ども、さんぺいです。
特にここ最近、いわゆる「アレンジ系沖縄そば」の新店に対して、ネットでの厳しい意見を見かけます。
「どこどこの沖縄そばは、沖縄そばではない」とか「美味しくない」とか。
私も「〇〇の沖縄そばについてどう思いますか?」とよく聞かれます。
「アレンジ系」や「進化系」の沖縄そばについて、私のスタンスは、結局のところお客さんが受け入れるかどうかかなと(逃げのようでもありますが)。
美味しかったり、納得感があれば定番化していくし、美味しくなければ自然と淘汰されていくもの。
外野が「あれは違う」と言っても、美味しければリピートするわけで。
実は沖縄そばの「アレンジ系」は今にはじまった事ではなく、歴史があります。
浦添市の『てだこそば』、創業は1993年、キャリアは30年を超えます。
個性的な動物系のスープや、自家製の生麺は、創業当時はかなりのインパクトでした。
冷やし沖縄そばを出したり、沖縄そばに関する新しい試みがたくさんあります。
そんな『てだこそば』が30年を迎え、ずっと繁盛しているのを見ると、今の状況も少し冷静に観察できるのかなあと思っています。
場所は、浦添市立図書館近く、市民ホールや美術館が隣接する地域になります。
いつも地元客で溢れる人気店で、この日もピークの時間帯を過ぎてもお客さんで満杯でした。
店舗前に駐車場が用意されています。
沖縄そば屋あるあるなのが、芸能人やスポーツ選手などのサイン色紙。
例外なく『てだこそば』も壁一面にサイン色紙が貼られていました。
いつも家族連れが多い印象があって、親しみやすい雰囲気なので利用しやすいんでしょうね。
席は、テーブル席、カウンター席、小上がりの席があり、大人数でも、ひとり客でも安心して利用できます。
カウンター席も席数多め。
平日は、サラリーマンの姿も多いです。
『てだこそば』のメニューです。
基本の三枚肉そば、本ソーキそば、軟骨ソーキそばに加えて野菜そばも。
変わったところで、麻婆風の豆腐そばや、ピリ辛まぜそば、よもぎそばなんてメニューも。

「冷やし」の沖縄そばを考案したのも、『てだこそば』が先駆けだったように思います。
ノーマルに、よもぎそば、冷やしトロロ、冷やしトロロ納豆などバリエーションも豊富です。
今回いただいたのは、沖縄そば界の衝撃作と言って良いでしょう「納豆そば」800円です。
以前から存在は知っていて、これは絶対にいつか食べたいと思っていた一品。
ようやく到達することができました。

沖縄そばのスープは豚骨をベースにしていて、白濁したタイプ。
一見濃厚に見えますが、飲み口はサラッとしていて、しつこい感じは全然ありません。
凄く円やかで、油分は少な目なのでこってり感はなく、もうどんどん飲み進められます。
もちろん、豚のワイルドさは残しているので、コクがしっかり。
塩味もきつすぎず、素直に豚骨の美味しさを味わえるのが好みです。
『てだこそば』と言えば、自家製の手打ち麺が有名。
生麺の特徴を生かし、ツルっとした口当たりで、伸びやかなコシのある麺。
中細のかなり平たく薄い麺で、この形状が独特の食感を生み出しています。
力強い麺で、抜群の満足感です。

そして、具材の納豆。
大きさは中粒で、スタンダードな納豆のイメージです。
一般的なタレのように味が付いていて、それが沖縄そばにオンされているスタイル。
一緒に食べることで、沖縄そばにとろみが出ますが、そもそもベースのスープ、麺が強いので、思っていた以上に納豆一色という感じではありませんでした。
もともとがしっかりしている沖縄そばの美味しさに、納豆の風味がプラスされた感じ。
考えてみれば納豆自体も美味しいので、トッピングしたらそりゃ美味しいわけで。
劇的に変化するといった感じではないのですが、納豆好きなら間違いなく美味しく食べられます。
サイドメニューには、こちらも『てだこそば』名物の餃子。
この辺も他の沖縄そば専門店にはない個性的な部分。
皮がかなり厚めで、もちもちしているのが特徴です。
餡は、大振りの豚肉がゴロゴロと入っていて、ニラのパンチ力も健在。
肉汁が溢れ出す、満足度の高い一品です。
数ある沖縄そばの中でも、個性派と言える「納豆そば」。
ベースの沖縄そばがしっかりしている事もあって、納豆に持っていかれず、きちんと着地してる印象です。
なにより長年レギュラーメニュー化していることから、安定してファンがいるはず。
チャレンジを続けることで、新たな定番が生まれるのかもしれません。
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