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NHK日曜討論における有本香による日中議連発言だとか、動画が消えるだとかについてのメモ

 産経新聞で「「日中議連発言」保守党・有本氏、立民・岡田氏の抗議に「証拠」示し反論 公開討論を要求」という記事が出ていたりした。発端としては日本保守党の有本香が12月21日のNHK日曜討論」において、日中友好議連について以下の様に語っていたことだ。

例えば日中友好議連というようなものがあってですね、岡田先生は副会長をなさってますけれども、これ実際にはですね、国際社会では例えばアメリカではですね、この議連は国防総省が中国が日本の世論や政策を中国側に有利に動かすための機関だというふうに報告しているわけですね

つまり有本は日中友好議連は中国が日本を有利に動かすための機関だとアメリカの「国防総省」が報告をしたと言っているわけである。日中友好議連は当然ながら「議連」とつくだけあって、幾人もの国会議員が加盟している団体となる。なお、上記の言説は例えばwikipediaの「日中友好議員連盟」でも類似のことが書いてあったりする為に有本オリジナルの自説ではない。wikipediaのソースを見るならばJBpressの2021年11月に書かれた「林芳正外相が会長を辞任した「日中友好議員連盟」とは何か? 中国共産党の息がかかる「工作機関」として米国が警戒」があり、また同年12月のJAPAN FOWARD「日中友好議連、米が警戒」が類似の事を言っており、ここらあたりが話の元ネタの様に見える。なお両記事共に産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久が書いている。この「説」に対しては日曜討論で話の矛先を向けられていた立憲民主党岡田克也X上で反論をしており、岡田は国防総省にその様な文書は不存在ではないかとしている。それに対して有本も動画で反論をしており冒頭の産経記事に繋がるのだが、産経の記事にある様に米国防総省の報告にはその様な記述はない。

有本氏は26日の動画で、2019年の米国防総省による中国の軍事力に関する年次報告書の内容の一部を取り上げた。(中略)この部分に、日本に関する言及はなかった。

実際に2019年1月にアップされた「CHINA MILITARY POWER」には日中友好団体が云々の情報はない。なお古森の記事上においては"米国の国防総省国防情報局(DIA)が19年1月に作成した「中国の軍事力」と題する調査報告書も日中友好団体の役割への警告を発し"とあるが、該当報告書でその様な情報ない様に見える。これは次に述べる報告書の文章の中に「2019年1月に発表された米国防情報局~」という文章がある為に誤読をしたのだろう。
 そして実際にこの日中友好議連について書かれていたと有本が主張する報告書だが、これは同年6月に米ワシントンの研究機関「ジェームスタウン財団」により書かれた報告書となる。これはソースの出処が間違っている為に日曜討論における有本の発言は前提に誤りが含まれていると言えるのだが、それはともかくとしてこの報告書で「日中友好議連」はどの様に書かれているのか。

中国共産党による日本への影響工作に関する予備調査
友好協会および業界団体
中国共産党に直接従属する、または中国共産党と提携するフロント組織に加えて、日本にはUFWDやその他の中国の政治戦争組織と関与する合法的な地方組織も存在する。おそらく故意にそうした組織もあれば、そうでない組織もある。日本には、日本と中国の間の「文化交流」を積極的に促進する日中友好協会が少なくとも7つ知られている。これらの団体は以下の通り。日中友好協会、日本国際貿易促進協、日中文化交流協会、日中経済協会、日中友好議員連盟、日中協会、そして日中友好会館。
※自動翻訳。一部、わかりやすい様に文章を変更

中国による日本への影響工作の調査に際して、前段では中国の影響がある組織、ない組織があると述べ、その後に日本における「友好協会」の一つとして「日中議連」が挙げられている。言ってしまえば中国の影響下にあるかは不明だけれど、日本における中国との文化交流を促進する協会を列挙しているに過ぎない。これをもってして日曜討論上における"議連は国防総省が中国が日本の世論や政策を中国側に有利に動かすための機関"というのは論拠が弱いと言わざるを得ない。


https://x.com/Hoshuto_hyakuta/status/2004207755993968868

ちなみにだが日本保守党代表の百田尚樹は「証拠ははっきりあるのに」と書いていたりするが、少なくとも議連に関しては「証拠」というほどのものはないのではないか。

日曜討論の動画が消されている件について

 補足としてだが、岡田は同番組で「国民感情をコントロールしていかないと」といった発言をしており、これはどんな文脈で言っても批判は出るであろう言い方でそれが批判を呼ぶのはいいのだが、該当の番組部分を動画でアップすると消されることについて、以下の様な話が少し出ていたので記録しておく。


https://x.com/conamguch/status/2004477157016580340


https://x.com/kyuusyuha_001/status/2004538813952196758

下のスクショにおける「旧守派@kyuusyuha_001」は他の投稿を読む限り立憲の圧力によって消えたのだと言いたいようだが、単純に著作権を持っているNHK日曜討論の動画を削除申請して消えているだけだ。なお同日であると有本香の動画、れいわ新選組伊勢崎の動画も削除申請で消されている。以前、当ブログでも扱ったが日本保守党による発言動画も削除されている。この時は都合悪いから消された的な陰謀論に近い話も流れていたのだが、NHKの動向としては日曜討論の「動画」は見つけ次第削除申請をしている様だ。例えばXで「日曜討論 filter:videos」で検索するといくつも削除された動画が確認できる。逆に「画像」ならばあまり消されない傾向が見える。とはいえ、「消したら増える」という感じで岡田の動画は増殖しているし、有本の発言動画も探せば見つかったりはするのだが。
 それと動画と言えば次の様な動画も出現していた。


https://x.com/seiryukai/status/2004215962040725749
※作成者は「布施院 定@kaZZ221_04」だが、拡散は上記の方がしており元区議会議員である事から上記をスクショした

日曜討論のキャプチャ画像からAIによって動画を作成したもので、内容としては最終的に岡田が海に投げ出されるというジョーク動画だといえる(勿論、批判も多い)。日本では対象の政治家を美化する方面での使用が多かったように思うが、手軽にこの様な加工が行えることから今後こういったAIの使用方法が日本でも増えそうだなと。



投げ銭用ページ note.com




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