こんにちは、GreenFielderです!
時は遡り12/6(金)の夜、私は仕事を終え、万全の防寒対策を整え、おもむろに愛車に乗り、シェナンドーを目指しました。この日、シェナンドー方面の夜の天気は上々、無風で、月が沈む時間も22時と理想的。これはもう星空撮影に行くしかない!
ということで、いつものように三脚、ポータブル赤道儀、OM-1、各種レンズ、その他周辺機材、防寒具、等々を車に乗せて1時間半弱の運転で現場に到着。
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あ、ちなみにご紹介しておきますと、これら星空撮影機材はとっても嵩張るのですべてを手に持ってアパートの地下駐車場まで行くのは大変なので、数か月前に買った「買い物用キャリア」を車までの搬送ツールとして使っています。

このキャリアは畳んで車のトランクに積むことができるのでとっても重宝しています。そして、買い物でペットボトルのパックなどの重量物を部屋まで運ぶのにもとっても便利です!
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・・・話が逸れました。
今回の目的地は山の上にあるSkyline Driveの駐車場ではなく、麓の「Sperryville」という町の外れにある丘です。牧場の入り口になっていましたが、柵は閉まっていて、手前まで道が舗装されているので、車を停めて三脚を設置するのにも安心です。
空には雲もなく、空気も澄んでいるように感じられました。そりゃそうですよね、なにせ気温はマイナス5度。。最大限の防寒着を着こみ、手袋をして、機材を設置・調整していきます。
今日のターゲットは「オリオン座周辺星雲たち+すばる」です。(欲張り過ぎ)
今日は兎に角「沢山撮る」が目標。これまでの経験から、赤道儀の追尾精度による歩留まり(各種要因により星が流れたりブレたりしてボツにならない写真の比率)が約50%です。で、最低10枚はコンポジットしたいので、最低撮影枚数は20枚。これを60秒/枚で撮影するわけですから、1対象当たり20分以上必要なわけです。しかも、各対象に照準・ピントを合わせる作業が結構面倒なので更に時間が掛かります。最初にオリオン座三ツ星周辺を気合入れて60枚も撮ってしまったもんだから、それだけで1時間消費、更に低温により赤道儀に給電していたポータブル・バッテリーが途中で止まるハプニングも有ったり(車中で温めたら復活)、ということで、結果的に22時~2時半まで撮影に没頭しました。。
・・・この間ずっと外にいたら凍死してしまいそうでしたが、幸い車をすぐ近くに停められる環境だったので、インターバル撮影を仕掛けては車内で暖房をつけてぬくぬくと過ごす、というサイクルを繰り返したので、全く苦になりませんでした。
苦になるどころか寧ろ撮影された画像をチェックして、星雲がボンヤリ写っているのを見て興奮しまくりです(笑)
ということで、撮影枚数には満足しながらも個々の写真の出来(歩留まり)を心配しながら帰宅、翌土曜に早速画像処理をしました。
そして出来上がった画像がコチラ!
まずはオリオン座の三ツ星周辺を大きく写した画像。

中央上部に斜めに並んでいるのが三ツ星で、一番下の星周辺に「燃える木星雲」と「馬頭星雲」、そこから右下に下ると「オリオン大星雲」があります。
更に、左端に薄っすら写っている赤い帯が「バーナードループ」という大きな星雲の一部と思われます。
次に、「燃える木星雲と馬頭星雲」。

馬頭星雲も、前回よりくっきり形が出てくれたと思います。
そして、リゲル周辺の「魔女の横顔星雲」。

前回の写真は、実はむりやりこの星雲を目立たせるために星雲部分だけ際立たせる「インチキ処理」を施したのですが、今回はそういう処理はせず、画像全体で強調処理することで、この形が浮き上がってきました!
そして最後に、オリオン座から離れて「すばる」です。

これまで最大望遠で撮影していたすばるですが、今回は焦点距離を若干短めにして撮影してみました。そうすることで、OM-1の「星空オートフォーカス」が機能してくれるからです(望遠を伸ばすとF値が上がりピントが合わなくなる)。
やはり予想した通り、光害の少ない、澄んだ空でじっくり時間を掛けて撮影すると、このすばる周辺の青い星雲が写ってくれるんですね!撮った直後の背面液晶でこの星雲が写っているのを確認して興奮を覚えました(笑)
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さて、このように大満足の成果が得られた私は、「天体写真の師匠」(勝手に私がそう言っているだけ)である、「龍之介さん」の同じ対象同士の比較をしてみたくなりました。前回記事の通り「ブラックフライデー」でポチったものの中に「42インチ4K、Amazon Fire TV」というのがありまして、早速「この大画面で星空を比較してみよう」と考えたわけです。

その比較画像を以下に示します(比較画像は龍之介さんのnoteからお借りしました)。
1. オリオン大星雲

2. 魔女の横顔星雲

3. すばる

・・・まあ、明らかに見劣りするわけですけれど、個人的にはもう大満足なんです。なにせ、撮影機材に掛かっているコストが違いますからねぇ。
龍之介さんは、お使いの機材や画像処理ソフトを諸々含めると、相当な費用が掛かっていると思うのです。それに対して、私はおそらくその1/5程度のコストのはず。
しかも私の機材・ソフトは(赤道儀を除けば)昼間の他の被写体でも使えるものです。つまり、多くの被写体の中の「One of Them」として、ここまで天体写真を楽しめてるわけですから、私としてはもうこれ以上を望みません。
龍之介さんの天体写真は「どれだけ拡大しても美しい」一方で、私のは拡大すればするほど「粗が目立って見てられない」写真なのですが、でも、ここまで出来たらもう上出来でしょう!
ということで、今年の星空・天体撮影はこれで終了だと思います。
来年になると、また別に撮りたい星空・天体写真の被写体があるんですよねー。野鳥撮影だと季節ごとに対象(鳥種)が異なるように、星空・天体写真も季節ごとに違う楽しみがあるので、まだまだ写真趣味、続きそうです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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