

「はりえさんは毒親って言葉を聞いたことがありますか?」

「あー、おらでもわかるね。」

「毒親って、海外由来の言葉なんですよ。」
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毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親に対して[1][2]、1989年にスーザン・フォワード (Susan Forward) が作った言葉である[3]。学術用語ではなく、スーザン・フォワードは「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」を指す言葉として用いた。
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引用元:毒親 - Wikipedia

「悲しい言葉だね」

「ちょっと話は変わって、こんなニュースの記事を見つけたんです」
父の日やめて「家族の日」に 多様化に配慮 保育所など独自に設定
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6月15日は「父の日」。ただ、保育所や幼稚園では「父の日」「母の日」のかわりに「ファミリーデー」「家族の日」を独自に設けるケースが増えている。
ひとり親世帯の増加など、家族のあり方が多様化していることが背景にあるようだ。「パパがいないのでありがたい」
<一人一人の家庭に寄り添ってくれている感じがすごくうれしかった>「ファミリーデー」に園児が製作したプレゼント=ポピンズ提供
<うちはパパがいないのでありがたい>~中略~
厚生労働省の調査によると、ひとり親家庭は1993年の94万7000世帯から、2003年には1・5倍の139万9000世帯に増加した。以降は130万~140万台で推移し、21年は134万4000世帯。子育て世帯の約1割がひとり親家庭だ。
~後略~
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「この記事を見てどう思いますかね?」

「・・・、父の日がいらなくて、ってなら、母の日はなぜなくならないの? ??意味が分からないよ?」

「あー、私も全く一緒です。なぜ母の日は残すのかということですよね?」

「ファミリーデーというのも、独身の人からなにか言われるだろうし、親の日とかで一括りにすればいいんじゃないかね?」

「なるほどですね」

「この記事の背景には、ひとり親の特徴があるんですよ。」
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日本では、離婚時に未成年の子どもの親権を決める際、母親が親権を持つケースが圧倒的に多いです。裁判所での親権争いでは、約9割の確率で母親が親権を獲得する傾向があります。これは、子どもの養育環境や心理的安定を考慮した結果とされています。
また、厚生労働省の統計によると、2021年の離婚件数のうち、母親が親権を持った割合は**約85%**でした。これは、母親が子どもの養育を中心的に担っているケースが多いためと考えられます。"
引用元:日本における共同親権導入の意義と課題
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfr/43/0/43_79/_pdf/-char/ja

「うん、おらでも何となく知っていたよ。ひとり親というのは母親が多いってことだろ?」

「男の人がいないと子どもは生まれないんであって、父親だって必要なんじゃないのかい?」

「母親にしかできないことって、母乳だけ、なんていう人もいるんだよ。母親だけで子育てをするべきではないと思うんだ。」

「はりえさんの言いたいことは分かりますよ。子育ては離婚云々を別にしても、両親二人ともが平等にやるべきだってことですよね?」

「でも世の中、そういかないみたいですよ。」

「離婚後、父親から生活費はもらうけど子どもには会わせないとか、母親が離婚の当てつけをするような例もあるとか。」

「えー、なんでそんなことするんだい?暴力でも振るわれたとか借金で生活が苦しかったとかならわかるけど。」

「あー、男女間の関係や離婚問題は私の専門外です。」

「私が危惧しているのは、母親の子どもへの刷り込みがあるのではないかと。」

「『父親は悪い人で会ってはいけない』とか、『お父さんが原因でこんなことになっている』とか、理由や真実と違う内容を子どもに教えてしまうということです。」

「?そこまでして当てつけをしたいというの?」

「人は弱い立場になれば、承認欲求が強まりますし、子どもを味方につけるため自分を正しいと思わせるものでしょう。」

「これって、一種のマインドコントロールなんだと思うんですよ。」

「先ほど毒親の説明をしましたが、あの続きにもこんなことが書いてあるんです。」
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毒親に関する議論は、親の「自己愛」問題が主な共通点であり、自己愛的な親(英語版)について語られることが多い[2]。児童虐待該当行為をしたり、子供の自立を妨げる親
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「自己愛の強い親を、毒親と位置付けています。」

「私が言いたいのは、ひとり親が必ず毒親になるということではありません。あくまでも、この記事にある背景にある問題には、毒親問題も潜んでいるということ。また、はりえさんと同じで、父親も子育てには参加するべきだと思っています。」

「よく父の日の話だけで、そこまで考えつくね。」

「でも、なぜ男性だけいつもこう悪くとられるのかね?父の日までなくすなんて。」

「そこには、フェミニズムと平等のバランスを崩れているからだと思っています。この話はまた今度で」