来年就職する子どもに話しておきたいことを自分なりにまとめておくために、ブログの記事にしてみようと思います。
伝えたいことは山ほどありますが、思いつくままに。
育った家庭のタイプによって、職業観やお金に対する考え方が全く異なるのではないか。
今回はこれについて。
働き方や、収入を得ることに関するイメージあるいは前提条件が、もしかすると育った家庭によって大きく異なるのではないか。会社を辞めてフリーランスになり、いろいろな経験をするうちに、そんな風に考えるようになりました。
それを具体的に示してくれたのが、この本です。
「日本教」という書名になっていますが、宗教の本ではありません(著者が宗教学者なので、出版社がそういう書名をつけたのでしょう)。
本の現物をもう処分してしまったのでうろ覚えの記憶ですが、「 日本人は、自分が意識していないが大きく3つのタイプに分けることができる」。そういう本です。
3つのタイプとは何か。
- 公務員
- 勤め人
- 自営業
です。公務員には教員なども含まれ、勤め人はサラリーマン全般、自営業には、個人事業主や商店主のほか、もっと大きな企業の経営者、地主などの資産家、そして農林漁業なども含まれるでしょう。
自分がどの家庭で生まれ育ったかで、働き方やお金に対する考え方が、それと気付かぬまま根本から違ってくるのではないか。そんな内容だったように記憶しています。
思い当たるふしがけっこうあるなと感じました。
公務員についてはあまりよく知りませんが、限られた地域の中で社会に密着して働くという働き方は、会社員などと比べると、ある意味特殊と言えるかもしれません。
教員一家という家族もよく聞きますが、教員一家で育った子どもは、そういう働き方を自然なものとして捉えやすいのかもしれません。
のこり2つのサラリーマンタイプと自営業タイプでは、特に違いを感じます。
ステレオタイプな見方をすれば、
サラリーマンタイプ:
- 組織の中で、決められた仕事をする。(役職によるでしょうが)
- 収入は、給料。「もらう」もの。
- 借金は、するとしたら住宅ローンや車ぐらい? 必要なければしない、つまり必要悪という認識。
自営業タイプ:
- 自分で事業を考える。
- 収入は、売上。「稼ぐ」「自ら作り出す」もの。
- 借金は経営・事業の拡大のため当然。むしろ積極的。
親がどちらのタイプかで、育つ子どもが無意識に当然と思う考え方も決まってくるでしょう。
親がサラリーマンなら、自分も企業に勤めて、給料をもらう生活になるのが当然と思うかもしれないし、自営業の家で育てば、親がどうやってお金を稼いでいるかを目の当たりにしながら育つことになるでしょう。
自分が無意識のうちに持っている、職業観やお金に対する考え方は、もしかしたらごく一面的なのかもしれない。
自分の感覚を疑ったことのない人には、一度そんな風に考えてみてほしいと思います。