(2019年1月に書いた記事ですので、状況は当時のものです)
末っ子の大学受験がいよいよ近づいてきました。
出願受付もぼちぼち始まっています。
その出願手続も、昔からずいぶん様変わり。私立はウェブ出願化が進んでいます。
ウェブ出願の場合、専用サイトで必要情報を入力・登録し、必要書類(高校の調査書、写真など)を別途提出する形になります。
調査書は、学校で作成してもらったものを提出するだけ。
では写真は?
Web出願化に伴い、必要な写真の要件がまちまちになっていることに気付きました。
末っ子が関係するところをまとめると。

要件がいろいろです。
そこで、大学入試出願用写真を用意する方法にどんなものがあるか、私なりに探してみました。
方法その1:自分のスマホやデジカメで撮影する。
この方法が認められる私立大学は、1校ありました(私立A大学)。
私立A大学では、
「以下の条件(注:背景など一般的条件)を満たす顔写真データであれば、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレット端末等を使用して撮影したものでもかまいません」
と明記されています。もしこの大学しか受験しないのであれば、そして無背景で撮影できるのであれば、いわゆる「証明写真」みたいなものでなくても出願は可能です。
この私立A大学は、データを出願登録サイトに画像をアップロードすれば手続完了ですので、プリントする必要もありません。(プリントが必要であれば、コンビニのマルチコピー機でプリントするという方法もあります)
また、私立D大学も、国立大学同様、撮影方法に細かい指定がありません。ですから、無背景で撮影でき、プリントできるなら出願に使えます。
その一方、
- 私立B大学は「携帯電話等で個人が撮影した写真は使用できません。必ず証明写真(スピード写真可)で撮影してください」
- 私立C大学は「写真店で撮影したもの(スピード写真、スナップ写真、デジタルカメラ等で個人が撮影した写真、(中略)は不可」
とされているので、自分で撮影した写真は使用できません。
方法その2:写真店で証明写真を撮影してもらう。
最初に考えるのが、この方法ですよね。
長所:
- 安心感がある。(これ以上確実な方法はない)
短所:
- 費用が高い。
- 一回でもらえる枚数が少ない(4枚など。焼き増しには追加料金が必要)。
参考までに、「カメラのキタムラ」だと、
- プリントのみ:4枚1600円
- オプションで画像データをもらうのはプラス1000円。
「写真店で撮影したもの」と指定されている私立C大学のような場合は、この方法か、学校で出張撮影されたものしか選択肢がありませんが、そうでなければ、もはやこの方法を選ぶメリットはありません。
方法その3:スマホアプリで撮影する。
方法その1のバリエーションです。
証明写真撮影用のスマホアプリがあります。出来上がりのレイアウトや位置調整の機能もあり、便利。デジタルカメラで撮影しただけの画像データだと、撮影後に指定のサイズにトリミングするのが面倒ですが、専用のスマホアプリなら、その作業をスマホ上で完了できます。
「履歴書カメラ」はリクルートが提供しているアプリ。
Android版とiPhone版と両方あります。
末っ子の受験用には使いませんでしたが、妻が、とある身分証明書作成のため必要な顔写真をこれで撮影し、コンビニでプリントして使用していました。
就活での使用なども想定されているようです。
ただし、撮影のための無地の背景を自分で探さなければなりません。
また、「個人で撮影したものは不可」とされている学校への出願に使用するのは、避けた方がいいかもしれません。
方法その4:学校での出張撮影を利用する。
末っ子の高校では、11月に業者が学校に来て受験用の写真撮影をします(希望者対象)。
長男(同じ高校)のときは、国立大学への出願のほか、当時まだ紙での出願だった私立A大学への出願も、この方法で撮影したシールタイプの写真で済ませることができました。
長女(別の高校)も同様で、国立大学・私立A大学・私立B大学・私立C大学全ての出願をこれで済ませました。
私の経験では、
長所:
- 学校を通してのことなので、間違いはないかも?
- 基本料金でもらえる枚数が、写真店より多いかも。(ウチの子どもらが撮影したときは16枚セットでした)
- 「写真店で撮影」相当とみなすことができる。
短所:
- データがもらえない。→焼き増しできない。
- 「制服の写真は不可」の大学が多い。
- 出願に使用した写真は、大学によってはそのまま入学後の学生証に使われることがあります。この写真(学生服ではありませんが、ワイシャツの写真になりました)が学生証に使われるとしたら……微妙です。
- 枚数は多いけれど、安いわけではない。(16枚で1600円ぐらいだったかな)
問題の1つが、「制服の写真は不可」の場合があるのに学校で撮影とは?という点。長男のときどうだったかは記憶にありませんが、末っ子は学生服を脱いだワイシャツの写真になっていました。

しかし、これを大学で4年間使う学生証の写真にしていいものかどうか……?(長女は制服のない高校でした)大学生活が、なんだかちょっと暗くなってしまいそう。
方法その5:証明写真機(いわゆるスピード写真)を利用する。
今回、証明写真機の最近の進歩を実感しました。
4cm×3cmの写真が8枚で800円でしたが、それだけでなくプラス200円(合計1000円)で、画像データを入手できる機種があるんです。
大日本印刷の関連会社が展開している証明写真機「Ki-Re-i」のうち、「Withスマホ」機能がついている証明写真機なら、それが可能です。

Ki-Re-i 証明写真画像データサービス Withスマホ|証明写真機Ki-Re-i|株式会社DNPフォトイメージングジャパン

(「1000円~」となっているのは、レタッチ機能をつけると価格が上がるからです)
もちろん、かつて「スピード写真」と呼ばれていた時代の、ポラロイドやインスタントカメラのような「質の悪い写真」といったイメージのものと、現在の写真の仕上がりは全く違います。雲泥の差。
※ただし、Ki-Re-iでない他の証明写真機がどうかはわかりませんが。
この方法なら、国立A・B大学、私立A大学、私立B大学、私立D大学への出願に使えます。
「スピード写真不可」とされている私立C大学にも使えそうな気はしますが、そこは自己責任で各自ご判断をお願いします。(私立C大学は、スピード写真を、品質が悪い過去のイメージのままでとらえているのかもしれません。)
長くなりましたので、証明写真機については記事を分けることにします。
ムダのない方法で写真を用意するには、受験する学校全部の入試要項を確認してからの方がいいかもしれません。