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映画「ヒプノシスマイク」を観たらエンタメの一部になれた!!!

誘われて、映画「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」を観に行った。
尚、ヒプノシスマイクについてはあまり掘り下げていないので何らかの検索で辿り着いてしまわれたファンの方々はどうか広い心で暇潰し程度の扱いで読んでくだされば、と願ってやまない。


まず鑑賞に至るキッカケであるが、CtrlMovieというアプリを使って投票を行い、その結果でシナリオが変わるというエンタメ全振りのシステムに興味があったから、というのが一番の理由だった。
知らない映画の世界の扉がそこにあったので開けてみたいと言う野次馬根性である。大阪ディビジョン下部組織、野次馬 根性です。(始まりからして、もうお終いだよ)


そもそもヒプノシスマイクに対してどれくらいの知識があるかと言えば、関東を中心に顔の良いおもしれー男たちがグループを組んでラップをしている事、HIP HOP界の重鎮たちが楽曲を提供している事、そしてコミカライズに当たってボックス入りのピザを縦にしてドアノブにぶら下げるという衝撃の描写があり、それを見て思わず過去に読んでいた「ケーキが切れない非行少年たち」を思い出し、また東村アキコ先生の父親がクリスマスケーキを自転車のカゴに縦に入れて持ち帰ってきた描写を連想してしまった程度の知識である。
HIPHOPと言えば高校時代にエミネムから入って昨年ようやくCreepy Nutsに至り、今は千葉雄喜とケンドリック・ラマーを楽しんでいる状態である。一番ハマったのは余りにインディペンデントなgroup_inouなのでポエトリー寄りの奇怪リリックに浸っている期間が長く、感覚で言うなら自分の中で彼らは何故かオルタナ扱いになっており、まさかの本が思いもよらないジャンルの棚に刺さっている様な状況である。
そんなだから楽しめるのか不安もあったんだけど、逆に推しがない事を強みに自分が格好良いと思ったディビジョンに投票する事が出来て、その結果を普通にドキドキしながら待つという経験を得られた。


キャラクター的には新宿ディビジョン麻天狼(書きながら予測変換に麻天狼が入ってるくらいのムーブメントなのかと驚いた)の観音坂 独歩氏が非常に良く、ラップも後ろ向きな攻撃性と社会的に律しようともがく様が混ざる珍しいスタイルで面白かった。
楽曲的には池袋の2ndステージの楽曲が非常に良く、アニメーションよりもリアルなHIPHOPに近い表現に力を尽くしている感じが格好良かった。
好きなディビジョンは大阪と中央区だった。
大阪のどついたれ本舗はコミカルで会話による掛け合い表現がとても良くて、曲が滅茶苦茶Creepy Nutsで、 関西弁のリズムと細かい音の相性の良さたるや、という感じだった。躑躅森 盧笙先生が特に好きだったんだけど、白膠木 簓さんの糸目がここぞで開眼する様に伝統芸能かつ伝家の宝刀感を見せつけられてキュンとしてしまったのもまた事実。
中央区の言の葉党においては勘解由小路 無花果様が凄まじく良かった。鋭角に引くアイラインみたいなフレーズが滅茶苦茶刺さった。
それにしても全員名前の画数が凄い。ありとあらゆる書類が大変だったろうし、大抵の場面で名前を言い淀んでしまわれそう。擦り尽くされたネタであろうが、こちとら封神演義の登場人物の名前をせっせと覚えた子供であったので親近感が凄い。きっとそこを卒業して紆余曲折あり、ここに入学した人々もいるだろう。お久しぶり。そう簡単に変われないんだね、お互いに。
あとはヒップでホップな毎日な割に街という街が清潔極まりないのも面白かった。池袋とか渋谷ってあんな綺麗な日中だったろうか。


そんな色々を混ぜこぜにして、映画は面白かった。
そもそもの興味の向かう先だったCtrlCinemaは、イオンモールのゲーセンにある子供向けの古くはラブ&ベリー的なゲームの遥か先にある様なシステムで面白かった。ヒプノシスマイクという曲ごとに映像が切れてもターン替え及び審査画面として通用するコンテンツには滅茶苦茶に向いたシステムな気がする。
推しがない自分でも投票した方に勝って欲しいとドキドキしたくらいなので、お膝元以外のディビジョンが推しの人たちは心拍数エグいんじゃなかろうか。
僕は大阪で観ていたので「きっと大阪が勝つだろう」と予測していたけれど、東京のどこでもない街にある映画館だとスリリングでより面白いかも知れない。ファンが集うホームが強いというのはスポーツにも通じる面白さと熱狂がある様に感じた。
アリーナとかで全ファン集めてやったら拮抗した面白い展開が見れそうだと思った。
ただ、これを普通の映画に導入するのは個人的にはまだ違和感がある。製作者が最後まで「これが一番良い」と詰めた映画こそが観たいし、そうして提示してくれるからこそIFに思いを馳せるみたいな部分も映画の大事なポイントだと思うので、これはちょっと使い方によっては楽してんじゃねえよと感じてしまうかもと思った。(勿論、そういう完成品を望まれるような作品に搭載される事は無いのだろうけど)
SNSで散々な言われようだった「逃走中」の映画や、設定が面白そうだった「遺書、公開」なんかでどっちに行く、誰に決めるのかなどを皆で決める展開は楽しめそうだなと思った。
公開迫る映画版「マインクラフト」で何をするかを選べたりしたら、子供も大人も楽しそうだなと思ったりした。通常の映画よりも500円高く、またアプリのダウンロードも必要で予想以上にバッテリーも消費してしまうが、こういう遊べる映画という取組は滅茶苦茶良いと思う。
子供向けアニメなんかキャラクターとのコミュニケーションが取れる演出に出来るだろうし、エンタメって夢があるなーと思いながら帰った。


またー。




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