ども、さんぺいです。
沖縄そば屋さんの店舗ってどんなイメージでしょうか?
町の食堂のようなスタイルもあれば、最近ではちょっとお洒落なカフェ風の店もありますよね。
1990年代後半から沖縄の古い家屋を用いた沖縄そば屋が増えてきました。
『真壁ちなー』や『すーまぬめぇ』、『しむじょう』『屋宜家』などが有名です。
古い建築物は木造で維持費がかかることもあり、保存がずっと課題になってきました。
沖縄そば屋として活用することで、歴史的な建築が保存でき、お客さんにも喜ばれて一石二鳥。
私は、沖縄らしい歴史や文化の残し方だなと思っています。
今回紹介するのも、うるま市の浜比嘉島で100年近くの歴史を持つ建築を使用したお店です。
店の名前は『てぃーらぶい』。
「てぃーらぶい」は島の方言で、「ひなたぼっこ」を意味するそうです。
浜比嘉島は、沖縄本島から「海中道路」を渡って、平安座島を経由し行くことができます。
沖縄自動車道「沖縄北IC」から車で45分ほど。
豊かな自然が残る、魅力的な島です。
お店は、景観に溶け込み、まさに沖縄の古民家をそのまま生かしたつくりでした。
沖縄の歴史や文化の呼吸まで感じられるような雰囲気。
店を囲む立派なフクギの木が印象的です。
店は集落の中にありますが、近くに駐車場も用意されているので、自動車での訪問も安心です。
クーラーなどの空調は現代的に整備されていますが、外観、内装含め昔のままを保った建築。
タイムスリップしたように、昔の沖縄を感じることができます。
席は座敷が基本で、大小の机の席があります。
複数人での訪問も可能。
家族連れも利用しやすいと思います。
観光で利用される方も多いので、丁寧にメニューの説明もしてくれます。
きめ細かい接客が印象的でした。
クバの扇を使ったメニューがお洒落ですね。
沖縄そばは、中身そば、塩ソーキそば、醤油ソーキそば、全部載せそばから選ぶことができます。
小鉢や甘味が付いたセットが人気で、ほとんどのお客さんがセットを注文していました。
今回は、セットメニューで、塩ソーキそば1480円をいただきました。
塩味の本ソーキが載った沖縄そばに、大根しりしりーともずく、ジーマミ豆腐揚げ、紅イモのナントゥが付いたセットです。
沖縄そばは、豚、鰹などで出汁を取ったスープ。
はっきりとした旨味で、鰹など魚介系の出汁を強く感じます。
グイグイ引き込まれるような味クーターなスープ。
コクがあって飲み応えは抜群。
パンチもあるのですが雑味がなくて、すごく丁寧に作られたスープです。
麺は、中細で角があまりなくソフトな口当たり。
手もみの形状で、ウェーブが丁度啜った時のアクセントになっていて、とても心地良いんです。
この麺はハマる。
もっちり感もあって美味しい麺でした。
本ソーキは、味付けが塩と醤油から選べるのですが、塩をチョイス。
上品な味付けで、沖縄そばとのバランスもよく本ソーキの美味しさが堪能できました。
歯応えを残した、噛みしめて美味しい本ソーキ、お薦めです。
沖縄そばの具材としては珍しく小松菜とにんじんが載っています。
苦味がアクセントになっていて、沖縄そばに広がりを与えてくれます。
具が豊富なので最後まで色んな楽しみ方ができるのも『てぃーらぶい』の特徴。
玉子焼きは、これまで食べた中でも最大級の大きさ。
おそらく卵1個まるまる入っていると思われる厚みのある玉子焼き。
ふっくらとした玉子にスープを吸わせて食べると美味しいんです。
大根シリシリーは、大根ともずく酢を和え物にした一品。
上品な味付けで、さっぱりといただけます。
面白かったのがジーマミ豆腐。
落花生を使った沖縄定番の料理ですが、揚げているのがポイント。
衣はカリカリで、中はフワフワというギャップが堪らない。
沖縄そばのスープに浸して食べても美味しいです。
「ナントゥ」は沖縄伝統の餅。
それを紅芋でアレンジして作られていて、優しい甘さとねっとりとした食感が特徴です。
こうして沖縄そばと合わせて、伝統料理も味わえるのが良いですね。
まずシチュエーションが最高な沖縄そば屋さん。
浜比嘉島の自然に囲まれた、築100年近くなる古民家でいただく沖縄そば。
テーブルごとに写真撮ってくれたり、丁寧な接客も印象的でした。
沖縄そばは豊富な具材で、最後まで飽きる事なく楽しませてくれます。
特にセットメニューはデザートまで付いて、満足度抜群でした。
美しい自然が残る浜比嘉島散策とセットでお薦めです。
【うるま市の沖縄そば一覧】
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