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撮り初め―2025

朝だ。隣で息子がモゾモゾと動き出した。目覚ましが鳴るまでは目を閉じて布団の中の温かさと別れる覚悟を決める。

 

5時半。目覚ましをワンコールで止め、息子と一緒に寝室を飛び出た。ここまではいつもの朝の光景だけど、今日は着替えとカメラを用意してある。着替えの寒さも気にせず、支度をして外に飛び出す。一足先に太陽の具合を僕が見に行き、頃合いを見て家族を呼びに行く。元旦のお約束だ。

 

朝焼けが好きなもんで、初日の出の前に既にクライマックスを迎えている。

 

赤城山は寒そうだった。もしかして雪雲だろうか。真冬はちょっと厳しそうだから3月くらいに子どもたちと遊びにいきたいな。

 

 

いつもの用に妻がスープを用意してくれた。"寒い中スープ片手に初日の出"がすっかりうちの恒例行事になった。こうやって家族の恒例行事が増えていくことが嬉しい。

 

 

 

光によってわずかな時間の変化でも、ここまで色が変わる。楽しいな。

 

 

 

日の光で人や街の輪郭が浮かび上がってくる時間が大好きだ。本当に光がきれい。

 

「何か新しいことがはじまるかも、続けてきたことが成就するんじゃないか、そんな1年になるといいな」

ハッキリと言葉が浮かんできたわけじゃないけど、そういう気持ちが沸いてきた。これは希望というやつかも知れない。朝焼け。日の出。勝手にありがたさを感じてしまう。晴れ乞いや日乞いって言葉があるくらいだから、人間にとって日の光はなくてはならないものなんだろうな。

光がなければ陰も出来やしないんだから、写真だって撮れない。

 

 

今年、ここから初日の出を見たのは僕らを含めて5、6組。距離は離れていたからどこの誰かは分からないけど、地元の人たちなんだろうな。10年くらいこの場所から初日の出を見ている。はじめは僕ひとりだったけど、少しずつ一緒に見る人が増えてきた。寒い中、ひとりで日の出を待っているとちょっと寂しいこともある。それも好きではあるけど、地元の人たちで新年を祝える場所があるのは嬉しい。

 

子どもたちが一緒に日の出を見てくれるのが、何よりも嬉しい。娘はまだ上手に手袋を付けられない。あれは難しいよな。「やって」と言われると僕もけっこう格闘する。去年まで息子も指の位置で格闘していたのに、今年はひとりで付けられるようになった。

 

 

 

 

 

小石にも影ができている。朝や夕方じゃないと見落としてしまうかもしれない。

 

 

湯気が昇る。美味しさと家族を感じる瞬間。

 

 

生活の中でちょっと心が動いたこと。
庭の草木や畑の野菜。
きれいな光。
家族や縁のある人たち。
僕が大切にできるのは、結局 こういう目の届く範囲のことだ。今年も変わらずやっていこう。

好き勝手書いている日記ですが、いつも読んでいただきありがとうございます。いい1年にしましょう。






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