ども、さんぺいです。
沖縄そばとひと口に言っても、具材によって様々な種類があります。
有名なのがソーキそば、三枚肉そば、ゆし豆腐そばですが、中でもユニークなメニューが野菜そば。
「肉野菜そば」「肉そば」とも表記され、肉野菜炒めを沖縄そばにオンするという豪快な料理です。
沖縄そば版「二郎系」とも例えられ、そのジャンクな味わいは沖縄そば専門店よりもむしろ食堂などに名作が多いかもしれません。
スープ、麺、肉野菜炒めが織りなすカオスな美味しさ。
今回はお薦めの7店を紹介します。
1.前田食堂

okinawasoba.hatenablog.comまずここは押さえておきたい、大宜味村の『前田食堂』。
1972年創業のまさにレジェンドで、牛肉ともやしを載せた沖縄そばが名物。
牛もやしと言えば『前田食堂』です。
その特徴は、てんこ盛りのもやしに、胡椒を効かせまくるスタイル。
オリジネーターであり孤高の存在。
そのため、以後「前田食堂インスパイア系」の店を多く生み出しました。
沖縄そばは、豚肉を具材にすることが多いのですが『前田食堂』は牛肉を用いるのがもう一つの特徴。
存在感のある牛肉を合わせることで、よりパンチがあって、ボリューミーな一杯になっています。
スープは、豚骨ベースのあっさりとしたタイプですが、大量の胡椒ともやし炒めのエキスが合わさることで、強烈なパンチへ進化しています。
醤油も効いていて、このジャンクさが最高。
辛い、けどまた飲みたくなる、中毒性の高い名作です。
2.すずらん食堂

okinawasoba.hatenablog.com肉野菜そばは、山を眺めるように「美しさ」が重要だと思うのですが、ルックスが完ぺきなのが那覇市の『すずらん食堂』。
50年以上のキャリアを誇る、沖縄食堂を代表するお店で、ボリュームも最高。
どうですか、まさに絵に描いたような肉野菜そば。
野菜もスープも、今にも器からこぼれそうです。
私は、沖縄そばを食べる時は初めにスープを飲む流儀なのですが、これはさすがに無理かも。
まずは野菜からいただきます。
葉野菜、ニンジン、玉ねぎ、ネギ、そして胡椒の効いた豚肉が、これでもかと沖縄そばにオンされています。
食べても食べても減らない野菜炒め。
気分はエベレストの登山のよう。
野菜、野菜、肉、野菜、そして麺。
「肉野菜そば」には理屈じゃない、体当たりの旨さがあります。
これは食べないと分からないはず。
3.沖縄そば 咲樹

okinawasoba.hatenablog.com肉野菜そば好き界隈で、最近評判になっているのが宜野湾市の『沖縄そば 咲樹』。
2018年から沖縄そば専門店となったお店で、白濁したコクのあるスープに照喜名麺の沖縄そばが人気です。
どの沖縄そばも美味しいのですが、肉野菜そばも最高なんです。

ポイントは、野菜炒めのシャキシャキ感。
キャベツにニンジン、もやし、ネギ、とにかく野菜がてんこ盛りの一杯。
野菜炒め自体は優しい味付けなのでボリューミーですが、どんどんいけます。
三枚肉を合わせることで豚肉の美味しさもプラス。
後半からは、野菜炒めと、スープ、麺の混然一体のジャンクでカオスな美味しさを堪能します。
野菜炒めの汁で、甘味・旨みを増したスープが最高。
野菜そば好きなら是非訪問してほしいお店です。
4.みどり屋食堂

okinawasoba.hatenablog.comここも外せないよなと思うのが、宜野湾市の『みどり屋食堂』。
創業から50年以上と、地域の胃袋を支えてきた名店。
野菜そばだけでなく、大盛のカツ丼や黄色いカレーなど名物料理が多数あり、熱烈なファンが多いことでも知られています。

シャキシャキのキャベツにもやし、玉ねぎ、ニンジン、豚肉にポーク。
「考えるな感じるんだ!」燃えよドラゴンの名言を思い出します。
『みどり屋食堂』は豚肉多めの仕様。
細かく切られており、食べやすいサイズ感。
食べても食べてもなくならない豚肉は、ボリュームあります。
野菜炒めの汁が溶けだしたスープは、茶褐色となり、たまらない旨さに。
味は濃いめになりますが、油のくどさはなく、さらっとしたスープです。
もう一つ有名なのが「黄色いカレー」。
昔ながらのとろみのある優しい味のカレーライスです。
5.味処まるなが

okinawasoba.hatenablog.com野菜そばの魅力は何と言ってもそのボリュームですが、他を圧倒しているのが沖縄市『味処まるなが』の野菜そば。
サイズが(大)(中)から選べますが、(中)はもはや(中)サイズではない。
サイズの概念を疑うほど大盛りで出てきます。
くり返しですが、これが(中)サイズ。
まるでチョモランマのよう。
とにかく具沢山で、なかなか麺に到達しないんです。
野菜の部分は、しっかり濃いめの味付けでパンチが効いています。
この野菜炒めの汁や油が遠慮なく沖縄そばのスープに混ざり合い、濃度は2倍に。
でもその濃いスープが堪らないのだ。
沖縄食堂の良さを堪能できる『味処まるなが』、是非お腹を空かせて訪問してみてください。
6.かよい船

okinawasoba.hatenablog.com最近、私のお気に入りは、浦添市牧港にある『居酒屋かよい船』。
夜は人気の居酒屋で、昼営業で沖縄そばや定食を提供しています。
沖縄そばファンは知らない方もいるかもしれませんが、実は肉野菜そばがヤバいんです。
どうですかこの盛り。
野菜そばは、野菜炒めを沖縄そばにオンする料理で炒めものの加減が重要なポイントです。
そこは熟練の居酒屋さんだけあって、大きなフライパンで、シャキシャキに、そしてしっかりと火を通す絶妙な仕上げ。
もやし、ニンジン、キャベツ、玉ねぎ、ネギ、ニラ、豚肉。
店によって具材のバリエーションが違いますが、『かよい船』の肉と野菜の比率は完ぺきに好みでした。
この肉野菜炒めを受け止めるスープがまた特徴的。
白濁した豚骨をベースにした動物系のスープ。
飲んだ瞬間ガツンとくるインパクトがあります。
つぎ足しで作っているそうで野性味を残したスープは、繊細とは逆サイドの引力があります。
飲み出したら止まらない旨さ。
7.嘉手納そば

okinawasoba.hatenablog.comラストは、いわゆる本当に普通の沖縄そば屋さんなんだけど、直球が素晴らしい『嘉手納そば』。
1983年創業で、長く愛されている理由は、野菜そばを食べればきっと分かると思います。
美しい、「これぞ野菜そば」と言いたくなる盛り付け。
キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、もやし、ネギ、そして豚肉。
様々な食感が織りなす、食のカーニバル。
シャキシャキ感もあって、野菜炒めがとにかく美味しい。
味付けは優しめで、野菜本来の甘味が楽しめます。
スープは、鰹出汁の効いたあっさりとしたタイプ。
初期段階で野菜炒めのエキスがスープに溶け込んで、円やかで甘味のあるスープに。
この一体感が魅力なんですよね。
野菜を食べ進めて、待望の麺を啜る。
まさに満腹な幸福感で、満福の野菜そば。
ガッツリいきたい時にお薦めです。
【PR】

さんぺい初の著書が2025年7月に出ました。
さんぺいお薦めの沖縄そば屋さんの紹介はもちろん、麺やスープ、具の種類についても解説しています。
これを読めばもっと沖縄そばが楽しくなるはず。
是非手に取ってみてください。