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PHS・ナースコールの買い替え時期とWifi網の重要性

今回は受け付けた質問のPHS・ナースコール・介護ロボットそしてwifiの関係性についてまとめます。

 

 

PHS電話

2023年に終了したのに、まだ使っているのか?と思う方もいるかもしれませんが、今でも医療施設や福祉施設など施設内で使っているPHSは多いのではないでしょうか?実際PHSからの脱却って結構大変なんです。

昔こんな記事も書いているので併せて読んでいただければと。

nu-so.hatenablog.com

まず携帯電話がペースメーカーなどへ悪影響を与えたという事実と、そのイメージが原因で、現場に取り入れることは難しいのではと考えてしまいます。
さらに、PHS網をやめ、スマートフォンに変えるなどすると、主装置の交換も必要になります。PHS端末は内線電話機能だけでなく、外線電話の発信着信機能、ナースコールシステムの連動などがあるのではないでしょうか?
付け加えるなら、保育園などは正面玄関の施開錠をするための端末もありますよね?保育中の保育士が壁に設置型のドアフォンをとるとなれば、一緒に遊んでいる子どもたちと離れたり、時には乳幼児を床に置きざりにすることになります。かといってチャイムを鳴らした来客が保護者かどうかの確認をする必要がある以上、ドアフォンで来客者の顔、要件を確認しなくてはなりません。
それらの機能をスマートフォンに持たせるとなると、それらの機能を持つ主装置(PBX)が必要になるんです。定員数十人の保育園から、大規模な病院まで主装置の値段は違いますが、大よそ数百万円から数億円の設置費用が掛かります。できればスマートフォンに全て集約させたいところですが、これらの理由を元にPHS(内線)・スマートフォン(外線)・ドアフォン端末(ドアの施開錠)と3つの端末を持つことになったりしています。

参照元

PHS - Wikipedia

 

ナースコール

古い施設になればなるほど、電話回線に取り込みPHSでナースコール対応できるようにしているものです。昔はメタル回線しかなかったんです。今はメタル(銅線)より光(ガラス)が主流になりましたが、当時の施設はかなり大規模な工事をしてナースコールとの連動をできるようにしました。なので施設の天井はメタル回線のすさまじい束があったりするんですよ。このメタル回線についてもPHS同様2024年1月でNTTは終了しました。
参照元総務省 

総務省|電気通信政策の推進|固定電話網の円滑な移行


よって、メタル回線のナースコールも施設内だけで継続するシステムになりました。この件は、どのような影響があるかというと、メタル回線を使ってのソリューションは今後開発されないということです。当時随分お金を掛けたからと言って、メタル回線のままのナースコールを使い続けても、新しいサービスはでてきませんし、いつかそれらの端末は使えなくなるということです。

 


介護ロボットとは?

うちの上司がわからなかった、介護ロボットですが、人型ロボットなどのことを指しているわけではありません。
現時点で指す介護ロボットとは、
●情報を感知(センサー系)
●判断し(知能・制御系)
●動作する(駆動系)
この3つの要素技術を有する、知能化した機械システム。
引用元:厚労省 

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000210895.pdf

 

よく聞く介護ロボットとは、移乗介助をする時の機器や、徘徊防止のためのセンサーマットなどを指しています。移乗介助のパワースーツやアーム型リフトはさておき、センサーマットはナースコールと連動するようになっています。

 



WIFI

ここまで、
PHSがなくなる
・メタル回線のナースコールもなくなる
・介護ロボットのセンサー系はナースコールと連動する
と説明してきました。
では今後どのようなソリューションを生かした対応が必要になるかと言えば、家庭でもお使いであろうWifi網を使うしかありません。
病院などであれば、セントラルモニターやSATモニターでWifi網を利用しているところは多いと思います。

ですがWifiにも問題があるんです。これから主流になるWifi6であれば、5GHz帯を使うことになります。この5GHzには特徴があり、屋外利用ができない周波数があるんです。
それが5.2GHz・5.3GHzです。屋外で使えないことと施設で使うことになんの関係があるかと言えば、この他の5GHzは衛星システムに影響があるので、一日の中で電波が止まってしまうのです。
参照元総務省 

https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/wlan_outdoor/


逆に、5.2GHz・5.3GHzは屋内だけの使用が認められているのは、衛星システムに影響なく電波が止まらないという特徴を持つからなんです。

衛星の影響で、電話が使えなくなったり、ナースコールが動かなくなったら困りますよね?なので、この5.2GHz・5.3GHzを計画的に使用していかないとならないわけです。
※2.4GHz帯の話は複雑になるので今回は省きます。

PHS・ナースコールの買い替え時期が迫る中、介護ロボット導入も視野に入れている場合は、Wifi網の在り方にも十分お気を付けください。




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