ども、さんぺいです。
今回は、沖縄そばの中でもちょっと変わったイカ墨を使った沖縄そばを紹介したいと思います。
沖縄そばのスープは一般的に鰹節や昆布、豚骨で出汁を取ります。
専門店や食堂、家庭で食べる沖縄そばの出汁の基本はだいたい同じです。
ところが、中には突然変異的に変わった沖縄そばが生まれることも。
www.maff.go.jpイカ墨汁は、もともと沖縄にある郷土料理で、イカ墨を用い、イカや豚肉を具とした汁物です。
コクのある味わいが特徴で、沖縄の料理の中でも特別なご馳走。
そんなイカ墨汁と沖縄そばを融合させたのがイカ墨そばというわけ。
今回は、イカ墨を使った沖縄そばやジューシーが食べられるお店を紹介します。
1.八重善(やえぜん)

okinawasoba.hatenablog.com
イカ墨そばの元祖と言われているのが本部町の『八重善(やえぜん)』。
創業1995年のベテラン店、長年のキャリアは、イカ墨が単なる思いつきではなく、名作として定着している証拠です。
1日限定10杯のイカ墨そばは、一見、濃いスープをイメージしますが、意外に飲み口は穏やか。
味付けはあくまでソフトに、イカ墨のコク、旨みが広がっていきます。
他では味わえないイカ墨特有のコクが最大にポイント。
ホントうっとりするような美味しさなんです。
歯が真っ黒になることは避けられませんが(笑)
そんなこと気にならないぐらい美味しい。
塩味中心に優しい味付けで、円やかなスープになっています。
イカ墨汁に沖縄そば麺を合わせたとか、そんな単純な話じゃなくて。
スープ、麺、具材のバランスが緻密に計算された、完成度の高い一杯。
さすがベストセラーの逸品。
2.パパイヤとスブイ

okinawasoba.hatenablog.com具に冬瓜(スブイ)を用いるなど斬新なメニューを提供している『パパイヤとスブイ』。
お店は、宜野湾市の「ぎのわんゆいマルシェ」内にあります。
複合施設になっているので駐車場も広め。
訪問の際も駐車の心配がないので安心です。
イカスミそばは、イカ墨のコクが堪らない一杯。
具材には、しっかりイカも入っていて、豚肉のラフテーが入っているのも特徴。
具も食べ応えがあります。
さらに、提供時に鰹節をそのまま載せて風味をプラスしています。
『パパイヤとスブイ』では、自家製の生麺を使用しているのもポイント。
沖縄そばとしては細めの麵で、生麺の特徴を生かした、プリっとした食感が印象的です。
細かく入った縮れが、暴れるような食感を生み出します。
さらにパンチが欲しい方は、ニンニクをプラス。
その場でおろすので、抜群に食欲を刺激します。
3.ちょーでーぐぁ(温)

okinawasoba.hatenablog.com同じイカ墨でも、スープの方ではなく麺に応用するお店も。
西原町の『ちょーでーぐぁ』では、イカ墨を沖縄そば麺に練り込んだ変わった沖縄そばを提供しています。
2025年に行われた「第1回沖縄そばグランプリ」では、1位に選ばれるなど実力店。
出てきた時のインパクトがなかなか凄い。
真っ黒な沖縄そばとか、見たことないルックス。
これはちょっと味の想像がつかない、ブラック沖縄そば。
よく見ると、実はスープ自体は透明。
見た目どおり、凄くクリアな味わいです。
魚介系の出汁が効いていて、スッキリとしていながらじんわりと広がる出汁の旨み。
麺は、ひと口食べてすぐ気づく、イカ墨の風味。
麺自体の味がしっかり感じられて、イカ墨のコクと、少しの塩気があって。
この麺が、あっさりスープに、めちゃくちゃ合います。
4.ちょーでーぐぁ(冷)

okinawasoba.hatenablog.comさらにもう1軒も西原町の『ちょーでーぐぁ』。
面白いのがイカ墨麺の沖縄そばは、温だけでなく冷もあるんです。
冷製のイカ墨麺の沖縄そばを、麺つゆと、とろろ、納豆でいただく、軽く想像を超えてくる一杯。
冷やすことでさらに歯応えが強くなり、生麺の特徴を上手く生かしています。
また、イカ墨麺の美味しさをよりストレートに感じることができます。
よく混ぜた納豆・とろろを豪快にイカ墨麺へ。
麺つゆと合わせればカオスな美味しさに。
この美味しさは食べてみないと分からないはず。
『ちょーでーぐぁ』でも熱狂的なファンの多いメニューです。
5.うるまの島そば海をのむ

okinawasoba.hatenablog.comイカ墨をアレンジしたのは沖縄そばだけでなく、ジューシーも。
宮城島の『うるまの島そば海をのむ』では、イカ墨を使ったジューシーを提供しています。
うるま市の「海中道路」と呼ばれる沖縄本島と平安座島を結ぶ道路で島へ渡り、平安座島の次の島、宮城島の一角にひっそりと佇むように店はあります。
沖縄そばも特徴的で、「海をのむ」の名前のとおり動物系の出汁を使わず魚介系オンリーのスープ。
さらに、沖縄の海の具材が満載で、もずく、海ぶどう、アーサと3つも載っています。
珍しい、イカ墨のジューシー。
見た目よりもずっと優しい味で、コクはしっかりですがクセは全然ないです。
パラっとした仕上がりも好みでした。
沖縄そばとも良く合うのでセットでお薦めです。
6.波路(なみじ)

okinawasoba.hatenablog.com同じイカ墨ジューシーでも、硬めのジューシーではなく柔らかな雑炊タイプのジューシーもあります。
久米島の人気海産物のお店『波路』で、「ぼろぼろジューシー」タイプのイカ墨ジューシーをいただきました。
珍しい「海鮮そば」。
海鮮系の出汁がギュッと濃縮されたような美味しさです。
かなり濃厚な出汁。
麺は中細でモチっとしていて歯応えもあり、よくスープとも絡みます。
ジューシーはいわゆる「ぼろぼろじゅうしぃ」と呼ばれるタイプで、汁気多め。
柔らかい雑炊タイプ。
イカ墨のコクが特徴的なジューシーでした。
ジューシーでも色々なタイプがあるのが面白いところですよね。
7.沖縄そば華

okinawasoba.hatenablog.com2025年11月16日の記事でも挙げたばかり。
浦添市前田の新店『沖縄そば華(はな)』でも、イカ墨ジューシーをいただきました。
沖縄そばの専門店はたくさんあるのですが、イカ墨のジューシーが食べられるお店は少なく貴重です。
『沖縄そば 華』では、鰹、鯖、昆布、豚、あごだし、椎茸などで出汁を取っています。魚介系をメインに重層的な出汁になっていて、サラッとしていますが、厚みのあるスープ。
そこに、多加水麺を合わせ、プリっとしてコシがしっかり。
縮れ、捻じれの入った中太麺で食べ応えもあります。
ジューシーだけでなく、こだわりが詰まった沖縄そば。
ジューシーは日替わりで提供され、イカ墨のほか、あぐージューシー、フーチバージューシーがあります。
お米は国産コシヒカリを使用。
素材にもこだわりが。
イカ墨ジューシーは、味付けしっかり目で、コクがかなりあります。
しっとり食感で、イカ墨の旨みが最高でした。
okinawasoba.hatenablog.com「ちょっと変わったイカ墨そばの世界」いかがだったでしょうか?
ノーマルな沖縄そばも良いですが、山羊そばやアーサそば、フーチバーそばなど沖縄独特の素材と掛け合わせたそばも面白いですよね。
特に「イカ墨」は、沖縄に来たら是非味わってほしい絶品。
「イカ墨そば」があるお店を見かけたらチャレンジしてみてください。
【PR】

ノーマルの沖縄そばはもちろん、ゆし豆腐そば、てびちそば、様々な種類を網羅した沖縄そば本です。
沖縄そば初心者からマニアまで楽しめる内容になっていますので、是非手に取ってみてください。