感想ですよ?ネタバレ有りです。
さて、サイコホラーから一転、高校生の感動的な魂の交流に全振りしてきた7話でしたが、お前そんなアニメじゃねえよなあ?っぷりを遺憾なく発揮した8話になりましたね…
実質海鈴回だったわけですが、過去回想の中の彼女が本来の表情だったのかね。そこは若干釈然としないというか、あっさり語られた過去の出来事、あんまり普通じゃない。通常、やりすぎたからでああはならんし、その結果の行動としてこうもならんのでは、というあたりがいまいちしっくりは来ていません。なんとなく志歩ちゃん(プロセカ)側になりそうな気がするんだが…とはいえ、エキセントリックな一面…一面?が描かれたおかげで「あああれならしょうがないよね?」感はあったんだけど、筋トレはしてるわ爆買いはするわ爆買いのついでに筋トレをするわ飲まなきゃやってれれねー(健全)をするわでやりたい放題すぎてキャラ崩壊していないのか心配です。
そしてにゃむちとみなみちゃんの邂逅により明かされる睦ちゃんの真実。こわい。まあ想定の範囲内です。みなみちゃん若干キャラ造形が謎だと思っていたけど、疑問は氷解したというか、踏み込むなあこのアニメ。これまでのバンドリ時空では家族のキャラがここまで立ってはいなかった(有咲のばあちゃん、蘭ちゃんパパとかパン屋の進路とかチュチュの背景とかそのくらいはあったとしても)のでそこも今回は珍しいですよね(豊川家にしても)。つまり、バンドリの中で極めて異質(どちらかというと普通のアニメ寄りなんだけどね)。
さて、学校サボり魔と化してしまった祥子とついにその正体(まだあんのかよ)が明らかになった睦ちゃん、このアニメの何が怖いかってホラー展開になったあとシームレスに日常が続いているところなんだよな…まあでも睦ちゃんという人格形成の話は多重人格というか演技としての人格、という説明がなされていたけど通常の人間の人格形成はこれらが統合されるところで成熟を迎えるわけで、本質的な多重人格というよりは演技の才能がありすぎて人格統合がされぬまま思春期を迎えてしまった人間、みたいにも見えるんだよね。なので、ここの落としどころは「みんな睦ちゃんなんだよ」だとは思う。そう考えると実は海鈴のアプローチは正解なんだよね。ただ、睦ちゃん自身(モーティス)が自己の多重性をわかりすぎてる、というのは統合に向けての抵抗にはなるよね。
そういえば、にゃむちが株を上げたり下げたり乱高下しているけど、結局のところ高一設定とかだったわけで、君等大人の目線で子どもの良し悪しを語りすぎじゃね?って思ったりもする。ただ、ここまでの描写を総合したときに、出だしの行動(仮面の件)が異質すぎる気もしているんだよね。今のところあれにシナリオの都合上、以上の理由をあまり見いだせていない。
ということで、またサイコホラーに戻ってきたAve Mujica、残りの話数を考えると次回は初華さん大暴れ回かその前フリになると思われ、期待しかないですね。