ども、さんぺいです。
最近、沖縄そば業界に何かが起きている気がします。
例えるなら「沖縄そばヌーヴェルヴァーグ(新しい波)」。
明らかに、今までの文脈では語り切れないお店が出てきているような。
壺屋『ナンネ』や西原町『ノマクロ』、そして今回訪問した『てぃーち』。
ターゲットが明らかに今までと違う沖縄そば屋さんです。

場所は豊見城市翁長、豊見城市から糸満市に向かう256号線、サンエー糸満ロードショッピングセンターが近くにあります。
通りを南向けに走り、目印から左折、民家を抜けていくと大きな建物が見えてきます。
圧巻の建物は、もともとはオーナーさんの持ち家なんだとか。
『てぃーち』は、沖縄の方言で、「1(いち)」を表す言葉。
てぃーち、たーち、みーちが、1つ、2つ、3つという意味になります。
名前も個性的ですが、お店自体も個性派で、なんとマンゴー農園が経営する沖縄そば屋。
マンゴーを用いたスイーツも充実していて、これまでの沖縄そば屋さんとは一風変わったお店になっています。
店は、2024年の7月14日にオープンしたばかり。
新店ですが、早くも行列になっていると話題です。
門をくぐると、大きな庭園が広がっています。
こんな景色を見ながら食事がいただけるなんて、もう美味しさ2倍増しですよね。
店内もお洒落な空間が広がっています。
洋間、畳間など部屋ごとに違ったインテリアになっていて、どこも素敵。
大きなガラス窓で、明るく、開放的。
絶景を見ながら食事を楽しむことができます。
部屋の大きさが異なる、大小のテーブル席も用意されています。
カウンター席もあり、様々な用途、シチュエーションで利用できそう。
ひとりでゆっくり食事をするのも良いし、会食も盛り上がりそうです。
『てぃーち』のメニューです。
沖縄そばはシンプルに1種類のみ。
サイズが選べるほか、じゅーしーや、スィーツとのセットが楽しめます。
マンゴーを用いたスイーツが人気です。
ゆっくりお茶するのにも最高な空間。
今回は、沖縄そばとスイーツ、ドリンクのてぃーちセット(並)1700円をいただきました。
マンゴーを意識してでしょうか、ビビッドな黄色の器が印象的です。
食材から丁寧に選んだという沖縄そば。
尖ったところがなく、すごく穏やかな味わい。
油分がなくあっさりとしていますが、色んな表情を感じる奥行きのある美味しさです。
豚、鶏、鰹、昆布などで出汁を取っているそう。
何かが突出してる感じではなく、調和の取れた控えめで上品な美味しさ。
味付けはしっかりしていて甘味も感じます。
ゆっくりと味わうために思わず目をつむって飲んでいました。
麵は、照喜名製麺所の麺を使用。
縮れの入った中細麺です。
生麺特有のプリっとした食感が印象的でした。
三枚肉はマンゴーで煮込み、柔らかくしているんだそう。
噛みしめると後から感じる上品な甘み。
マンゴー農園らしいユニークなアプローチですよね。
昆布も柔らかく、味が染みていて美味です。
じゅーしーは、にんじん、椎茸、豚肉、ひじきなどボリュームもしっかり。
こちらも上品な味付けで、沖縄そばのスープと一緒に楽しみました。
セットでいただいたチーズケーキは、マンゴーのソースがかかっていて独特の爽やかな甘みが最高でした。
店舗にはギャラリーが併設されていて、食事の後に見学もできます。
現在は、最近『てぃーち』で行われたファッションショーの衣装が展示されていました。
こうして、県内外のアーティストの活動を支援しています。
コースターなども、沖縄県立芸術大学の学生さん制作の染織物なんだそう。
沖縄の芸術や工芸を様々な形で応援されていて、とても素敵だなと感動しました。
スープから具の一つ一つまで、丁寧に作られたことが分かる沖縄そば。
マンゴー農園らしいアプローチも随所に感じられて、これまでに無かった様々な客層に響くお店だと思います。
沖縄そばからスイーツまで贅沢な気分が味わえる、絶対に1度は行ってほしいお店。
新感覚の沖縄そば屋を是非体験してみてください。
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さんぺいが、雑誌『ディスカバー・ジャパン』の沖縄特集で沖縄そばに関する記事を書きました。ディープな沖縄情報が満載です。