ども、さんぺいです。
沖縄そばとひと口に言っても、実は島ごとに違った個性があります。
特に宮古島の「宮古そば」や石垣島の「八重山そば」が有名ですが、それぞれ麺や、スープの傾向、具などに特徴があります。
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なぜ一つの麺料理である沖縄そばが、各地域で文化していったんでしょう。
それは、沖縄県がたくさんの島からできていてる事に理由があると思います。
有人の離島は、沖縄本島を含めなんと40もあるんです。
海で隔てられているから、島固有の沖縄そばが発展していったんでしょうね。
www.minamidaito-okinawa.comなかでもとびきりユニークな離島の沖縄そばが「大東そば」です。
南大東島は、沖縄本島から、東へ400km。人口約1400名程の小さな島。
地理的にも特別な島ですが、1900年に八丈島からの移民により有人島となるなど、沖縄県の離島の中でも特に変わった歴史を持つ地域なんです。
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そんな南大東島のそばの名店『元祖大東そば』が以前、那覇市牧志にありました。
県内外を問わず熱烈なファンが多いお店で、覚えている方も多いと思います。
そんな「大東そば」が豊見城市で食べられると聞き、お店へ向かいました。
お店は、『ドライブ・イン ナナチ』。
場所は、豊見城市と糸満市の境目、保栄茂(びん)にあります。
車屋さんが経営する沖縄そば専門店だけあって、車がコンセプトのお洒落な店舗。
まるでダイナーかカフェのようです。
なんとこちらのお店、「ドライブスルー」が可能なんです。
ハンバーガーやスタバ、すき家など、なんでもドライブスルーにしてしまう、ドライブスルーが大好きな沖縄県民ですが、沖縄そばまでドライブスルーにしてしまうとは。

こちらで注文後、沖縄そばを受け取ることができます。
店内は、小物など車関係の装飾で溢れていてすごくお洒落。
ワクワクする空間が広がっています。
席は、テーブル席に堀ごたつの席、窓際のカウンター席があります。
家族連れでの食事や、友人との会食にもぴったりですし、私のようなひとり客にも優しい、様々なシチュエーションで利用できそうです。
大きな窓ガラスで、開放感があって明るい店内。
注文はタッチパネル機の注文制です。
『ドライブ・イン ナナチ』のメニューです。
三枚肉そば、ソーキそばが基本で、野菜そばやたまごそばもあります。
がっつりいきたい方は、三枚肉とソーキ両方が食べられる「ナナチスペシャル」がお薦め。
南大東島といえば、「大東そば」と並んで「大東寿司」が有名。
もちろん『ナナチ』でもいただくことができます。
ひと口サイズで食べやすくてまり寿司になっていて、一貫から注文できるのが嬉しい。
今回は、大東そば(本ソーキ)(中)850円をいただきました。
スープは、動物系の白濁したタイプ。
ルックスから濃い味を想像しますが、雑味のないスッキリとした後味。
コクがしっかりありますが、しつこくなくクリアな印象です。
塩味もきつすぎず、無理なく完飲できるスープでした。
そして、「大東そば」最大の特徴がこの麺。
沖縄そばの最大級の太麺で、初めて見た方はびっくりするはず。
細かく縮れていて、これが強力なインパクトを生み出します。
生麺特有の強いコシ。
ブリブリとした食感で、歯を跳ね返してくるような力強さ。
一方で、硬さだけでなくもっちり感もあって。
啜り心地も、噛みしめた感じも一度食べたら忘れられない特徴ある麺です。
本ソーキは、硬さを残した程よい食感で、肉のボリュームもしっかり。

そして、もちろん定番のサイドメニュー「大東寿司」も。
カジキの漬けが特徴のお寿司で、沖縄そばのサイドメニューとしては珍しいですが、スープにもよく合います。
甘い酢飯に、独特のねっとりとした食感の漬けが堪らない美味しさ。
こちらもマストな一品です。

ストロングスタイルの麺と、それをしっかりと受け止めるスープ。
久しぶりに「大東そば」を堪能することができました。
「大東そば」の貴重なDNAを受け継ぐ一杯です。
店もお洒落で、誰かを誘っての会食も盛り上がりそう。
是非、貴重な「大東そば」を食べに豊見城まで出かけてみてください。
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さんぺいが、雑誌『ディスカバー・ジャパン』の沖縄特集で沖縄そばに関する記事を書きました。ディープな沖縄情報が満載です。