り出します。

Blackwaterの天の川

この「拡大図1」は1か月ほど前にノースカロライナの大西洋岸で撮影したものです。

拡大図1

この中の右上にある色付いた領域を更に望遠して撮影したのが先程の写真です。

ちょっとマニアック過ぎますが、要するにこの色鮮やかな領域を写真に写し込みたかった、ということです。

拡大図2

世の中にはこの星空領域のもっと美しい写真が沢山ありますが、これはあくまで自己満足の世界で、私としては、自分の持てる機材、持てる画像処理能力を以て出来上がった成果ということで、「一旦は」満足です。
でも、どんな趣味の世界も欲は尽きません(笑)
新しい撮影機材を購入するために大金を投入する予定はありませんが、もう少し満足できる「アンタレス付近」を切り取るため、撮影スキル・画像処理スキルを上げつつ、より暗い空を探して旅をしたいなー、というのが次の目標です。

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随分長くなりましたが、これにてデルマーバ半島遠征記は終了です。

それにしてもこのデルマーバ半島、日本の皆さんにはほぼ「無名」の存在ながら、非常に高いポテンシャルを秘めています。

アメリ東海岸の旅行を計画されている方がいらっしゃいましたら、是非「行き先候補」に入れてみてください!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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