ども、さんぺいです。
沖縄そばマニアとして、日々沖縄そばを追い求めている私ですが、知れば知るほど沖縄の風土、歴史と関係の深い料理だということが分かります。
過去に中国からの影響を受けて発展していった麺料理ですが、日本本土との交易で入ってきた鰹節や昆布が出汁として使われていたり。
沖縄の食文化には欠かせない豚が、出汁や具材として重要な役割を果たしています。
沖縄そばを知るためにも、沖縄の歴史や文化をもう一度勉強し直さなきゃと、最近感じています。
今回は、豊見城市にある「沖縄空手会館」を訪問しました。
2017年の開館で、沖縄発祥である空手を、保存・継承・発展させ、空手の真髄を学ぶ拠点として建てられた施設です。
こちらで「空手そば」が食べられると聞き、沖縄文化の勉強を兼ねて行ってきました。
大きな施設で、道場、研修室、資料の展示、売店などを備えています。
駐車場が広いのもポイント。
駐車に悩む心配がありません。
展示施設があり、空手の歴史、発展に貢献した人物、流派、鍛錬の方法や古武術の武具などを分かりやすく解説しています。
私は空手の知識はありませんでしたが、楽しく観ることができました。
概要を知るにはとても良い施設だと思います。
展示施設の一角にカフェスペースが設けられており、その中で「空手そば」を食べることができます。
沖縄空手会館内に併設されている『Karate Cafe AGARI(カラテ カフェ アガリ)』。
新しい施設ということもあって、とにかく綺麗な店内。
大き目の窓で、自然光が差し込む開放的な空間です。
穏やかな音楽が流れていて、居るだけで癒されるスポットになっています。
電源なども整備されていて、カフェとしても快適に利用できそう。
席は、テーブル席と窓際のカウンター席があります。
基本はセルフサービスになっていて、注文、受取、返却はカウンターで行います。
七味、コーレーグース、紅生姜などの調味料はカウンター下にあるので、お好みで。
『Karate Cafe AGARI(カラテ カフェ アガリ)』のメニューです。
名物の「空手そば」のほか、ソーキそば、アーサそばが用意されています。
シンプルが良い方は、かけそばも。
ドリンクもあるので、ゆっくりお喋りするのも良いですね。
カレーやとんかつ定食、かつサンドもメニューにあります。
注文して、呼び出しを待ちます。
今回は目当ての「空手そば」(中)780円をいただきました。
空手着の黒帯をイメージした結び昆布が印象的です。
簡潔で力強いルックス、まさに「空手」のような沖縄そば。
鰹、昆布をベースにした魚介系のスープ。
鰹の出汁が印象的です。
尖ったところが全然なくて、すごく穏やかで優しい、じんわりと染み入るような味わい。
味付けも控えめなので、派手さはないのですが、出汁の美味しさがストレートに感じられる豊かなスープです。
店内で製造しているという自家製の生麺。
中細ストレートで、すごく滑らかな口当たりに驚きます。
コシがしっかりあって、歯がゆっくりと入っていくもっちり感も。
麺自体の風味も感じられてオリジナルな麵でした。
しっとりとしていて、甘辛に味付けされた三枚肉。
よく味が染みています。
かまぼこまでしっかり美味しいのが、何気に嬉しい。
普段は脇役になることが多いですが、ここでは堂々とした主役の結び昆布。
沖縄では昔から昆布を食べる習慣があり、ご馳走の一つです。
よく味が染みていて、硬さもベストな昆布で大満足でした。
ジューシーは、シンプルなあっさり系で、硬めで好みのタイプ。
にんじん、昆布、かまぼこ、豚肉が細かく入っていて、出汁も良く効いています。
「空手そば」との相性もぴったり。
空手や沖縄そば、三線に舞踊、織物や紅型、様々な固有の文化を生み出してきた、琉球・沖縄。
小さな島なのに、そのエネルギーの大きさに今でも驚かされます。
先人たちの築いてきた文化を、自分なりに繋いでいきたいなと心を新たにしました。
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