バットマン三部作の「ダークナイト」を定期的に観たくなるものの、あまりに壮絶で重い内容なのもあって限界まで我慢してから鑑賞するという方針で距離を測っており、今回もその流れで鑑賞に至った。頻度的には金曜ロードショーでジブリが3作品放送されるくらいの期間を設けているくらいではないだろうか。
とてつもなく重いにも関わらずあまりに面白過ぎるダークナイトを観終わると消耗してメンタルがガタガタになるので何か元気になる作品を接種せねばと飢餓状態でたまたま観ていたガンダムWの10話(だと思う)を選択したら、自爆して倒れ込んだヒイロ(主人公)をガンダムの手で救い上げたトロワ(主要キャラクター。ガンダムのパイロット)がガンダムの手にヒイロを握りしめてさせたまま荷台にガンダムを括り付けてトラックで走り去るシーンが登場し、思わず「何でやねん!」と大きめの声でツッコミを入れてしまい、結果として元気を取り戻した。
瀕死の人間を隣の席に寝かせてやるでもなく、ガンダムに握らせたまま運搬するという意味不明さ。ガンダムくくりつける前に、そもそも荷台に寝かせる前にヒイロをどうにか出来たやろと思うものの、これが素人判断で負傷者は下手に動かさない方がいいという救命救急的な意図があるんだとしたら、と口をつぐんでしまう。
トロワの表情は常に非常に真面目なのでそう思ってしまうのも致し方ない。
友人に借りて観ていた頃は「まあそれぞれ一人ぼっちで戦う少年だし、それぞれ独特な感性持ってるんだろうな」くらいに思っていたけれど、大人になって見返すと「そうはならんやろ」「何故そんなことを」の連続で一瞬たりとも気が抜けない。何なら本来最も熱中するはずの戦闘中が一番肩の力を抜けるくらいに平場(平場?)に対し身構えてしまっている。正にJUST COMMUNICATIONである。
そんな次元ではないと解っているものの、自分が15歳の時にこんなに頑張れた事はなかったなとガンダムに乗る5人の少年を観ながらしみじみと感じるなどしつつ楽しんでいる。
リンキン・パークの新しいアルバムが11曲31分というあっという間さで思いもよらないアプローチだった。
ドラマチックというよりも駆け抜けていくようなアルバムで、若々しい1stアルバムみたいな印象もありつつバランス感覚がマジで重鎮のソレという感じで面白い。
走っているところを見た事がない会社の部長が滅茶苦茶速いみたいなアルバム。
既存曲と混ざったライブがどんな感じになるのか観てみたい。
ツアーがあれば高校、大学の頃の思い出を引き摺ってでも連れて行ってあげたいところ。
またー。