ども、さんぺいです。
沖縄そば定番の具材といえば三枚肉、そして最近ではソーキ(豚のスペアリブ)が有名です。
ただ、沖縄ではそれ以外にも様々な沖縄そばの種類があって、みんな好みが分かれています。
okinawasoba.hatenablog.com沖縄そばの分類(具で分ける)でも取り上げましたが、三枚肉やソーキ以外にも、ゆし豆腐、肉野菜、中味(ホルモン)など組み合わせは無限にあります。
中でも沖縄県民を熱狂させるのが「てびちそば」。
豚足を煮付けたてびちが好物という県民は多く、沖縄そば以上にこだわりが強いジャンルでもあります。
てびちそば好きに強く支持されているのが本部町伊豆味にある『そば屋よしこ』。
20年以上続く、てびちそばを代表するお店です。
もしてびちを食べた事がないという初心者なら、まずこの店をお薦めしたいと思います。
てびち通を唸らせるのは勿論、初めての方にも食べやすいてびちです。
場所は、「ジャングリア」開業が話題の沖縄本島北部。
名護市から本部町に入ってすぐの、いわゆる「そば街道」の入口近く。
「御菓子御殿」を過ぎると、右手にお店が見えます。
黄色地に「よしこ」の文字が目印。
店頭に駐車場が用意されています。
2日間かけて煮込んで作るというてびちが有名なお店。
店主饒波啓子(よしこ)さんのファンも多くいます。
この日も「厨房で元気に働いていますよー」とスタッフの方が教えてくれました。
席は、4人掛けのテーブル席と小上がりの席があります。
10年以上前に初めて来た時から変わらない風景。
アットホームな雰囲気で、和ませてくれます。
数多くのサイン色紙は人気店の証明。
メディアにも頻繁に取り上げられるお店です。
メニューは、基本の三枚肉そばに本ソーキそば、そして人気のてびちそばの3種類。
全部載せ的なミックスそばもあります。
今回はもちろんこれ、てびちそば(大)850円をいただきました。
どうですか堂々と中央に鎮座したてびち。
圧巻のボリュームです。
スープは、豚、鰹、昆布などから出汁を取っていて、豚の重厚な出汁を感じます。
少しとろみも感じるような厚みのあるスープ。
醤油も効いていて、見た目は濃そうですが、塩味は抑えられていて優しい味付け。
マイルドな印象です。
鰹のうま味も感じられるバランスの良いスープ。
素朴さもあって、いわゆる繊細な沖縄そばとも違って、ホッとする美味しさです。
コクがしっかりですが、しつこ過ぎないのもポイントで絶妙な加減でした。
北部定番の「三角屋製麺所」の混合麺。
最近は、コシや硬さを追求する麺も多いのですが、もっちり感もある優しい麺。
これを食べると北部に来たなと感じます。
そして、てびちとの再会。
「ほんと、会いたかったよ」
口の中でとろけるようなトロトロの食感。
甘辛に仕上げた完ぺきな味付け。
瑞々しいレタス。
全部が嬉しい。
このてびちを、沖縄そばのスープに浸して食べると、また旨さ倍増。
柔らかなてびちと、出汁の美味しさが相まって、もう言葉が出ません。
サイドメニューのジューシーは、硬めに仕上げています。
硬さがかなり好み。
にんじん、ひじき、ネギが入っていて、油の感じもほど良く、これもまたマストな一品です。
沖縄そばの教科書があるのなら、トップに載せたいお手本のようなてびちそば。
てびちにうるさい沖縄県民も納得の逸品ではないでしょうか。
食感と味付け、煮込み方が完ぺき過ぎる。
ボリュームにも大満足です。
心のコラーゲン不足を感じたら、『よしこ』へ急げ。
【本部町の沖縄そば一覧】
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