こんにちは、GreenFielderです!
前日の夜はあいにくの雲で殆どオーロラを鑑賞することができませんでした。
(前回記事はコチラ☟)
私にとってはオーロラ鑑賞最後のチャンス。今宵はオーロラを眺めることができるのでしょうか?!
1. 天気予報
実は私、今回のイエローナイフ行きを決行するかキャンセルするかをまだ悩んでいた1週間前から、現地の雲量予報をWindy.comでチェックしておりました。
Windy: Wind map & weather forecast
だって、現地が晴れそうかどうかはDecision Makingに重要じゃないですか!
日が近づくにつれて分かってきたのは、「ツアー初日はドン曇り、2日目は夕方から晴れ間が広がる」ということでした。つまり、2日目にはオーロラ鑑賞できる可能性が高いわけです。これもまた、私が決行を決めた大きな要素でした。
2日目の日中、私は部屋で仕事をする合間に再び周辺散策をしてみることにしました。目的の一つが「観天望気」。・・・まあそんなことができるスキルは無いんですけれどね(笑)
昨日と同様、美しい黄葉の中を歩きます。

そして昨日と違うのは、雲が少ないということ。

お日様に照らされた黄葉が何とも美しい。





雲は全天の30%くらいでしょうか。予報ではこの時間でも結構な雲量があるはずですが、それでもこの程度です。これは期待が持てるかな?!
2. 出発
部屋に戻って夜を待ちますが、夕暮れ時に再び雲が増えてきました。父は大変心配そう。まあそうですよね、再度この地を訪れるのはかなり難しいでしょうから。
・・・と思っていたのですが、後で聞いたら「帰国後に仲間とオーロラ鑑賞報告会をする予定を組んでしまっていた」から焦っていたと(笑) そんなオチかい!
それでも日没後には再び晴れてきて、出発前には既に幾つかの星たちが見えるようになってきました。そうなると星空写真を撮りたくなります!ピックアップ時間の15分程前に、ホテルの外で「夜景試し撮り」と称してホテルの前の高台から景色を撮ってみることに。

いいですね~、かなり晴れてる!
そうこうしているうちにピックアップ時間となり、大塚さんが現れました。では早速行ってみましょう!
3. オーロラの始まり
昨晩と同様に隣のホテルのご夫妻も乗せて、大塚さん+5名でミニバンに揺られてイエローナイフの町を離れていきます。
運転中に大塚さんから、「2日ほど前に太陽フレアが発生したから、今夜はもしかしたらオーロラが躍動するかもしれない」との情報。是非そうなって欲しい!益々期待が膨らみます。ちなみに、今晩オーロラが最も活発になるのは夜11時~深夜くらいとの予想だそう。なるほど、それまでは助走期間なわけですね?
数十分車は走り、とある湖畔に停まりました。まずはこちらで様子を見よう、とのことです。既に車の窓越しにも空に沢山の星が瞬いているのがわかっていたので、急いでミニバンの外に出て空を見上げると、、

おおおおっ!!!素晴らしい!!
天の川が立ち上がり、周辺の星々までがクッキリ見えます!
しかも、下の方には微かにオーロラが映りこんでる!
ここから私の撮影会が始まりました(笑)

北天の天の川とオーロラが交差、その下には湖畔のボート。素敵!(自画自賛)
いやー、この星達とオーロラの競演、素晴らしい!
さて、大塚さんは次の目的地への移動を促します。大塚さん曰く、湖畔は多くの移動型ツアーの目的地となっていて、今晩のような晴れた日にはツアー客がわんさかきて騒々しいから、静かに鑑賞できる場所まで行きましょう、とのこと。
更に数十分移動して到着したのは、確かに静かで他のツアー車両が立ち寄りそうにない場所でした。
ここまでの移動中にも徐々に濃くなってきたオーロラをバックに両親のシルエットをパチリ。

でも、この時点でも肉眼で見えるオーロラは「白」です。大塚さん曰く、オーロラ写真が出回り過ぎて、みんな「オーロラは緑色に見える」と思っているが、実際は白く見えるとのことでした。オーロラに色が付くのはカメラが長秒露出することで色情報を肉眼より多く取り込めるからだとか。なるほど、確かに天の川だって肉眼ではああは綺麗に見えないですからね。

天の川と色濃くなったオーロラがクロスする絵が好みになりました。そして、オーロラの筋はどんどん伸びて、遂に南天の天の川もクロスし始めましたよ!

更に時間が経過してくると、カメラに赤いオーロラが映り始めました!

大塚さん曰く「このオーロラの筋がまだ北の空にあるが、これがだんだん南の空に寄っていき、そこでエネルギーをため込んでから一層活動が活発になる」とのこと。確かにオーロラの筋が徐々に南に移動しているのが分かります。

☝の写真では、右下から左上にかけて、木星・すばる(プレヤデス星団)・アンドロメダ銀河が写っていてなんとも美しい。
天頂の天の川をクロスするオーロラの筋もだいぶはっきりしてきましたね!

もうこの時点で私は大満足で、うっとりとこの夜空を眺めていました。氷点下に近づき体が冷え切っていることも忘れて。
4. オーロラ爆発
うっとりと空を眺めていると、大塚さんが言いました。
「そろそろ来そうですね。」
そして、車が停まっている場所と道路を挟んで反対側から観察していたご夫妻から
「こっちからだとオーロラが良く見えますよ!」
え?ここからでも十分オーロラは見えますけど?と思いつつ道路を渡って振り返ってみると・・・

うわぁぁぁ!肉眼でもくっきり見える「オーロラ・カーテン」!!
これ、まさに図鑑とかで出てくるオーロラじゃないですか!しかもそのオーロラ・カーテンが揺らいでます。この時点では肉眼でもはっきりエメラルド色に見える明るさ。
ここからこのオーロラの動きを追うべく定点連写します!
やがてカーテンの2本目が出現し、、

手前のカーテンの一部が消滅すると、今度は画角中央付近が成長して、、

一気に天頂方向へカーテンが伸び、、

そして大爆発!

実は、このオーロラ爆発の過程で、私のカメラ設定は当初の20秒・ISO 6400から、3秒・ISO 2500まで露出を下げました。何故ならオーロラが明るすぎて白飛びしてしまうから、そしてオーロラの動きが余りに活発で、長秒露光するとオーロラが流れてぼんやりとしてしまうからです。そのぐらいオーロラ爆発すると空が明るくなるんです!
もはや全天に広がったオーロラ。まさに「降り注ぐ」という形容詞がぴったりくるくらいの圧倒的・威圧的な光景でした。ある程度写真を撮ってからは、暫し肉眼でこの現象を息をのんで見続けました。
両親も同じく空を見つめていました。きっと父も大満足であったでしょう!

暫しオーロラ爆発を鑑賞しました。時刻は2時を回っています。

ここで、これまで写真を撮り続けていたZ50のバッテリーが切れます。私は急いで愛機OM-1に換装して撮影を続けます。

ここで気付く方もいらっしゃるでしょう。OM-1はZ50とはオーロラの色味の出方が変わりました。なんなら黄色い光も捉えています。一方で緑色が薄くなりましたよね。
カメラ・メーカーによって、色味の出し方が違うということなんでしょうね。
5. オーロラの余韻
大塚さん+5人だけで静かにオーロラ爆発を鑑賞することができました!大塚さん、ありがとう!
すると、大塚さんが「次の場所へ移動しましょう」と促します。今度は湖畔に向かってみようというのです。
再び車を走らせて向かった先は、オーロラ鑑賞ツアーのバスが数台停まる湖畔の駐車場でした。沢山の観光客やガチのオーロラ撮影者が所狭しと湖畔に集まっています。その中を縫うように水辺まで行き、再びオーロラ撮影開始!


更に場所を移動して、今度は小さな池のほとりに着きました。
ここには他のオーロラツアー客はおらず、比較的穴場のようです。そしてここで「オーロラ・リフレクション」写真を撮影!

更に振り返って、同行のご夫婦のシルエットと昇ってきたオリオン座を添えて。

もう満足を通り越しました(笑)
思い残すことは何もありません。このご夫婦は朝5時半頃発のフライトで帰らねばならないとのことで、3時までにホテルへ戻りました。
そして、今晩がツアー最後となる私(両親は明晩までお世話になる)は、大塚さんに賛辞を述べて、オーロラ・ツアーを終えたのでした!
こうして私は最高過ぎる成果を以てイエローナイフでの行程を終了することができたのでした。これは間違いなく一生ものの記憶となるでしょう!
次回記事では復路での災難につき語ります。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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