ども、さんぺいです。
ここ2、3年の物価上昇で沖縄そばを取り巻く環境も大きく変わりました。
1年間に2度の値上げをするお店があるなど、どこも営業に苦慮しています。
そばじょーぐー(沖縄そば好き)にできる応援は店に通うことなので、変わらず食べ歩きを続けていきたいと思います。
今回は、新店の中でも思い切った価格の沖縄そば屋さんを紹介します。

2024年11月3日にオープンした『いすのきそば』。
名前のとおり、宜野湾市の「いすのき通り」に面したお店で、弁当で有名な「いすの木総菜館」の斜め向かいにお店があります。
ほかにも飲食の新規出店が相次いでいる地域で、今、普天間が盛り上がっています。
店は通り沿いにあり、のぼりも立っているのですぐに分かるはず。
専用の駐車場はありませんが、近辺には普天間市民駐車場などもあり、駐車に困ることはないかと思います。
カウンター席と、大き目のテーブルが2つと、コンパクトな店内。
飾らずシンプルなつくりが、逆に華美にならず、私にとっては落ち着きます。
無駄なものはないけど、コーレーグース、七味、紅生姜など香辛料がきちんと揃っていて整頓された印象。
カウンター席もあるので、ひとり客でも安心。
思いついたら、ふらっと昼飯に寄れる、そんな雰囲気です。
『いすのきそば』の特徴が、厳選されたメニュー構成と、今時の沖縄そばにはない安さ。
ノーマルの沖縄そばがワンコインの500円、軟骨ソーキそばでも600円、じゅーしーが100円です。
最近では一杯1000円近くする専門店も多い中で、新規オープンでこの設定は非常に珍しい、貴重なお店。
思わず心配になって店主さんに「大丈夫ですか?」とお聞きしたら、「昔から沖縄そばは気軽に食べられるもの」という想いがあり、経営上は大変だけどこの価格にしたんだそうです。
今回は、軟骨ソーキそば600円をいただきました。
じゅーしーと合わせても700円とお得。
動物系の出汁が効いた薄っすら白濁したスープと、軟骨ソーキが印象的な沖縄そばです。
動物系が主体のコクがあるスープ。
すごくマイルドで、尖ったところが全然ありません。
あと味もしつこくなく、ぐいぐい飲み進められます。
油の感じや、味付けも絶妙に好みで、がっつりとした旨さも残りながらジャンクに寄らない丁寧なスープ。
味付けもはっきりしていて幅広く好かれそう。
麺は、中太で細かく縮れが入った麺。
縮れ麺が動物系スープに良く合います。
プリっとした食感が印象的で、噛みしめる美味しさも。
啜り心地もクセになりますね。
複数載った軟骨ソーキ。
一般的な専門店のソーキと比べると、厚さはないですが、価格を考えると十分な量だと思います。
個人的には、お昼にサッと食べるならこれぐらいがむしろ適量かな。
甘辛く煮付けた軟骨ソーキは、濃いめの味付けで麺が進みました。
私は、動物系のスープの時によく紅生姜と七味を使うのですが、『いすのきそば』も良く七味が合っていました。
ベースがしっかりしているので、スープの味を壊さず、風味を楽しむことができます。
じゅーしーは出汁が良く効いていて、味染みのタイプ。
味付けは優しく、沖縄そばとの相性もばっちりです。
じゅーしーまで食べたら、さすがにお腹の方も満タンに。
今時、600円で食べられる軟骨ソーキそば。
経営努力の賜物というほかありませんが、沖縄そば好きから「沖縄そばはもっとシンプルで良い」という声もよく聞きます。
巨大な具材や、凝ったデコレーション、高級な出汁も良いですが、シンプルなつくりで気軽に食べられる沖縄そばが求められているのも事実。
『いすのきそば』は、そんな声に応えてくれる存在になりそうです。
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