ども、さんぺいです。
多くの島々からなる沖縄県には、様々なタイプの沖縄そばが存在します。
宮古そば、八重山そばなどが有名ですが、「大東そば」もその一つです。
www.minamidaito-okinawa.com
南大東島は、沖縄本島から、東へ400km、人口約1200名程の小さな島です。
地理的にも特別な島ですが、1900年に八丈島からの移民により有人島となるなど、沖縄県の離島の中でも特に変わった歴史を持つ地域。
そんな島で生まれたのが「大東そば」です。
okinawasoba.hatenablog.com
「大東そば」で有名だったのが、那覇市牧志のパラダイス通りにあった『元祖大東そば』。
全国メディアで取り上げられるなど、県内外に知られたお店でした。
2022年に浮島通りに移転しましたがそちらも店を閉じ、現在では豊見城市などで「大東そば」が食べられる店はあるものの、『大東そば』の看板での営業はなくなっていました。
そんな『大東そば』が、那覇市国際通り近くにオープンすると聞き、勇んで訪問していきました。
11月1日開業の『大東そば』。
『元祖大東そば』関係者が営まれているそうで、場所もなんと以前と同じパラダイス通り近くです。
国際通りにある「ホテルJALシティ 那覇」の脇道を入ってすぐ。
左手に『大東そば』の看板が見えます。
場所柄、車での訪問の際は、コインパーキング等の利用になります。
店のすぐ側にもコインパーキングがあり、周辺にたくさんあるので困らないはず。
オープンして間もないですが、この日も開店の11時前から行列ができていました。
期待の高さを感じます。
表の「大東ソバ」の文字色にぐっとくる方も多いのでは。
店内は、コンパクトなつくりで、厨房を囲むようにL 字のカウンター席と壁際にカウンター席、さらに4名掛けのテーブル席があります。
オープンキッチンになっていて、お店の方との距離感も親しみがあって良いですね。
旧本店でも、カウンターで「大東そば」を食べたのを思い出します。
開店と同時に店は満席に。
入口にある券売機(タッチパネル)で、先に注文します。
要注意なのが、混み合うこともあるので事前にメニューの予習をしておくのがお薦め。
焦ると思い通りに注文できないこともあるので。
そばの種類は、三枚肉が載った「大東そば」、本ソーキそば、軟骨ソーキそばがあります。
シンプルにいただきたい場合は素そば、お腹が空いていたら全部載せそばがお薦め。
名物の「大東寿司」はマストです。
注文の際に、「茹で麺」と「生麺」を選択します。
「大東そば」の特徴を感じたいなら、私は「生麺」がお薦めです。
購入した時点でオーダーが通っているので、そのまま席へ。
今回は、「大東そば」850円、大東寿司260円をいただきました。
薄っすらと白濁したスープが印象的なルックス。
豚をベースにした動物系のスープですが、驚くほどサラッとしています。
雑味やくどさも全然なくて、抑えられた塩味ですごく穏やか。
これ永遠に飲めるスープです。
鰹出汁も感じるマイルドな味わい。
コクがあるけど、重たくなりすぎない感じが絶妙に好みでした。
「大東そば」最大の特徴とも言える麺。
うどんぐらいの太さがあって、縮れや捻じれのある形状。
コシがしっかりあって噛み応えがあるのですが、硬いともまた違ってもっちり感もある麺。
うどんとも違うし、一般的な沖縄そばの茹で麺とも違う独特な食感。
これを伝える語彙力が欲しい。
啜る感じ、歯が入っていく時の食感、沖縄そばの中でも唯一無二の存在です。
三枚肉は、優しい味付けになっています。
これは願望というより妄想ですが、あの『元祖大東そば本店』の三枚肉もいつか復活してほしい。
『大東そば』と言えばこちらも名物の「大東寿司」。
大東島の郷土料理で、カジキの漬けのお寿司です。
沖縄本島では滅多に食べることができないレアな逸品。
甘辛く味付けされていて、ねっとりとした食感が特徴です。
この酢飯が、「大東そば」の動物系スープとベストマッチなんです。
かつての本店近く、那覇の地に『大東そば』の看板が戻ってきたのが嬉しい。
本店は沖縄そばの名店としてたくさんのファンを抱えていただけに、同じような想いの方が大勢いるはず。
ほかに同じような味が思いつかない、強烈な個性を持った一杯。
また新たな形で、国際通りの名物になることを期待したいです。
【那覇市の沖縄そば一覧】
【おすすめ記事】