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無駄に傷つかない方法

 ある占い師さんが、お客の事をこけ下ろしているのを見てしまった。周囲の自分の友達に、その客がいかに愚かか馬鹿か、という事を詳細に語り、みんなで馬鹿にして嗤っていた。

 とても気分が悪かった。

 占い師って、守秘義務があるんじゃないの。あると私は思うのだけれど、その占い師さんの解釈だと、あまりにも愚かな客で相手するのがしんどかったのでこちらからキャンセルしてもらった、だからもう客じゃない、だから何言ってもいい、という事のようだ。

 そんなのってあり?

 占いだから、信頼して個人情報を渡してくれたわけで、お金を返したからチャラです、というわけにはいかないと思うのだけど。

 その占い師さんは、とても人当たりがよく、楽しい人で、モラルをしっかり守れる「立派な人格」の人に見える。だから客もつく。

 でも実際は、気に入らない客のことは仲間内で晒して笑うという最低な人だった。

 そのお客さんは、自分が晒されて笑われていると、どこかで耳にするかもしれない。そうしたらとても傷つくだろうと思う。また、キャンセルするほど馬鹿にされたのだとしたら、占い師からかなりきつい言い方もされただろうと思う。きっと深く傷ついたのではないだろうか。

 その占いの金額はとても高額なのだ。それでも相談したいとお金を払ったのだから、そのお客さんはそうとう深く悩んでいたのだと思う。悩みの深い人の心に寄り添うどころか、上から馬鹿にして、仲間内で笑い者にするなんて。残酷な話だと思う。

 私がその占い師さんに、「止めなよ」と言わなかったのは、言ったところで聞く耳を持たない人だと思ったからだ。残酷な人には他人の痛みは理解できない。むしろ他人を痛み付ける事が快感だったりする。

 私はそのお客さんに言いたい(知らない人だから実際には言えないけれど)。

 人当たりのいい人には注意しないといけない。極端に人当たりのいい明るい元気な人の何%かはサイコパスの可能性がある(個人的意見)。自分の個人情報を他人に渡す場合は、特に注意しないといけない。そもそも、占いに相談してはいけない。相談は医療機関のカウンセラーか、役所の福祉課の職員にする。役に立つかどうかは別として、法律で確固とした守秘義務を負っているため、危険は少ない。

 悩みを持っている時は、とても傷つきやすくなっている。だから相談先には細心の注意を払うべきだ。無駄に傷つくのを防ぐ為には、悩んでも誰にも相談しない、というぐらいのほうが良いと個人的には思っている。1人で耐えて、時間が過ぎるのを待つのが一番良い気がする。

 世の中には度量が広い、素晴らしい人も沢山いるが、そういう人は引っ張りだこで、簡単には会えない。医療機関なら予約が1年先まで埋まっているとか。

 あのお客さんが、無駄に傷ついていない事を心から祈る。

 ちなみに、そのお客さんが馬鹿にされた理由は、あまりにもその占いに無知だったせいだそうだ。いや、素人なんだから知らなくて当然だし、ちょっと説明されたからといってすぐ理解できる人ばかりではないのに。その占い師さんは、ご自分が仕事としてやっているから知っていて当然なだけで、知らない人を馬鹿にする理由が理解できない。

 その占い師さんだって、自分が知らない分野は沢山あるだろう。そういう分野で他人から馬鹿にされ笑われたら辛いだろうと思う。守秘義務を守れない人は、そういう事も想像できない人なんだと思う。近寄らないのが一番いい。極端に人当たりのいい楽しい人は、注意したほうがいい。

 

 私が、医療機関か役所に相談したほうがいい、と思う理由は、それらの機関は、いったん相談されたら解決するまで投げ出せない、という決まりがあるからだ。例えば、患者が通院を止める事は可能だが、医師側が患者を拒否する事は出来ない。通ってこられている限りは診なければいけない。気にいらない人だからキャンセルする、みたいな無責任な事は出来ないのだ。

 そして、医師の守秘義務は厳しく、個人情報を出さないならエピソードを語るくらいは良い、ということはない。患者本人の許可なく、その症例を他人に語る事は禁止されている。私の父も医者だが、家で患者さんの話をした事は一度もない。病院でこういう事があったとか、こういう患者さんが来た、という話はした事がない。うちの父がすごいのではなく、それが当たり前なのだ。

 だからよけいに、その占い師さんがお客の内情をペラペラ話していたのを見て、強い違和感を感じたのだと思う。プロ意識の欠片もない人だと思った。ああいう人は、他人の相談にのる立場になってはいけないのだが、ああいう人ほど、他人の相談にのる立場になりたがる。他人の弱みを握って上に立ちたいのだろうし、悩んで弱っている人となら自分が上に立てるから嬉しいのだと思う。ああいう人は、本当に強い人には近寄らない。負けると分かっているからだ。弱い人を集めて上に立っているのが好きなのだ。

 弱っている時は、本当に気を付けないといけない。

大阪城公園の梅林。もうけっこう咲いていて綺麗。




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