

「難しいお題の時は困るけど、いつもいつもこういったお題で大丈夫なの?」

「いや、あの、はりえさんが難しいお題を嫌がるからこうなりがちなんですよ。大丈夫でしょ?今回は変なセミナーな話ではないですし」

「いつもよくお題を見つけてくるなと、感心してるよ。」

「光栄ですね。福祉職って人の人生に関わる仕事なんで、どうしても色々なことにぶつかるんですよ。誰かがこの記事を読んで、私たちが話したことに賛成も反対もいらないので、悩んだ時の指標になってくれればと思っています。だからちょっと深掘りしたいんですよ。」

「さびしさや孤独感って本当に厄介ですよね。」

「やっかいだね。誰でもいいってもんじゃないしね。」

「そうなんですよ。孤独と感じているからと言って、人でごった返しているような公共機関に乗っても全然孤独は埋まらないんですよね。」

「おらは晩御飯を一人で食べる時寂しいと感じるね。」

「そうですか、私は孤独は感じていませんね。仕事の関係で、ほぼ一人の時間が週末くらいしかないので。でも人一倍『寂しさ』には弱いと思っています。」

「年齢・性別に関係なく、老若男女、これに苦しめられますよね。
福祉施設の利用者でいえば 『お母さんが恋しい保育園児』や『家族が恋しい施設暮らしの 高齢者』ですか。普段の生活以上に寂しさを感じている人が多いように感じます。」

「福祉施設職員は一生懸命に『寄り添う』ように接しているつもりなんですよ。それでも家族の代わりをできているとは到底思えませんね。」

「気持ちが通じあえばいいの?」

「私の持論ですが、人って言葉でなんか通じ合っていないと思っています。」

「まためちゃくそなこと言い出した。」

「(笑) コミュニケーションツールとして不完全なんだと思うんですよ。」

「ブログを書く身の言葉とは思えないね。」

「ブログ止めた方がいいですかね?(笑)」

「性別でも差があって、女性の場合って『量』に重きを置いている気がするんです。中身より、たくさんしゃべることや、たくさんしゃべってくれる相手に対してなど、『量』に好意的に感じる傾向があるじゃないですか。」

「そういうところはあるかもね。」

「反して男性って、原始時代『狩り』をしていたせいなのか、遺伝子的に言葉より所作、動作、佇まい(たたずまい)などからもコミュニケーションをとっているような気がします。だから男性同士の関係って、よく漫画の展開であるじゃないですか、『殴りあって』初めて分かり合える仲みたいな展開が。」

「あー、おらには全然わからない話だね。」

「キャッチボールの様な言葉のやり取りなんて、どちらの性別ともに当てはまらないと思うんですよ。」

「じゃどうすればいいのさ。」

「私もわからなくて、流行りのAIになぜ人は孤独を感じるのか聴いてみたんです。」
"
孤独な状況: 物理的に誰もいない状況や、周囲に親しい人がいない場合。疎外感: 人間関係がうまくいっていない、あるいは周囲とのコミュニケーションがうまく取れない場合。
喪失感: 大切な人を失ったときや、大きな変化(引っ越し、転職など)に直面したとき。
"
引用元:copilot

「そんなことも教えてくれるのかい。便利だね?!」

「そうですね。それでははりえさんはどう思いますか?」

「・・・。」

「(考える気がないな)」

「AIは答えを出してはくれましたよ。寂しいと感じるならSNSを始めてみてはと。」

「AIはスゴイね。」

「(・・・思考が追い付かなかったのね)」

「でも果たしてそうでしょうかね?」

「おらSNSやってないからわからないね。」

「SNSがもし寂しさを埋め、孤独感を薄めてくれるなら、もっと人は生きやすい生活をできているのではないでしょうか?」

「世の中で問題になる根源もこの寂しさ・孤独感が絡んでいるような気がしています。
恋愛の失敗から、殺人事件まで、『さびしさ』を埋め合わすものだったりする気がするんですが、SNSが発達した現代なのに減ったとは聞いていませんよ。」

「言葉では伝わらないし、伝えきれないから『さびしさ』を埋められないという裏付けだと思っています。」

「ヌーソさんはどうすればいいと思うの?」

「うーん、私は・・ですか。」

「父は施設にいるのですが、何週間に一回か電話がかかってくるんですよ。携帯電話を持たせているのでいつでも電話はかけられるんですが、毎週はかけてこなくなりました。施設に入った時は週に何回も電話をかけてきたこともありますが。」

「母(父からした妻)を亡くしてから、ひどい落ち込みもせずに、淡々と毎日を生活しています。年老いた父ながら、自己完結できている人で、強い人だと思っています。」

「決して、傍若無人な人でもないですし、人にも気遣いのできる人なのに、他人に寂しさを埋めてもらおうと、他人にすがるようなこともしない人です。」

「そんな父は私に話すときは一方通行に話し続ける人です。コミュニケーションが一方通行なんですよ。」

「一見自分勝手な人に思えるかもしれませんが、父はそれ以上他人に負担をかけようとしない人ですね。一方通行なコミュニケーションでも満足している様子なんです。」
「だとすると、寂しさを埋めるのは一方通行なコミュニケーションでもいいのかとも思っています。」

「うん、強い人だね。」

「ありがとうございます。それで、はりえさんはどうすればいいと思いましたか?」

「うん、AIが便利だからみんなAIと話してれば寂しくなくなるんじゃないかね。」

「えー。」