また本日2記事目。 参議院選挙について少し書きたくて。こういうの、何年かしてから読むと、味わい深かったりするので記録として書く。
自民や公明はもうずいぶん前から入れていない。最近は、野党が沢山出て来て、政党の数が多く、どこに入れたらいいのか分からない。
私の知人の教え子が、今度国民民主から出るので、YouTubeで見て応援しているが、選挙区が大阪ではないので投票は出来ない。とても立派な人なので、もし彼が大阪なら、迷わず投票するのだが。国民民主の政策も、あまり疑問に思う部分はないので。ただ、与党が過半数を割ったら、国民民主と連立するとか噂で聞くので、なんだかなーと思う。
疑問が多いのは参政党というところで、私にはよく分からない。私の周囲の陰謀論や自己啓発やスピリチュアル好きな人達が、こぞってこの政党を応援しているので、そういう傾向の政党なのかなという印象がある。反ワクチンとか反グルテンとかは、実際神谷氏が仰っているし。
神谷氏の発言は、以前は少数政党だったせいで見逃されてきたけれど、最近人気が出て来て精査されるようになった。ファクトチェックというか、きちんとしたエビデンスがあって話されているのかチェックされるようになり、実はエビデンスはない、という事が曝露されつつある。まあ、思いつきで話してしまって、こんな大事になるとは思わなかったというのが実際のところなのだろう。
神谷氏の最近の発言で、「高齢女性は子供が産めない」というのが批判されている。私はこの発言は別に何とも思わないが、この発言が出る背景に、神谷氏の「女性は、子供を産まずに外で働いてもいいが、子供を産んで家で子育てしてもよい、どちらを選んでも良い」というものがある事に、違和感を感じている。
子育てするのは女性だけだと決めつけている、そこに疑問を感じるからだ。
確かに、体の機能として「出産」は女性にしかできない。でも「子育て」は男性も出来るし、社会も出来る。
男性が「子育てを担う」と選択すれば良いし、社会が「子育てを担う」と選択すればいい。
つまり少子化を止める選択は、男性がする事も出来るし、社会がする事も出来る。
少子化の原因は、若い女性が出産しないから、ではなく、男性が子育てを担わないから、とも言えるし、社会が子育てを担わないから、とも言える。男性は手間がかかる子育てから、社会はお金がかかる子育てから、それぞれ逃げている事が、少子化の原因と言えるのでは?
男性は、「産む性」であるという理由だけで子育てを女性がメインでするべきと決めつけているし、社会は子育ては家庭がするべきものと決めつけている。これが少子化の原因では?
神谷氏は女性が取るべき選択は、
➀子供を持つ事を諦めて外で働いてもよい
➁外で働く事を諦めて家庭に入って子供を持っても良い
の二択だと主張されているように私には思える。なぜ女性が外で働くことを選択したら子供を持てないのか?という一歩突っ込んだ考察はない。そこを一歩突っ込んだら、男性が悪い、社会が悪い、という帰結に至ってしまうから。本当は、女性が取るべき第三の選択もあって、
③子育てを男性や社会に任せ、外で働く
でも良いはずなのに、この選択は最初から神谷氏の頭にはないように感じる。そこが大きな違和感。
女性だって生きていかなきゃいけない。自分が食べる分は自分で稼がなきゃいけない。だから働かなきゃいけない。自分の生活は自分で守らなきゃいけない。
究極を言えば、出産だけなら働きながらでも出来るのだ。30歳までに産め、と言われたら産むだけなら産める。女性本人だって、若い頃に出産したほうが体がラクだし、卵も若いので障害児が生まれる率も低い。そんな事は分かっている。
女性が働きながら出来ないのは、出産ではなく、子育てだ。産んで終わり、あとは男性が育ててくれる、っていうなら産めるのだ。育休も男性が取ってくれて、子育てにかかる費用は国が出してくれるなら、女性はどんだけでも産みますよ。
さも現実を語っているだけ、みたいに「高齢女性は子供が産めない」と仰るが、そんな事はみんな百も承知。問題は、出産ではなく、子育ての部分。子育ての主体が女性であると決めつけられているから働きながら子育て出来ない事が問題。お金がない事が問題。
与党が破れ、野党の時代になっても、世の中は変わらないと思う。よくはならないと思う。所詮人間なんて、自分にとって都合のいい見方しかできないし、自分が見たいものしか見れない。政治を人間が動かしているのだから、世の中が変わる事はない。それでも選挙には行く。どこに入れるかはまだ決めていない。
