お久しぶりです。増田アワードは本当に久しぶりですね。少しメインを増田からズラしたため、最近の増田の事情は他の方のほうが詳しいかと存じます。でも増田のことは大好きだし、今年はブックマークの記事で賞ももらったので、活動自体はそこそこしているかな、という感じです……。
そんな中で「これは!」と思った今年の増田を読んで今年を振り返っていきたいと思います。選出方法は自分のブクマで「2025増田」をタグに入れていたものです。たくさんはないです。それではちぇけらー。
【2025増田アワード】
今読んでも超面白い。名のある文筆家の作品と心得た。何だこのグダグダなのに愛らしいセックスは。けしかりませんな!
渾身の黒澤レビュー。感動したポイントが最高にわかりやすくて好き。自分は同じような感覚を「東京物語」で味わったかな。すっげえ長いのになんか最後まで見ちゃうし、何なら泣けてくる。
ディズニーははてなでは冷笑される場所だけど、思い出を作るという意味ではとても大事なところなんだと思う。そしてそれをわかっている増田は偉いと思った。今度はシーの技術を見てきてほしい。それも込みでディズニーは楽しい。
有益な話かというとそうでもなく、徹底した体験談ですごくとりとめのない話なのがよかった。増田が入院してそこでラジオを聞いていたんだな、というのが何だか沁みる。深夜に伊集院を聞いているところとか情景が目に浮かぶ。この増田はかなり大好き。
女装してハッテン場に通い詰めた詳細なレポ。その目的とか増田が何を思ったのかがとても明確でわかりやすい。好奇心旺盛な増田が次はどこに行くのかとか気になるくらい面白かった。誠実かつ真面目でヤリチンな増田に幸あれ。
風俗系増田文学。いろんな人がいてその孤独に触れてしまう増田の感性がとってもいい。「寂しい」が画面からあふれ出してきている。文学だ。
淡々としているけどすっごく深い。人間の本能のどこかに「誰かに食事を分け与えたい」というものがあるのかもしれない。これが女性や子供でなく、知らないオッサンでも成立するのだというのが情の深さだと思う。
【番外編】
何故か「2025」のタグがついていたんだけど、日付みたら2024年だった……でもこのシュールさこそ増田だと思うのでここに載せておきます。みんな見て!!
【最近の気になる増田事情】
増田は今どんどん変わっている。一発ネタが減り、煽り気味なAI増田が本当に増えた。「はてな匿名ダイアリーでバズりそうな文章を考えて」って出てきた文章を載せている奴が間違いなくいる。そしてそれを真に受けてマジレスしているブクマカも多い。そこが正直面倒くさい。最近は「これは釣り目的」と判断したら「AI増田」のタグをつけている。
多分これはAIが書いたんだと思う。何でかっていうと、AIにお話を書かせるとリズム良い短文がよく出てくるのと「ゴミ箱には味噌の空き容器はある。」が決定的に現実を知らないものが書いている感が半端ないから。
料理する人もしない人も、味噌の容器ってみたことある? 大体1キロくらいで売ってるよね。それに対して1回の料理で常識的に使う味噌の量は、せいぜい大匙数杯じゃないだろうか。つまり、この書き方だと「味噌の空き容器があるから味噌を料理に入れたんだろう」っていう理屈になるんだけど「じゃあ空き容器が出来るほどってどれだけ味噌入れたんだよ」ってなるわけよ。「たまたま空き容器が出来ただけでは?」って思うかもしれないけど、この書き方だと「鍋には味噌が入ってますよ」っていうことが言いたいので読者のイメージとしては「新品の味噌の容器を全部鍋にぶち込みました」っていう捉え方になってしまう。その違和感に気が付かないで書いているのはよっぽど文章が下手な人か、それか料理の実態を知らないAIかってところじゃないかな。あと「スープ料理」も何だかなあ……。
もしかしたら本当にこういう人がいるのかもしれないけど、文章作成はAIに投げたって見方もできるかなと思う。そのくらい全体的に文章がおかしい。他にもこんな感じで不自然な文章は多い。砕けている感じがするけど、絶妙に固い。それがAIの文章だと思う。
これは自信をもって「AIで書いたやろ」って思える増田。なんだこの最高に不自然な文章は。これがAIか。これがAIの世界なのか……。
【おわりに】
AI増田も多いし、婚活マチアプ清潔感の男女煽りに加えて最近は「役立つ生活ライフハック」みたいな増田も増えてきた。そういうのは昔はブログのほうで賑わっていたけど、ブログ文化が死んだから残滓が増田にも流れてきたイメージ。増田はもっとくだらない場所のほうがいいんだけど、時代の流れなら仕方ない。あと別のところで増田のリンクを貼ってなんだかんだと言っている人もよく見るようになった。「おまえソレ増田だぞ?」と言いたい気持ちをこらえている。
そんな感じで、増田という文脈を離れた増田がこれからも増えていく気がする。そうするとますます「増田ってなんだろな」って思う。掲示板文化とも少し違う、何だかくだらない遊び場。来年もそういう増田であってほしいなあ。それじゃあよいお年を。