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芸術と認知症予防

らしくないかもしれませんが、美術館に行ったり、テレビ番組の日曜美術館を観るのが好きです。
(の割には、「絵が下手くそだなあ」等はご勘弁ください(;^_^A)


私は、ミレーの「落穂拾い」や、あとゴッホの「星降る夜」などが好きです。人の営みが絵になっているものが好きなんです。
あと趣味と言えば、小旅行が好きで、田舎の方の鈍行列車に乗っています。最近は忙しくて全然行けませんが、夕暮れ頃ちらほらと家の灯りがともり始め、みんなが家路に急ぐ姿を見ていると、なんだか幸せな気持ちになります。家で誰かが待っていてくれ、夜のとばりが下りたくらいに、晩御飯の炊事の匂いがしてくる、という光景を見るために小旅行をしています。


老人ホームも、そういう景色が見えるところによく建っている気がしませんか?
とっても夜景がきれいなところに建っていることが多いです。老人ホームを建てた人、作った人の思いなんでしょうね。ちょっと小高い所に立っていることが多く、建物の窓から、人の営みがいつも見えるところを作りたい、そして親を預ける側の子どもたちとしても、そんな景色の中で余生を暮らしてほしいと思うものなんでしょうね。

その壮大な景色を見ていると、なんだか天国に近づいた気がします。遠くから人の営みを観ることって、どこか達観した立ち位置な気がするんです。自分自らはその営みの一部だと思えなくなる、ある意味天国から下界の様子を見ている気持ちになってくるんです。だから人は天国という言葉を作ったんだろうなーと感じてしまいます。

芸術という意味でいえば、女性はいくつになっても「花」が好きですよね。高齢者施設で結構人気な趣味サークルとして、生け花があるくらいです。どこの施設にでも会があって、私も利用者さんの付き添いで、毎週生け花サークルに参加していました。花はいつも素晴らしいものが届くんですが、毎週やっていると「花器」が飽きてくるらしく、新しい「花器」を買ってくれという要望がありましたね~、そんなお金ないんですよ、特養には(涙)


でも、そういう美しいものって、「認知症」になると興味を失うような気がしています。
建物から見える、いつまでも見ていられそうな景色も、大好きな花も、目を奪われて、見続けている利用者を私は見たことがないんです。
そもそも健常者の私たちも、美術館に行くと、へとへとに疲れて帰ってくることになりません?
絵を見るって意外に疲れるものですよね。ただ見るだけなのに、相当エネルギーを使うものなんでしょうね。そのためか建物から見える、美しい景色も見続けるのは疲れるのだろうなーと。

花についても同じことが言えて、花は美しさだけでなく、香りも魅力の一つですよね?
アロマテラピーというリラクゼーションがありますが、アロマテラピーを実施し続けている老人ホームを見たことがないんですよね。それもあってか、認知症の方が花の匂いをかぐ姿を見たことがありません。きっと認知症になると臭覚も落ちるんでしょうね。


芸術という括りで話すと、交響曲などのクラッシックを聴き続けている高齢者も見たことがないです。ちょっとした高級感を出している施設って、よくBGMとしてクラッシックがかかっていることが多いんですが、利用者がその曲を聴き入っている姿は見たことがないんです。音楽療法を行っている施設は多いですが、音楽療法でクラッシックを聴かせているところはないですね。それよりも、高齢者が若い頃聴いたであろう「流行歌」を用いることは多いですが、クラシックや現代曲を使っている先生に会ったことがありません。


私は認知症になることをあまり否定的には考えていません。
併せてこちらも読んでいただければと

nu-so.hatenablog.com

一生懸命運動を続ければ認知症の症状を遅らせることもできます。高齢になると水分摂取や排せつコントロールも大切になってきます。
でも、自分の趣味に没頭したり、芸術に触れられるのは「認知症」になる前までなのかもしれません。逆説的に言えば、芸術に触れ続けることは認知症予防になることにつながるのではないでしょうか?
芸術に触れるというのは疲れるかもしれませんが、その疲れが予防に効果的なのかもしれません。

 




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