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業務システムでも保守運用より構築スピードが大切になっている

前回の続きというか、その背景。
3日50万円で作れるシステムに4ヵ月800万円かけれなくなっている - きしだのHatena

業務システムが効率化のためのものから事業をまわして売上や利益を生むためのものになっているので「システム構築の柔軟性やスピードへの要求が高まった」というのがあって「3日でできるものに4ヵ月かけるというのが受け入れにくく」ということになっています。

時間をかけて確実に作り切ってあとは保守運用というのではなく、速くつくって常に改善しつづけることが大切になっているわけです。
前のエントリで運用が、保守が、というコメントが結構ついてますが、SIの価値が運用や保守であるなら、どんどん出番がなくなっていくということで、現実にそうなっています。

これは2021年末のNEC副社長の発言からも伺えます。

事業部門(Line of Business:LoB)からの依頼が増えていることだ。LoBは工数に興味がなく、スピードに価値があると見ている
「DXオファリング」へシフトするNECのSIビジネス--堺副社長に聞く - ZDNET Japan

5年たった現在だと、その傾向はもっと進んでるんじゃないかと。

SIは、システムが想定通りに動く確度を高め、安定して保守運用できるようにするために時間がかかります。
効率化のためなら、システムが想定通りに動けばよほどひどくない限りは効率化がされて、それを継続的に動かしていけばいいとなります。

でも、利益を生むためのシステムであれば、どういうシステムが利益を生むかは作って動かしてみないとわかりません。利益を生むかどうかわからないシステムを時間をかけて確度高く作って継続的に動かそうとしても無駄である可能性が高いです。 計画をたてた時点では利益をうむはずのシステムでも、2年遅れればまったく利益を生まないということもあります。
また、作ったときに利益を生んだとしても、そのまま動かし続けるだけでは利益を生まなくなります。市場の変化にあわせて継続的な改修が必要。そのときも、ちゃんと市場の変化にあったタイミングで投入する必要があります。

システムが確実に動くことではなく、システムが価値を生むかどうかが大切。
365日24時間ちゃんと動くけど価値を生まないシステムよりも、たまに落ちるけど価値を生むシステムのほうがいい。もちろん、落ちてる間は価値を取り損ねるので落ちないほうがいい。

そうなると、SIというシステムを作り切りって運用保守という形態がそぐわず、内製化という流れになる。
あとは、利益を生むためのシステムを育てることを外部に任せるんですか?っていうのもある。

効率化のためのシステムはもうほぼ作り切っているというのもありますね。 プラットフォーム移行での新規作り直しも、いままであったメインフレームからPCベースのオープン化、そしてオンプレからクラウド化のような大改修の必然性が当面は見当たらない。

ということで、効率化のためのシステム構築案件は枯渇してきてます。

そういうのがあって、SI大手はSI事業の比率を減らしてコンサル事業の比率を増やしてるわけですね。
NEC・富士通・NTTデータ・日立が挑むコンサルへの転換、「御用聞き」はもうしない | 日経クロステック(xTECH)

いままで変わらないように見えていたのはみずほというSIやさんほぼ全員参加案件があったのと、準備に時間がかかったからで、大企業の構造転換もできてきた今からは目に見える変化も大きくなるんでは。




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