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雨の夜、万博に行った話

 昨晩、万博に一人で行ってみた。夫が出張で留守でいない日だ。当日券も会場で買えると聞いていたが、それはそれで混む危険があるとも聞いたので、大人しく事前予約した。

 チケットの予約も面倒だと聞いていたが、やってみたらさほどではなかった。ただ、万博アプリにログインするたびに、認証パスワード的なものをメールアドレスに送られるのが面倒くさい。万博アプリ開く→ログイン作業→メールを開いてパスワードをコピペ→再度万博アプリに戻りパスワード入力、というひと手間がかかる。いちいちメールを開かないといけないので、毎回ともなるとイラっとする。

 夕方5時から入場の夜の部、3700円を予約。特別な手順を踏めば4時からに繰り上げ出来るそうだが、面倒なのでしなかった。

 夜に行く事にした理由は、多少混雑や暑さが緩和されているかも、という理由。子供の為に、牛丼とお味噌汁とサラダをパパっと作って冷蔵庫に入れて出た。

 昨日は朝からけっこうな雨。風もあったので、雨対策をバッチリして出かけた。レインハット、足首までの長さのレインコート、防水スニーカー、防水ショルダーバック。これに防風タイプの傘を持って出かけた。結局さすのが面倒で、傘はほとんど使わなかったが、たまにザーッと降って来る時があり、あったほうが良かったのは確か。あと、スーパーのビニール袋が役に立った。というのも、濡れたベンチに座る時に防水布代わりにお尻の下に敷けたから。基本、万博内に屋根はなく、雨の日は全てのベンチが濡れてしまうので。ベンチは沢山あるけど誰も座ってない(笑)。スーパーのビニールかピクニックシート持参すると便利だと思った。

 

 中央線で行ったが、余裕で座れた。万博に行く人は少ない感じ。夢洲駅も混雑はなく、東ゲートからの入場も一切待たずスムーズ。5時予約のチケット(スマホを出すのが面倒なのでQRコードを印刷して行った)だったが、4時50分くらいでも入れた。

 ゲート内に入るとそこは万博会場。奥に大屋根リングがあり、手前に日本のパビリオンが並んでいる。パビリオンの予約は一切していないので、そのままリングまで進む。大屋根リングの印象は、「え?汚い」だった。すみません。黒い黴が目についてしまって。黴予防とかはしてないのかな。

 まあ、登ってしまえば見えないからいいや、と思い、入って左手にあったエスカレーターでリングに登った。

 リングは2段式で、下の段からはリング内の様子が見える。印象は、「おもちゃの国みたい」だ。子供が小さい頃、レゴでおもちゃの国を作っていたが、そんな感じ。そしてパビリオン前の人の列が長い。長蛇の列。写真のはフランス館の列。フランス館周りにダーッとあって、少し離れて続きが左側にダーッとある。記憶が曖昧だが右にもあったかも。予約してこれか~と驚く。雨の日で涼しいからいいが。リング内は意外と狭く、パビリオンがごちゃっと建っていて、混み混み。だから余計におもちゃの国っぽく見えるのだと思った。

 長~いスロープを登って、更に上の段に行く。上の段からはリング外側(海とかカジノ側とか)が見える。

景色が良いのでそのまま海側まで歩いた。この時点で雨はほとんどやんでいたのだが、足元は一面の水たまり。水はけが悪いのか、木のせいなのか。水たまりの中をびしゃびしゃ進んでいく感じ。防水スニーカーで正解だった。

 写真の人達が、道に映っているのが分かるでしょうか。池に景色が映るみたいな感じ。水が道にたまっているのでこうなる。

 

 さて、てくてく歩いていたら、海側にすぐ着いた。驚くほど早い。大屋根リング、意外と短かった。というか、万博会場自体は広いのだろうけど、大屋根リングは意外と狭かった。大阪城公園の四分の一ぐらいの印象。大阪城公園をぐるぐる散歩するのが日課なので、万博はコンパクトだと感じた。

 時間が時間なので、会社帰りのサラリーマンの方をちょくちょく見かけた。お一人で、スーツで、会社用の鞄を下げて、ふらっと歩いておられた。あとは外国人の方も多かった。家族連れよりは、中年夫婦や老夫婦の方々のほうが多かった。これも時間的な要因だろうけど。若い女子二人連れもそこそこいて、「癒される~」と仰りながら歩いておられた。う~ん。癒されるか?

 あ、毒舌入ってすみません。私は全然癒されなかったので。

 癒されなかった理由1:放送が多くてうるさい。熱中症にご注意下さい、の放送がめっちゃくちゃ何度もかかる。疲れたら休憩して下さい、水分塩分とって下さい、等々を日本語英語で流してたけど。夜だし涼しい(15℃くらい)のに。この放送いる?と思った。

 癒されなかった理由2:リングは空いてたけど、リング内のパビリオンは全部混んでて、どこも入れない。混み方が異常。皆様本当によく並べるなあと感心した。予約が必要ないパビリオンでも長蛇の列なので並ぶ気がしない。こういう人間は万博に来てはいけないのだろうね。唯一、並ばずに入れたのはアラブ首長国連邦館とコモンズ。

コモンズはおみやげ物屋さん的な感じで、パビリオンのワクワク感はなかった。

 癒されなかった理由3:外国のカフェやレストランも長蛇の列。値段云々の前にまず入れない。日本のカフェならすごく空いている。でも万博に来て、日本のどこでも入れるカフェに入ってもなあ、、、と微妙。でもコーヒーがどうしても飲みたくなり、ウォータープラザ横のまい泉カツサンドの有名店)で、カツサンドとホットコーヒーをテイクアウトし、ウオータープラザを眺めながら食べた。誰もいない(笑)。各パビリオンにはあんなに長蛇の列なのに。混んでる所と混んでない所の差が大きい。

 ちなみに水上ショーはもっと遅い時間なので、水上ショーの時間になるとここも混みだすと思われる。一瞬、見ようかなと思ったが、帰りの舞洲駅の混雑が怖いのでやめた。

 癒されなかった理由4:帰りの時間が気になって、早めに切り上げざるを得なかった事。聞くところによると、8時台でも夢洲駅はやばいらしく、混雑が恐怖の私は、7時台に撤収。5時に入って7時に出た。滞在時間短っ。でもこのぐらいでちょうど良かった。足が疲れ切ったので。帰りの夢洲駅の様子は後述。

 

 文句ばかり書きましたが、私が唯一気にいった場所は、静けさの森。

だ~れもいなかった。ここも「森」というには狭くて、数分で歩けてしまうんだけど、植栽が楽しかった。この花もかわいかった。

ホタルブクロという名前だったかな。小学生の頃に読んだ本にこの花を探しに行く子供達のお話があって、すごく好きだったのを思い出した。すぐ隣りのパビリオンでは長蛇の列で人で一杯の万博内だったが、ここだけは誰もいなくて不思議空間。

 リングを出て日本のパビリオンが並ぶ所も散策したが、こちらも1時間以上の待ち。予約が必要でこれって、なんなんだろう。皆様本当に粛々と並んでおられてすごい。私には絶対に一生できない。

 というわけで7時になったので東ゲートから帰ろうとしたら、出口が変わっていて、かなり右側の出口から出させられた。どうやら混雑防止に、迂回ルートを延々歩かされるらしい。

 東ゲートの目の前が夢洲駅なのだ。徒歩30秒くらいの距離。これだと帰宅客が増えるとすぐに空間が一杯になってしまうので、迂回させられるわけ。500mぐらい延々歩かされた。疲れていた上にこの無駄な歩きは死ぬ。

左のオレンジ色が東ゲート。右の白いのが夢洲駅。

 

遠回りして延々歩かされた。

 やっとやっと夢洲駅に到着。確かにすでに混んでいてちょっと怖いレベル。7時台でこれか~。とはいえ中央線は3分ごとに来るので、客はどんどんはけていく。集団でだだーっと一団となって階段やエスカレーターを下りた客が、そのままホームにたまらず止まっている電車に乗りこみ、すぐに電車が出る。片側の電車が出る頃には、反対側に電車が来て、客が一団で吸い込まれていきすぐ出発。とまた反対側に電車が来て客が吸いこまれ、という流れ。案内の人も沢山おられ、スピーカーで叫んでおられるが、声が多いのと割れているのとで全く聞きとれない。なにやら切迫感だけが伝わってくる。

 私は運よく座れて帰途についた。家に帰ったら、ストレスからかアドレナリンが出ていたからか、白目がまたしても真っ赤に充血していた(笑)。子供に怖いと言われた。

 万博、混雑までも非日常感として楽しめる方には面白い場所だと思う。そう、非日常感だけはたっぷりあった。毎日にマンネリを感じておられる方は、刺激として行ってみても良いかも。

 ちなみに、万博を作った費用だが、私は前回2兆円と書いたが、最新の情報では正しくは13兆円だそうだ。兆になるともう、2だろうが13だろうが、違いが分からないが。海に作ったゴミ埋立地に、土のせてコンクリ敷いて、下水上水電気ガスインフラ引いて、本土から地下鉄とトンネル、道路で繋いで。一切合切の費用を入れると13兆になるそうだ。

 おもちゃの国の建設費にしては、高いと思わざる得ない。すぐに壊すんだし。大阪の人間はそれでも気軽に行けるからまだいいが、大阪以外の方々は交通費宿泊費払ってまで行きたいとは思わないと思う。でもまさか13兆円が大阪人だけの税金で賄えるわけもなく、日本人全員の負担になっていることは間違いない。 

 誰も文句言わないの、すごいなと思う。いや、文句言ってる人も多いか。

 暗くなってくると、照明で更に「おとぎの国感」の出る万博。この為に13兆(しつこい)。いろんな意味で非日常を楽しめる所。ではまた。




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