SNSでフォロワーさんに、「ヌーソさんって結局何をしている人(×→○カッパ)なんですか?」なんて聞かれます。自分でもそう思います。私は何をしているんだろうと。ちょっと最近やってた仕事を洗い出してみます。
・高額療養費制度の申請書作成
・参院選不在者投票用紙の請求業務
・YJコードから見た使用薬剤の分類とその使用額の見直し
・勤怠管理システムの評価と見直し
・介護保険での加算の再見直し
・職員健康診断の申請と職員データベース整理
・ネットワーク下におけるインフラ問題の顕在化
こんな感じの仕事をこの2~3ケ月やっていました。そして、一番の問題はこれらの仕事、どれも私は主力ではなくサブで働いていました。どれもこれも、メインでやるべき課があり、その人達だけでできないというから手伝ってたわけです。さらに、主力ではないということの一番怖いことは、経営陣すら「ヌーソはなんの仕事をしている?」と聞いてくることです。経営陣も現場もそして私すら何をやっているのかわかりません・・・。
良くも悪くも器用な方なんで、なんでも回ってくるんです。でも「何をしている?」と聞かれるくらいですから、人件費削減をすることになれば一番クビを切りやすいのが、私の様な職種なんだろうなと思っています。それでいて、転職する時もかなり自分の仕事を説明するのが大変なんです。私の特徴として
・プログラムのコードを満足に書けない
・コードが書けないから上流工程を組むことができない
・エクセル・アクセスで何とかしてきたので、オラクルなどの本格的なデータベースの理解が低い
・それでいて利用者や職員などの膨大なデータになるとクエリをうまく動かせない
・診療診断士をもっていないので医療系の単価構成の知識が弱い
・薬剤師でもない
・今まで培ってきたHTML系の知識はノープログラム・ノーコード化が進んで、賞味期限切れ・無用の長物
そもそも私の能力がどっちつかずだから問題な気もします。
でもきっと私の様な仕事をしている人って多いと思うんです。それでいて、私の様な隙間産業の職を作らないことが、医療・福祉事業を行う職場の強化につながるのだろうと思います。
どんな効果があるか考えてみます。

○まず組織として
隙間産業職員を作らないということは、各部署員のスキル・能力が高まります。自分の部署のコアになる仕事と向き合わなくてはなりませんし、何としてもスケジュールをこなさなくてはならないという責任が芽生えます。労働法に則った業務や、専門的な知識、特に医療保険・介護保険制度理解はAI化により補い、職員にはその作業工程に注視させます。作業も必ずマニュアルにフィードバックさせ、作業終了時点でそのマニュアルのモニタリングを行うことを義務付けることにより、組織力の向上につながります。
○個人として
スケジュールをこなすことばかりに追われるため、業務の見直しは「自分たちで行わなければならない」という意識が薄れがちになりますよね。組織はマニュアルの細分化ばかりを求め、どれだけスピーディーに作業をこなせるかばかり見てきます。スピーディーに終わらせることはつぎの仕事への余力にもつながりますから、より少数の職員で作業をこなせるというサイクル作りだと組織は認識しています。でもそれがそもそもの問題なんです。その組織の誤りにより、早くなることばかりに意識するので、逆に作業が複雑化、データベースはクエリ・マクロの乱用化になっていかないでしょうか?そんな複雑な仕組み、その組織以外では使い物にならないんです。作業がマニアックということなんです。業務系・システムなどCSVを組み合わせるアプリのそのほとんどは、複雑なクエリができるようになっていません。新たなアプリを導入する時にも、その組織独自のクエリは使いものにならないのです。複雑化するとそのシステムを理解し、使いこなせる隙間産業職員が必要になります。これでは本当の意味での人件費削減にはつながりません。つまり、見直す方向性は複雑化ではなく、「単純化」ということです。できるだけ単純化することにより、新たなソリューション導入を目指すことが業務の見直すべき方向性だと認識して下さい。
○国・監査監督庁・制度として
マンパワーは年々低下している中で、制度が複雑化していると思います。特に医療保険・介護保険についてはその報酬単価の理解度の高い職員が、年々必要になっていると感じています。それでいてシステムはDX化を進めろ、職員には定額減税だ、利用者には施設として選挙の準備をしろと求めてばかりでは、医療・福祉業の負荷ばかり強くなり、本来もつべき組織力が分散される状態にあります。国の根幹である社会保障の問題ととらえるのであれば、法人や企業への負荷ばかり掛ける政策はおやめいただきたいです。日本という国の国力すら奪いかねない状態にあると思います。
これらを考えてもらえれば、私の様な隙間産業職員はいなくなり、一人ひとりの職員の能力が高まるものと思います。
さーて転職しなきゃ。