こんにちは、GreenFielderです!
新月のベストタイミングだった3/1~2の「春の天の川」鑑賞。でもそれに飽き足らず、次の週末に再び天の川鑑賞に出かけてきました。
3/9(日)の零時半、目覚ましでムクリと起き出し、準備をしてシェナンドーへ。
この日は半月よりも明るい月が、5時(この日から夏時間が始まりました)まで沈まず、そして空が明るくなってくる「薄明」が6時頃に始まるため、空が暗いのはたったの1時間。
そんな短い時間のためにわざわざシェナンドーまで行ったのは、理由がありました。
それは、①海抜ゼロメートルより海抜1000メートルの方が空はクリアなのか、②シェナンドーから南東方向を見た時、天の川が街明りに負けず見えるのか、の2つの検証です。
ちょうどこの日のこの時間、Windy.comの予報ではシェナンドー・エリアは快晴となっていたので、1時間とは言え検証のチャンスではないかと。
で、シェナンドーのSkyline Driveにある「Pinnacle Overlook」という展望駐車場に到着してみると・・・

見事に曇ってますねー。。。しかも月が明るくて雲に反射して、星が消されてしまっている。
Windy.comは我を見放したか。。。
本当は、方角的に「Old Rag」という山の真上にさそり座がいる、という構図の写真を撮ろうと思っていたのに、この雲ではさそり座の全貌が見えません。。

Old Ragの真上に到達する前のさそり座、胴体部は雲の中です。。。

こうなると、もうできるのは、雲間に現れているアンタレス周辺のカラフルなところを前回よりも長時間露光しての「ベターなアンタレス(=大阪おばちゃん仕上げにせず美しく色が出たアンタレス)」に挑戦するしかありません。
もう意地になって、雲が流れようが月が明るかろうが、兎に角ひたすら追尾撮影します。ちなみに、最終的には90分間の露光時間を得たのですが、帰宅後写真を見て、雲が流れてたり夜明けが近づき明るくなってしまっていた画像を捨てていったら、60分弱の露光時間しか残りませんでした。トホホ。。。
とりあえず画像処理してみたアンタレスがコチラ☟

前回よりは満足な仕上がり。でもやっぱり普通のカメラだとこのくらいの色味が限界なのかなぁ。。(それでも諦めきれないワタシ)
で、愛機でひたすらアンタレス付近を90分間インターバル撮影している間に、もう一台のカメラで「手動インターバル撮影」を敢行しておりました(笑)
寒い中、何度も「おい、GreenFielder、もうそんなことやめて暖かい車の中でゆっくり寛ごうぜ!」という悪魔の誘惑の声を聞きながら、ひたすら20秒間隔でシャッターを押し続けていました。
その苦労あって、これまで以上に長時間のタイムラプス(☟)が完成しました。
90分間地球が回転した分(つまり22.5度角)のタイムラプスなので、天の川がどのように昇っていくのかが分かりやすいのではないでしょうか。
*おまけ*
さて、前回の記事で「バンビの横顔って?」というコメントを頂きましたので、少し解説させて頂きます。
まず、前回記事で掲載した天の川中心部。

この中央やや左を拡大したのがコチラ☟

この画像の中にあるものを解説したのがコチラ☟

小鹿の横顔のように見えるから「バンビの横顔」というニックネームがついている(*)この領域は、恒星の密集領域です。ちょうどバンビの目のように暗黒帯がポツンとあり、鼻の辺りにも暗黒帯が。
(*)「馬オシ」のウサピリカさんからは「ポニーの横顔」とのネーミングを頂きました!
そしてバンビの横顔周辺には赤い星雲が幾つもあり、賑やかなエリアになっています。
次回にはこのエリアを望遠で切り抜きたい!
ついでに解説すると、前掲のアンタレス付近の写真。ここに解説を入れたのがコチラ☟

点線枠内を拡大すると、

アンタレス周辺のカラフルな領域が分かります。
それを更に拡大すると、

M4と言う番号のついている天体が、一つの星ではなく小さな恒星の集団であることが分かっていただけるのではないでしょうか(デジタル拡大で汚いけど・・・)。
次に撮影の機会があれば、今度はデジタル拡大ではなく望遠レンズでしっかり球状星団の星々が分離した写真に仕上げたいなぁ。
・・・このように、天体を知れば知るほど次を挑戦したくなってしまう、この「天体写真沼」。これは良くないですねー。また鳥さん達に怒られそうだ・・・。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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