こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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先日に続いて、日清食品の記事となります。

「食べる」という行為が、今、テクノロジーによって根底から覆されようとしています。
あなたは、世界が注目する「フードテック」という言葉を聞いて、どんな未来を想像しますか?
日本が世界に誇るあの食品メーカーが、「即席めんの会社」から、人類の食の課題を解決する「フードテック企業」へと変貌を遂げようとしています。
1. 殺生しない肉「培養肉」という静かな革命
世界中で「タンパク質クライシス(肉の不足)」が現実味を帯びてきつつあります。
2050年には世界人口が100億人に達し、従来の畜産だけでは人類の胃袋を満たせなくなるという予測です。
そこで日清食品が挑んでいるのが、バイオテクノロジーの結晶「培養肉」です。 動物を殺生するのではなく、細胞を専用の装置で育てる技術です。
2022年、日清食品は東京大学との共同研究で、日本初の「食べられるキューブ状の培養肉」の作製に成功しました。
2. 日本の「おいしい」への執念は、妥協を許さない
海外のフードテック企業の多くは、成形しやすいハンバーグやナゲット、ソーセージといった、いわゆる「ひき肉状」の製品からスタートしています。
しかし、日清食品がこだわっているのは、組織が複雑で再現が極めて難しい「厚みのあるステーキ」です。
問題解決だけではなく、本物志向、「おいしい」への執念、これが日清食品の凄さだと感じます。
日本人は、食に対して世界一と言っても過言ではないほど繊細な味覚を持っています。 「環境にいいから、培養肉で我慢する」 「テック製品だから、味は二の次」 そんな妥協を、日本人は受け入れるはずがありません。日清食品はそれをよく知っているのです。「おいしい」への執念と最先端のバイオテクノロジーが融合しているのです。
3. 投資家「桶井」として、この技術革新に期待
私は、日清食品のこの姿勢に共感していることが、同社に投資をしている理由の一つです。
単なる食品株としてではなく、「世界を変える可能性を持つフードテック株」として評価しているのです。
創業者の安藤百福氏が 掲げた「食創為世(食を創り、世の為につくす)」という精神を、現代のバイオやデジタル技術で具現化しようとするその進化に、大きな投資価値を感じています。
「培養肉だからこそ、最高に美味しい」 、日清食品なら、そんなパラダイムシフトを起こしてくれる。その期待も大きいです。
フードテックは高市政権の国策です。「国策に売りなし」とはいいますが、日清食品には、国策として期待されるものを超えるポテンシャルを感じます。今すでにカップヌードルに入っていて人気のある「謎肉」がバイオテクノロジーにより進化して、「新・謎肉(培養肉)」が誕生することが待ち遠しいです。
4. 2030年、僕たちの食卓に「テック」が香る
数年後、スーパーの棚には「和牛」と並んで「日清の培養ステーキ」が並ぶことが目に浮かびます。
・環境負荷の激減: 広大な土地も大量の水も必要ありません。
・極めて高い安全性: 無菌管理により、食中毒や抗生物質のリスクを排除。
・究極のパーソナライズ: 「脂身は甘く、栄養価は高く」といったデザインが可能に。
テクノロジーが「美味しい」をさらにアップデートする未来。それはもう、そう遠い未来の話ではないと思います。
5.食の未来を「信じる」ということ
かつてチキンラーメンが世界の食文化を変えたように、今、日清食品が挑んでいるのは「第二の食の革命」だと認識しています。
私たちが手にする次世代の「肉」には、日本の誇る「おいしさへの執念」と、地球を救うための「最新テクノロジー」がぎっしりと詰まっています。さらには、未来を信じる投資家の期待も含まれるでしょう。
食欲とテクノロジーが交差するその先で、日清食品がどんな「答え」を見せてくれるのか。私はその未来を、誰よりも楽しみにして投資しています。

6.日清食品の強さを学ぶ一冊
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投資判断は自己責任にてお願いいたします。今日も何事にも適温でまいりましょう。