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Windows 10終了の絶望を希望に変える!設定保存可能な「永続化Linux Mint USB」で愛機を爆速・最新化する究極の完全攻略ガイド !

はじめに


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みなさん、こんにちは。

古いガジェットを愛し、新しい技術でそれを蘇らせることに無上の喜びを感じる「自作派ブロガー」です。

ついに、恐れていたその日が過ぎてしまいました。

2025年10月14日、Windows 10のサポートが公式に終了しました。

今、この記事を読んでいるあなたの手元には、昨日まで現役だったはずの「かつての相棒」があるはずです。

画面の隅に表示される「サポート終了」の不吉な通知。

マイクロソフトからは「Windows 11搭載PCへの買い替え」を促す広告が執拗に表示されます。

「まだキビキビ動くのに、OSの都合だけで捨てなきゃいけないの?」という怒りに似た悲しみ、痛いほどよくわかります。

私もそうでした。

第7世代のCore i5、メモリ8GB。

Windows 11の「システム要件」という冷酷な門前払いを食らった私のノートPCは、ゴミ箱行きを待つだけの運命に見えました。

しかし、諦めるのはまだ早い。

結論から言いましょう。

あなたのそのPC、Linux Mintという「魂」を入れ、Ventoyという「魔法の杖」を使えば、Windows 10時代よりも軽快で、安全で、そして何より「自分好み」にカスタマイズされた最強のポータブルPCとして生まれ変わります。

今回は、初心者が最も挫折しやすい「設定が消えてしまう」という問題を解決する「永続化(Persistence)」の手法を軸に、7,000文字超の圧倒的ボリュームで、その全工程をどこよりも詳しく、私の失敗談も交えながら徹底解説します。


目次

  • はじめに
  • この記事でわかること
  • 1. 2025年10月、私たちはなぜ「Windows」を卒業すべきなのか
    • OSの脆弱性は「家の土台」の欠陥
    • Windows 11への「無理なアップグレード」の罠
    • そこで「Linux Mint」という救世主
  • 2. 秘密兵器「Ventoy」がもたらすOS革命
    • Ventoyは「OSのビュッフェ会場」
  • 3. 実践!Ventoyのインストール手順(Windows & Linux両対応)
    • 【準備するもの】
    • 【A:Windows 10/11からインストールする場合】
    • 【B:Linux環境からインストールする場合】
  • 4. Linux Mintの「心臓」と「記憶」を準備する
    • ① Linux MintのISOをダウンロード
    • ② 【最重要】「永続化(Persistence)」ファイルを準備する
  • 5. 魔法の設定ファイル ventoy.json の作成術
  • 6. いよいよ起動!古いPCが「別の顔」を見せる瞬間
  • 7. 初心者でも挫折しない!「日本仕様」への完全セットアップ
    • ① システムの日本語化
    • ② 日本語入力(Fcitx5-Mozc)の導入
  • 8. エピソード:私の「Linux移行」失敗談と、その後の天国
  • 9. Windowsから徐々に卒業するための「賢い戦略」
  • 10. よくあるトラブルと、プロが教える解決のヒント
  • サクッとまとめると





この記事でわかること


この記事を最後まで読み込めば、以下のスキルがすべて手に入ります。

  • サポート終了後のWindows 10を使い続ける「本当のリスク」と回避策

  • USBメモリ1本で複数のOSを管理する神ツール「Ventoy」の導入法(Windows/Linux両対応)

  • ライブ起動なのに「設定やデータが消えない」!魔法の「永続化(Persistence)」の仕組み

  • 【完全図解】Linux Mintを「日本仕様」にするための言語設定とFcitx5-Mozc導入術

  • WindowsユーザーがストレスなくLinuxへ移行するための「黄金のロードマップ」

さあ、古いPCに新しい命を吹き込む、最高にワクワクする旅に出かけましょう!




1. 2025年10月、私たちはなぜ「Windows」を卒業すべきなのか



「サポートが切れたって、ウイルス対策ソフトを入れていれば大丈夫でしょ?」 そう考える方が多いのも無理はありません。

しかし、プロの視点から言わせていただくと、それは「シロアリに食い荒らされた家の柱を、セロハンテープで補強する」ようなものです。

OSの脆弱性は「家の土台」の欠陥


ウイルス対策ソフトが守るのは、あくまで「入ってくる不審者」です。

しかし、OSのサポート終了(EOS)は、家そのものの構造(設計上の欠陥)が見つかっても、誰も修理してくれないことを意味します。

悪意あるハッカーは、その「修理されない穴」を狙って、あなたのパスワードやクレジットカード情報を盗み取ります。

Windows 11への「無理なアップグレード」の罠


ネットには「古いPCに無理やりWindows 11を入れる方法」が溢れています。

私も試しました。

結果は……「重い、遅い、不安定」の三重苦。

OSが要求するスペックを満たしていないマシンでWindows 11を動かすのは、軽自動車で大型トラックの荷物を運ぶようなものです。



そこで「Linux Mint」という救世主


Linux Mintは、Ubuntuという有名なOSをベースに、「Windowsユーザーが迷わないこと」を最優先に開発されたOSです。

  • 見た目がWindows 7/10に近い(スタートメニューがある!)

  • 動作が驚くほど軽い(メモリ使用量がWindowsの半分以下)

  • 世界中のボランティアが常に最新のセキュリティに更新している

  • そして、完全に無料

これを使わない手はありません。






2. 秘密兵器「Ventoy」がもたらすOS革命


今回は、「Linuxを試してみたいけれど、今のWindows環境が消えてしまうのは困る……」そんな不安を抱えている方に、Ventoyを使った起動を紹介します。

内蔵ストレージに直接Linux Mintをインストールする必要は一切ありません。

Ventoyを使えば、Windows 10のシステムや大事なデータには一切手をふれず、USBメモリから直接Linux Mintを立ち上げることができるのです。

PCにUSBを挿せばLinux、抜けばいつものWindows。

PCの中身を「汚さず」に、新しいOSの世界をノーリスクで体験してみませんか?
さて通常、Linuxを試すには専用ソフトでUSBメモリにOSを「焼く」必要があります。

しかし、これには大きな不満がありました。

  • USBメモリ1本につき、OS1つしか入れられない

  • 別のOSを試したくなったら、またフォーマットして書き直し

  • USBメモリの余った容量をファイル保存に使えない

「あぁ、面倒くさい……」 そう思っていた私の前に現れたのが、Ventoyでした。

Ventoyは「OSのビュッフェ会場」


Ventoyを一度USBメモリにインストールしてしまえば、あとはISOファイルをUSBメモリの中に「コピー&ペースト」するだけで、PC起動時にメニューが表示されるようになります。

「これなら、Linux Mintも、Ubuntuも、なんならWindowsの再インストール用イメージも、全部1本のUSBに入れて持ち歩ける!」

この衝撃は、CDを持ち歩いていた時代から、iPod(古い?)に音楽を詰め込めるようになった時の感動に似ています。






3. 実践!Ventoyのインストール手順(Windows & Linux両対応)


まずは土台となるVentoyをUSBメモリにインストールしましょう。



【準備するもの】


  • USBメモリ(16GB以上、できれば32GB〜64GB)

  • 重要: 必ず「USB 3.0以上(端子が青いもの)」を選んでください。

    USB 2.0だと、Linuxの起動や動作が劇的に遅くなり、やる気が削がれます。

  • インターネット環境

【A:Windows 10/11からインストールする場合】


  1. Ventoy公式サイトのダウンロードページへアクセスします。

  2. ventoy-x.x.xx-windows.zip をクリックしてダウンロードします。

  3. ダウンロードしたZIPファイルを右クリックして「すべて展開」します。

  4. 展開されたフォルダの中にある Ventoy2Disk.exe を右クリックして「管理者として実行」します。

  5. USBメモリをPCに挿し、アプリ上の「Device」に正しく表示されているか確認します。

  6. 「Install」ボタンをクリックします。

警告: 「中のデータがすべて消えるけどいい?」と2回聞かれます。

深呼吸して「はい」を押しましょう。

「Congratulations!」と表示されたら、あなたのUSBメモリは「魔法の杖」に進化しました。

【B:Linux環境からインストールする場合】


すでにLinuxを使っている、あるいはLinux PCしか手元にない場合でも大丈夫です。

  1. 公式サイトから ventoy-x.x.xx-linux.tar.gz をダウンロードします。

  2. ダウンロードしたファイルをクリックして「すべて展開」します。

または、下記のようにターミナルから展開します。

ターミナルを開き、ダウンロードしたディレクトリへ移動します。

Bash
cd ~/Downloads
tar -xvf ventoy-*.tar.gz
cd ventoy-1.0.xx # バージョン番号に合わせて移動
Bash
cd ~/Downloads tar -xvf ventoy-*.tar.gz cd ventoy-1.0.xx # バージョン番号に合わせて移動
USBメモリのデバイス名を確認します。

Bash
lsblk
管理者権限でスクリプトを実行するか VentoyGUI.x86_64 をクリックして事項します。

VentoyGUI.x86_64 の方がわかりやすいと思います。

VentoyをUSBメモリにインストール


Bash
sudo ./Ventoy2Disk.sh -i /dev/sdb
確認(y/n)が出るので、慎重に y を入力して進めます。

これで、USBメモリ内に Ventoy という名前の空のパーティションが作成されます。

私が Ventoy をインストールしたUSBメディアです。

コンピュータに挿しっぱなしで使っています。



もし、少しお金がかけられるなら外付けの小さなSSDがお勧めです。






4. Linux Mintの「心臓」と「記憶」を準備する


次に、OSそのものと、今回の主役である「設定保存用の領域」を準備します。

① Linux MintのISOをダウンロード



  1. Linux Mint公式サイトへアクセス

  2. 「Cinnamon Edition」 を選択します。

    (私は 軽さ重視で Xfce Edition を選択しました。

  3. 「Download locations」から、日本のミラーサイト(理化学研究所や山形大学など)を選んでダウンロードします。

  4. ダウンロードが終わったら、そのファイルをそのままUSBメモリの「Ventoy」ドライブにコピーします。

② 【最重要】「永続化(Persistence)」ファイルを準備する





通常のライブUSBでは、シャットダウンすると設定がすべて消えます。

これを防ぐために、USBメモリの中に「保存用の空箱(データファイル)」を用意します。

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

  1. Ventoy公式の永続化ファイル配布ページへ行きます。

  2. images.zip という圧縮ファイルをダウンロードし、解凍します。

  3. そのなかから、persistence_ext4_4GB_casper-rw.dat.7z を選択してさらに回廊してください。

  4. 中から persistence_ext4_4GB_casper-rw.dat(4GBの保存領域)などのファイルを取り出します。

アドバイス: 今後のアプリ追加やデータ保存を考えるなら、8GBや16GBのファイルがあればそれを選びたいのですが、そのようなファイルは存在しません。

Ventoyの公式サイトやGitHubから、Linux版の最新パッケージ(例:ventoy-1.0.xx-linux.tar.gz)をダウンロードして解凍し、 その中の ExtendPersistentImg.sh というファイルを利用すると、後から保存領域の容量を増やすことができます。

このファイルをUSBメモリの中に Ventoy というフォルダを作成し、その中に コピーします。

名前を persistence.dat に変更しておくと便利です。

私は、わかりやすいように linuxmint-22.3-persistence.dat としました。






5. 魔法の設定ファイル ventoy.json の作成術




ここが一番の「玄人ポイント」ですが、丁寧に行えば怖くありません。

Ventoyに「Linux Mintを起動する時は、さっきの保存ファイルを使ってね!」と教えてあげます。

  1. USBメモリのルート(一番上)に ventoy という名前の新しいフォルダを作ります。

  2. そのフォルダの中に、テキストエディタ(メモ帳やeditなど)で新しいファイルを作ります。

  3. 以下の内容を正確にコピペしてください。

JSON
{
"persistence": [
{
"image": "/linuxmint-21.3-cinnamon-64bit.iso",
"backend": "/ventoy/persistence.dat"
}
]
}
※注意: image の後のファイル名は、あなたが実際にダウンロードしたLinux Mintのファイル名と完全に一致させてください(例:linuxmint-22-cinnamon-64bit.isoなど)。

ファイル名を ventoy.json として保存します。

保存場所は ventoy フォルダの中です(例: E:\ventoy\ventoy.json)。

ventoy.json と persistence.dat を ventoyフォルダの中に配置





6. いよいよ起動!古いPCが「別の顔」を見せる瞬間




準備は整いました。

  1. PCの電源を切り、USBメモリを挿した状態で電源を入れます。

  2. メーカーロゴ(DELLやHP、富士通など)が出ている間に、ブートメニューを呼び出すキー(F12, F11, F9, EscなどPCによって異なります)を連打します。

  3. ブートメニューからUSBメモリを選択します。

  4. Ventoyの青いメニュー画面が登場! Linux Mint を選択します。

  5. メニューが出たら、「Persistence Mode(永続化モード)」 を選択します。

ここが肝: 通常モードを選ぶと、設定が保存されません!
数秒から数十秒後……暗い画面にLinux Mintのロゴが浮かび上がり、美しいデスクトップが表示されます。

この瞬間、あなたのPCは「サポート終了」の呪縛から解き放たれました。




7. 初心者でも挫折しない!「日本仕様」への完全セットアップ


日本語化 日本語入力の設定をした LinuxMint



起動した直後のLinux Mintは「英語」です。

「あぁ、やっぱり自分には早すぎたんだ……」とブラウザを閉じようとしたあなた、ちょっと待ってください!

ここから「日本仕様」にするまでは、わずか5分。

カップ麺を待つ時間で終わります。

① システムの日本語化




  1. 左下の「メニュー」→ Languages を検索して開きます。

  2. Install / Remove Languages... をクリック。

    ( スクリーンショットはすでに日本語されています。

言語の設定


3.Japanese, Japan UTF-8 を選んでインストール(時間がかかることがありますが、ゆっくり待ちましょう)。

4.インストール後、各設定項目をすべて「Japanese」に変更し、最後に Apply System-Wide(システム全体に適用)を必ずクリックします。

② 日本語入力(Fcitx5-Mozc)の導入


「日本語は表示されるのに、文字が打てない!」 これがLinux初心者が最も絶望するポイントです。

でも大丈夫、最強の呪文を教えます。

  1. メニューから画面下の設定 入力方法(Input・・・)をクリックします。

  2. 日本語を選択してインストール。

  3. インストール後画面上の、フレームワークを fcitx に変更します。(これを良く忘れます. )

日本語入力の設定


4.次に設定から Fictx の設定 を選択肢、英語のキーボードを削除して、日本語キーボードを追加して、下記の図のようになるように設定してください。

Fictx の設定

5.一度ログアウトして再ログイン(または再起動)すれば…… 「半角/全角」キーで日本語がスラスラ打てるようになっています!

感動の瞬間です。

実はこの記事は、Ventoyから起動した LinuxMint で書いています。




8. エピソード:私の「Linux移行」失敗談と、その後の天国




ここで少し、私の恥ずかしい失敗談を聞いてください。

私が初めてこの「永続化USB」に挑戦した時、ventoy.json の書き方を1文字だけ間違えていました。

カンマが1つ足りなかったのです。

その結果、何時間作業して設定をいじっても、再起動するたびに英語の初期画面に戻ってしまう。

「Linuxなんて、やっぱりただの試供品じゃないか!」と枕を濡らした夜もありました。

しかし、間違いに気づき、正しく「永続化」が機能し始めた時、世界が変わりました。

  • Wi-Fiのパスワードを一度入れれば、次から自動で繋がる。

  • ブラウザにお気に入りを登録して、履歴が残る。

  • デスクトップに昨日の作業ファイルがそのまま置いてある。

「これ……もう実質、数万円のノートパソコンを買ったのと同じじゃないか?」
そう確信した瞬間、古いPCは「捨てられないお荷物」から「最強のポータブル秘密基地」に昇格したのです。

今では、このUSBメモリ1本を胸ポケットに入れ、外出先のネットカフェや貸し会議室のPC(許可があれば)に刺して、1分で「いつもの自分のデスクトップ」を立ち上げて仕事をしています。

Windows 10のサポート終了は、私にこの「自由」を教えてくれるきっかけだったのです。




9. Windowsから徐々に卒業するための「賢い戦略」




「よし、今日からWindowsを消してLinux一本にするぞ!」 …その意気込みは素晴らしいですが、無理は禁物です。

私は以下の「3ステップ移行」をおすすめしています。

【ステップ1:ブラウザ専用機として楽しむ】

今の時代、私たちがPCで行う作業の8割はブラウザ(ChromeやFirefox)の中で完結します。

まずはこのUSB Linuxで、YouTubeを見たり、Amazonで買い物をしたり、Gmailをチェックしたりしてみてください。

「あれ、OSが違うだけで、やってることはWindowsと同じじゃない?」と気づくはずです。

【ステップ2:互換ソフトに慣れる】

  • Microsoft Office → LibreOffice(プリインストール済み)
  • Photoshop → GIMP
  • Outlook → Thunderbird これらはすべてLinux Mintで完璧に動作します。

無料で使えるこれらのソフトに慣れてしまえば、もう高いサブスク料金を払う必要もありません。

【ステップ3:完全インストールへ】

数週間、USBメモリでの運用に慣れ、「もうWindowsに戻る必要はないな」と確信したら、デスクトップにある「Install Linux Mint」というアイコンをダブルクリックしてください。

USBメモリではなく、PC本体のストレージにLinuxを書き込みます。

これで、あなたのPCは真の意味で「爆速」になります。

USBメモリというボトネックがなくなるため、第7世代のCore i5であれば、起動時間は15秒程度、アプリの立ち上がりも一瞬になります。





10. よくあるトラブルと、プロが教える解決のヒント


作業中に「あれ?」と思ったら、ここをチェックしてください。

Q: Ventoyのメニューが出ず、Windowsが立ち上がってしまう。

A: PCの「セキュアブート(Secure Boot)」を無効にしてみてください。

BIOS設定画面(電源投入直後にF2やDelキー)にあります。

最近のVentoyはセキュアブート対応ですが、古いPCや一部のメーカーでは無効にしないと弾かれることがあります。

Q: 永続化ファイル(persistence.dat)が4GBじゃ足りない!

A: Ventoyなら、もっと大きなファイルを作成して ventoy.json を書き換えるだけで拡張可能です。

私は16GBのファイルを作って、お気に入りの音楽や壁紙を詰め込んでいます。

Q: そもそもVentoyのメニューにISOファイルが表示されない。


A: ISOファイルを「VTOYEFI」という小さなパーティションに入れていませんか? 広い方の「Ventoy」ドライブに入れてください。





サクッとまとめると


*まとめ
Windows 10のサポート終了は、多くの人にとって「PCの寿命」と感じられるかもしれません。

しかし、視点を変えれば、それは「メーカーが押し付けた寿命を乗り越え、自分の手でPCを再定義する自由」を手に入れたということです。

今回紹介した Ventoy × Linux Mint × 永続化 という手法は、その自由を手にするための最も確実で、最も低コストな方法です。

  • Ventoy で、OSの壁を壊す。

  • Linux Mint で、Windowsを超える軽快さを手に入れる。

  • 永続化設定 で、自分だけの環境を一生使い続ける。

最初は戸惑うこともあるでしょう。

コマンドを打ち込む手が震えることもあるかもしれません。

でも、それを乗り越えた先にある「古いPCが最新マシンとして蘇る快感」は、何物にも代えがたいものです。

2025年10月。

私たちは「OS難民」になるのではなく、「OSの支配者」になりましょう。

あなたの相棒(PC)は、まだ十分使えます。

ただ、新しい魂(OS)を待っているだけなのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が、あなたのデジタルライフをより自由で、豊かなものにするきっかけになれば幸いです。

もし構築中に困ったことがあれば、ぜひコメント欄やSNSで声をかけてください。

あなたの挑戦を、私は全力で応援しています!
それでは、最高のLinuxライフを!
※この記事は実体験に基づき、初心者の方でも再現できるように構成されています。

作業を行う際は、大切なデータのバックアップを必ず取り、自己責任で楽しんでください。


【2026年完全保存版】Windows10サポート終了の絶望を救う!古いPCを「Android対応ChromeOS 145」で爆速化し、デュアルブート環境を構築する奇跡の全記録!

この記事をスマートフォンで読まれている方は→ こちらから 📱 をクリックしてください。読みやすくなっています。

あの忌まわしいポップアップが出たのは、冷え込みが厳しくなってきたある朝のことだった。

窓越しに四万十川の穏やかな水面を眺めながら、いつものように目覚めのコーヒーを啜り、長年愛用している中古のノートパソコン(数年前にメルカリで9000円で購入した愛機だ)を開いた瞬間のことである。

「Windows 10 のサポートは終了しました」

画面の中央に居座るその無機質なテキストは、まるで長年連れ添った相棒への別離への宣告のようだった。

「いやいや、お前まだ全然動くじゃないか」と画面に向かって独り言をこぼすも、Microsoftの決定は絶対だ。

セキュリティ更新がストップしたOSを使い続けるのは、鍵をかけずに玄関のドアを開けっ放しにして旅行に出かけるようなものである。

世間は「Windows 11搭載の最新AIパソコンに買い替えましょう!」と騒ぎ立てているが、ちょっと待ってほしい。

物価高が家計を直撃するこのご時世、ただネットサーフィンをして、ブログを書き、時々YouTubeで昔の音楽を楽しむだけの「シルバーライフ」の相棒に、10万円、いや15万円もの大金を投資しろと言うのだろうか?

冗談じゃない。

私たちに必要なのは、無駄に肥大化した最新OSと高価なハードウェアではなく、「今ある資産を最大限に活かす知恵」である。

そこで私は立ち上がった。

「Windowsはもういらない」とまではまだ言い切れないチキンな私だが、一つの壮大な計画を思いついたのだ。

それが、「ChromeOS 145を導入し、Windows10とのデュアルブート環境を構築し、徐々にWindows10からの移行を考える」という、ロマンあふれる脱出計画である。

この記事は、PCの延命に人生の情熱を燃やすある男の、汗と涙と(少しの)ターミナル操作の記録である。

ファイルの入手方法から、初心者が最もつまずきやすい「USBメモリのドライブ名の確認方法(/dev/sdbなど)」まで、絶対に失敗しないための手順を網羅した。

同じように「古いPCをどうにかしたい」と悩むすべての同志に向けて、特大ボリュームでそのすべてを包み隠さずお伝えしよう。





目次

  • 第1章:なぜ「ChromeOS Flex」ではなく「本物」にこだわるのか?
  • 第2章:いきなり移行しない。「デュアルブート」という賢い選択
  • 第3章:魔法のアイテムを入手せよ!(ファイルのダウンロード方法)
    • ① Brunchフレームワーク(バージョン145)の入手
    • ② ChromeOS リカバリイメージ(核心部)の入手
    • ③ 32GB以上のUSBメモリ
    • 💡最重要ポイント:解凍とリネーム
  • 第4章:絶対に間違えてはいけない「USBドライブ名」の確認方法
  • 第5章:戦いの舞台を整える(USBメモリのパーティション分割)
  • 第6章:ターミナルとの対話。命を吹き込むインストール呪文
  • 第7章:WindowsとChromeOSを繋ぐ架け橋(grub.cfgの設定)
  • 第8章:奇跡の瞬間と、圧倒的なパフォーマンス
  • 第9章:Androidアプリの鼓動。 新しいシルバーライフの相棒
  • 第10章:デュアルブート運用から見えてきた「Windowsからの卒業」
  • おわりに:本当に「Windowsはもういらない」のかもしれない

USBメモリからChromeOS 145を起動




第1章:なぜ「ChromeOS Flex」ではなく「本物」にこだわるのか?


古いPCの再利用と聞いて、少し詳しい人なら「Google公式の『ChromeOS Flex』を入れればいいじゃないか」と言うだろう。

確かにその通りだ。

USBに焼いてインストールするだけで、あっという間にサクサク動く PCが完成する。

しかし、私にはどうしても譲れない条件があった。

それは「Androidアプリ(Google Playストア)が動くこと」である。

ChromeOS Flexは素晴らしい軽量OSだが、最大の弱点は「Androidアプリが使えない」ことだ。

また、外部メディアにインストールできないこと、今回は、Windows10の環境はそのままにUSBメモリにChromeOSをインストールしたい。

現代のデジタルライフにおいて、スマホで使い慣れたアプリがPCでもシームレスに動く恩恵は計り知れない。

Kindleで電子書籍を大画面で読み、使い慣れた画像編集アプリでブログのアイキャッチを作り、ローカルのニュースアプリをサクッとチェックする。

これらを手放すことは、スマートな生活からの後退を意味する。

そこで私が目をつけたのが、有志が開発した「Brunch」という神がかったフレームワークである。

この「Brunch」を使えば、その辺に転がっている普通のIntel製CPUを積んだWindows PCに、Chromebookに搭載されている「本物のChromeOS(Android対応版)」をねじ込むことができるのだ。

まさに現代の錬金術である。

今回、私が挑むのは最新の「Brunch 145」「ChromeOS 145」の組み合わせだ。

さあ、ワクワクしてこないだろうか?

ChromeOSをUSBメモリにインストール

正規ChromeOSをUSBメモリにインストールする意義




第2章:いきなり移行しない。「デュアルブート」という賢い選択


人間、長年の習慣をいきなり変えるのは怖いものだ。

「よし、今日からWindowsを完全に消し去ってChromeOS一本で生きていくぞ!」と息巻いてハードディスクをフォーマットした翌日、「あ、あのWindows専用ソフト、どうしても必要だった…」と絶望の淵に立たされるのは火を見るより明らかである。

だからこそ、今回は「デュアルブート環境の構築」を強く推奨する。

デュアルブートとは、1つのPCの中に「Windows」と「ChromeOS」の両方を住まわせ、電源を入れた時に「今日はどちらのOSで立ち上げますか?」と選べるようにする仕組みだ。

これなら安心だ。

基本は爆速のChromeOS 145で快適なネット生活を送り、どうしてもWindows 10が必要になった時だけ、Windowsを立ち上げればいい。

そして、半年後、1年後、「あれ?最近まったくWindows起動してないな」と気づいた時こそが、真の移行完了の瞬間なのだ。

徐々に移行を考える、これが大人の余裕である。




第3章:魔法のアイテムを入手せよ!(ファイルのダウンロード方法)


さあ、理屈はここまでにして、実際に手を動かしていこう。

休日の午後に、お気に入りのBGMでもかけながら取り組むのがおすすめだ。

まずは必要なファイルをインターネットの海からサルベージしてくる必要がある。

ここでは「どこから、どうやってダウンロードするか」を詳しく解説する。

① Brunchフレームワーク(バージョン145)の入手



これは、Windows用ハードウェアとChromeOSの間を取り持つ「優秀な通訳」だ。

  • Webブラウザで「GitHub Brunch」と検索し、開発者(sebanc氏)のページを開く。(URL: https://github.com/sebanc/brunch/releases)

  • ページ内に「Brunch r145(または最新の安定版)」というリリース項目があるので探す。

    英語ばかりで目がチカチカするかもしれないが、落ち着いてスクロールしよう。

  • その項目の下部にある「Assets」という文字をクリックして展開する。

  • その中にある brunch_r145_stable_xxxx.tar.gz のようなファイルをクリックしてダウンロードする。

  • ② ChromeOS リカバリイメージ(核心部)の入手


    これが今回の主役である。

    Googleのサーバーから直接「本物のChromeOS」のデータを頂戴する。

    • Webブラウザで「Chromium Dash Recovery Images」と検索し、Googleの公式ダッシュボードを開く。 (URL: https://chromiumdash.appspot.com/serving-builds?deviceCategory=ChromeOS

    • 画面上部の検索窓(Search...)に「rammus」と入力する。

      ※「rammus」とは、Intel製CPU(第1世代〜第9世代あたり)と相性が抜群に良いChromeOSのコードネームだ。

      大半の古いWindows PCはこれで動く。

    • rammusの行を見つけたら、右にスクロールして「145」のバージョンのリカバリイメージを探す。

    • リンクをクリックしてダウンロードする。

      ※ダウンロードされるファイル名は非常に長く、例えば以下のような名前になる。

      chromeos_16552.53.0_rammus_recovery_stable-channel_RammusMPKeys-v9.bin.zip

    ③ 32GB以上のUSBメモリ


    これが今回の「新しいOSの住処」となる。

    デュアルブート環境を作る際、PC本体のハードディスクを直接いじるのはリスクが高い。

    まずはUSBメモリにChromeOSをインストールし、そこから起動させる「USBデュアルブート」が最も安全で手軽なのだ。

    💡最重要ポイント:解凍とリネーム


    ダウンロードした2つのファイル(Brunchのtar.gz と ChromeOSのzip)は、必ず解凍(展開)して、同じ1つのフォルダにまとめておくこと。

    そして、ChromeOSのファイル名は長すぎて後のターミナル操作で確実にタイピングミス(ゲシュタルト崩壊)を引き起こすため、解凍して出てきた .bin ファイルを右クリックし、rammus_recovery.bin という短い名前に変更(リネーム)しておこう。

    過去に私は、長いファイル名を手打ちしてスペルミスを連発し、貴重な休日を3時間無駄にした苦い経験がある。

    これでインストールに必要な「5つの主要ファイル(Brunchの中身4つ+ChromeOSのbinファイル1つ)」が1つのフォルダに揃ったはずだ。




    第4章:絶対に間違えてはいけない「USBドライブ名」の確認方法


    ここからがいよいよ本番だ。

    Windows上では作業ができないため、「Ubuntu」や「Linux Mint」などのLinuxのLive USBを使ってPCを起動し、作業を進める。

    Linuxが起動したら、ターミナル(黒い画面)を開く。

    ここで初心者が最も恐怖を抱き、そして最も慎重にならなければならないステップがある。

    それが「インストール先のUSBメモリのデバイス名(/dev/sdX)を正確に把握すること」だ。

    Linuxの世界では、接続されたストレージ(ハードディスクやUSB)は /dev/sda、/dev/sdb、/dev/sdc といったアルファベット順の名前で管理される。

    もし間違えて、Windowsが入っている大事な内蔵ハードディスク(たいてい /dev/sda)を指定してインストールコマンドを叩いてしまったら……あなたのWindows 10と思い出の写真は、文字通り電子の藻屑と化す。

    背筋が凍る瞬間だ。

    【確実にUSBメモリを見分ける lsblk コマンド】

    ターミナルを開き、以下のコマンドを打ち込んでEnterを押す。

    lsblk

    すると、現在PCに繋がっているドライブの一覧がツリー状に表示される。

    ここで見るべきは「SIZE(容量)」だ。

    例えば、以下のように表示されたとしよう。

    NAME SIZE TYPE MEMO
    sda 238.5G disk 内蔵SSD(触るな危険!)
    sdb 29.8G disk USBメモリ(今回のターゲット)

    推理ゲームの始まりだ。

    sda はサイズが「238.5G」となっている。

    これはどう考えても内蔵のSSD(Windowsが入っている場所)だ。

    絶対に触ってはいけない。

    sdb はサイズが「29.8G」となっている。

    今回用意した「32GBのUSBメモリ」の実際の認識容量とぴったり一致する!

    つまり、今回のあなたのターゲット(USBメモリ)は /dev/sdb であることが確定した。

    もしUSBを複数挿していたら sdc や sdd になることもある。

    必ず自分の目で「容量」を見て、ターゲットを指差し呼称で「USBはsdb!ヨシ!」と確認してほしい。

    第5章:戦いの舞台を整える(USBメモリのパーティション分割)


    ターゲット(例:/dev/sdb)が分かったら、Linux上の「GParted」という魔法のパーティション編集ソフトを立ち上げる。

    ここで、用意したUSBメモリを「黄金比」で分割していくのだ。

    この作業は、新しい家を建てるための土地の区画整理のようなものである。

    GPartedの右上にあるプルダウンメニューから、先ほど確認したターゲット(/dev/sdb 等)を慎重に選択する。

    絶対に間違えないように。

    そして、以下の構成で順番にパーティションを作成していく。

    区画 サイズ フォーマット 役割
    第1(sdb1) 512MB fat32 起動プログラム(フラグ: boot, esp)
    第2(sdb2) 256MB linux-swap 仮想メモリ空間
    第3(sdb3) 残り全部 ext4 ChromeOS本体・アプリ・データ

    USBメモリのパーティション分割

    GPartedの画面で、緑色のチェックマーク(適用)を押す。

    これでUSBメモリの区画整理は完了だ。

    第6章:ターミナルとの対話。

    命を吹き込むインストール呪文


    土地の区画整理が終わったら、いよいよChromeOSのインストールである。

    ターミナルに戻り、第3章で用意したファイル(rammus_recovery.binなど)を置いたフォルダに移動(cdコマンド)しておく。

    まずは必要な道具(パッケージ)をLinuxに取り寄せる。

    sudo apt-get update
    sudo apt-get install cgpt pv


    次に、先ほど作ったUSBメモリの第3パーティション(ext4の巨大な部屋:/dev/sdb3)を、システムが読み書きできるようにマウント(接続)する。

    sudo mkdir -p /mnt/chromeos
    sudo mount /dev/sdb3 /mnt/chromeos


    (※もし lsblk で確認したUSBが sdc だったら、ここは sudo mount /dev/sdc3 /mnt/chromeos になる。

    自分の環境に合わせて数字の前のアルファベットを変えること)

    そして、これが最大のクライマックス。

    用意した rammus_recovery.bin とBrunchのインストールスクリプトを使って、ChromeOSのイメージファイルをUSB内に生成する究極の呪文である!

    sudo bash chromeos-install.sh -src rammus_recovery.bin -dst /mnt/chromeos/chromeos.img -s 25

    ChromeOSのインストール

    (※ -s 25 はイメージのサイズを25GBに指定している。

    32GBのUSBなら第3パーティションが29GBほどあるので、少し余裕を持たせて25〜28GB程度に指定するのがコツだ。)

    Enterキーをターンッ!と叩く。

    画面に進行状況のバー(pvコマンドのおかげで表示される)が現れ、パーセンテージが徐々に上がっていく。

    この待ち時間がたまらない。

    コーヒーを淹れ直し、窓の外を眺める。

    古い機械が新たな命を得ようと熱を帯びて計算を続けるファンの音が、なんとも愛おしい。

    100%になり、「Successfully installed」的なメッセージが出たら、思わずガッツポーズだ。

    第7章:WindowsとChromeOSを繋ぐ架け橋(grub.cfgの設定)


    インストール完了時に表示される 「ChromeOSを起動するための道順(スクリプト)」 である menuentry { ... } から始まるテキストの塊をコピーする。

    次に、ファイルマネージャーを開き、USBメモリの第1パーティション(fat32で作った512MBの部屋)を開く。

    そこに grub.cfg という名前の空のテキストファイルを作成し(あるいは既存のものがあれば開き)、先ほどコピーした menuentry の内容をそっくりそのまま貼り付けて保存するのだ。

    これで、USBメモリから起動した際に「ChromeOSを立ち上げるぞ!」という指示が正しく通るようになる。

    デュアルブート環境の仕組みはこうだ。

    • 普段通り電源を入れれば、内蔵ハードディスクのWindows 10が立ち上がる。

    • PCの起動時に特定のキー(F2やF12など)を連打し、ブートメニューから「USBメモリ」を選べば、今回作ったChromeOS 145が立ち上がる。


    まさに、物理的なスイッチ一つで2つの世界を行き来できる、理想的な環境の完成である。

    第8章:奇跡の瞬間と、圧倒的なパフォーマンス


    さあ、すべての準備は整った。

    Linuxをシャットダウンし、祈るような気持ちでPCの電源を入れる。

    あ、その前に大事なことを一つ。

    BIOS(UEFI)の設定画面に入り、「Secure Boot(セキュアブート)」を必ず「Disabled(無効)」にしておくこと。

    これが有効のままだと、見慣れないOSはセキュリティ違反だと弾かれてしまう。

    改めて再起動し、ブートメニューからUSBメモリを選択する。

    画面が暗転し、数秒の静寂。

    やがて、画面の中央にスタイリッシュな 「Brunch」 のロゴが浮かび上がる。

    「おっ、来たか…!?」

    さらに数秒後、見慣れた、しかしこの古いノートPCの画面に映るはずのない 「Chrome」 のカラフルなロゴが現れた瞬間——私の口から「よしっ!」という声が漏れた。

    初期設定画面(Wi-Fiの接続やGoogleアカウントのログイン)を済ませると、美しいデスクトップ画面が広がる。

    ……速い。

    圧倒的に速い。

    Windows 10時代、電源ボタンを押してからブラウザが開いて検索できるようになるまで、優に3分はかかっていたこの老体PCが、なんと数十秒で臨戦態勢に入っている。

    マウスポインタの動き、ウィンドウの開閉、すべてがヌルヌルと滑らかだ。

    まるでPCの中身を最新のCPUに入れ替えたかのような錯覚に陥る。

    これが極限まで無駄を削ぎ落としたChromeOS 145の真の力なのか。

    第9章:Androidアプリの鼓動。 新しいシルバーライフの相棒


    そして、真の目的である「Google Playストア」を開く。

    見慣れたスマホと同じアプリストアが、PCの画面に広がっている。

    試しに「Kindle」アプリをインストールしてみる。

    数秒でダウンロードが完了し、アプリを開く。

    完璧だ。

    大画面で文字を大きくして読む読書体験は、老眼が進んできた目には涙が出るほど優しい。

    次に「note」や「YouTube」のアプリ、さらにはちょっとした息抜きの麻雀ゲームアプリまで入れてみる。

    どれも引っかかることなく、サクサクと動く。

    ブラウザのタブを10個ほど開きながら、裏でYouTubeの音楽を流し、テキストエディタでブログの原稿を打つ。

    Windows 10の時はファンが爆音を立てて悲鳴を上げていたこの作業を、ChromeOS 145は涼しい顔でこなしている。

    「これだ。

    私が求めていたのは、このストレスのない環境だ。」

    念のため補足しておくと、もし「Androidアプリはあまり使わず、とにかくブラウザでの執筆に専念したい」というストイックな日は、設定から一時的にGoogle Playストアを無効化する裏技もある。

    これをするとバックグラウンドのプロセスが消え、体感速度がさらに2割ほどアップする。

    状況に合わせて足し算と引き算ができるのも、この環境の魅力である。

    第10章:デュアルブート運用から見えてきた「Windowsからの卒業」


    この環境を構築してから数週間が経過した。

    当初の計画通り、「基本はChromeOS、どうしても必要な時はWindows 10」というデュアルブート運用を続けている。

    だが、面白いことに気づいた。

    Windows 10を起動する回数が、日を追うごとに激減しているのだ。

    朝起きて、PCを開く。

    瞬時に起動する ChromeOSでニュースをチェックし、AIツールを使ってブログの構成を練り、サクサクと記事を書き上げる。

    画像の編集もブラウザ上で完結する。

    夕方はAndroidアプリ版のKindleで読書を楽しみ、夜はYouTubeを高画質で楽しむ。

    この一連の流れの中で、Windowsでなければならない理由が、実は一つも見当たらないのである。

    「Windows 10のサポート終了」という事態は、当初は絶望的な宣告に思えた。

    しかし今となっては、肥大化した過去のシステムから私を解放してくれた、素晴らしいキッカケだったとさえ思える。

    古いPCは「資産」になる




    おわりに:本当に「Windowsはもういらない」のかもしれない


    *まとめ
    かつて、私たちはPCといえばWindows一択だと信じて疑わなかった。

    OSの起動に数分待たされるのも、作業中に突然「更新プログラムを構成しています(10%)」という画面に切り替わって数十分PCを人質に取られるのも、「そういうものだ」と受け入れてきた。

    しかし、技術は進歩し、時代は変わった。

    ブラウザとクラウドが中心となった現代において、私たちが必要としているのは「重厚長大なシステム」ではなく、「やりたいことにすぐアクセスできる軽快な窓(ブラウザ)」なのだ。

    今回、chromeos_16552.53.0_rammus_recovery_stable-channel_RammusMPKeys-v9.bin.zip というたった一つのファイルと、Brunch 145という奇跡の橋渡しのおかげで、サポート切れの烙印を押された古いPCは見事に蘇った。

    しかも、Windows 10とのデュアルブート環境という「いつでも戻れる安心感」を担保した上で、である。

    もしあなたが今、Windows 10のサポート終了に怯え、家電量販店で高価なPCのカタログを眺めてため息をついているなら。

    どうか、その財布の紐を緩める前に、引き出しの中で眠っているUSBメモリを取り出してみてほしい。

    少しの探求心と、ターミナルにコマンドを打ち込むほんの少しの勇気さえあれば、あなたの愛機は最新のAndroidアプリがサクサク動く、最高の「シルバーライフの相棒」として生まれ変わるはずだ。

    四万十のほとりで今日も元気に稼働する私の爆速ChromeOSマシンを見つめながら、私は確信している。

    本当に、Windowsはもういらないのかもしれない。

    さあ、次はあなたの番だ。

    素晴らしいChromeOSライフへの扉は、すでに開かれている。



    Image generated by Gemini / NotebookLM

【500MBの魔法】捨てる寸前の古いPCが爆速で蘇る!超軽量OS「TrixieDog」UEFI対応版の完全セットアップガイド【Windows 11非対応PC救済】!

はじめに:あなたの部屋で眠っている「あの箱」、まだ使うことができます。


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「このパソコン、電源を入れてからブラウザが開くまで、お茶が一杯飲めてしまうくらい遅い……」

そうぼやきながら、スマートフォンの小さな画面でこの記事を読んでいるあなた。

あなたの部屋の隅や押し入れの奥にも、ホコリを被っている数年前に買ったノートパソコンが眠っていませんか?

2025年10月にWindows 10のサポートが完全に終了し、世間はすっかり新しいパソコンへの買い替えムードです。

しかし、Windowsのアップデートのたびに動作が重くなり、ついには「お使いのPCはWindows 11のシステム要件を満たしていません」という非情なメッセージが表示され、事実上の寿命を宣告されてしまった愛機たち。

捨てるにはもったいないし、思い出の写真も入っている。

でも、いざ使うには動作がもっさりしすぎてストレスが溜まりすぎる……。

そんなジレンマを抱えている方は、決してあなただけではありません。

こんにちは!高知県の四万十川のほとりにある古民家から、日々Linuxをはじめとする様々なOS(オペレーティングシステム)を研究し、世界に向けて開発・発信しているブロガー兼エンジニアの僕です。

もし今、あなたが古いパソコンの処分を本気で考えているか、あるいは家電量販店で数万円から十数万円を出して新しいパソコンを買おうとしているなら……どうか、ちょっとだけ待ってください。

買い物かごに入れる前に、この記事を読んでほしいのです。

なぜなら、その「使えない」と思われている古いパソコンは、まだ現役でバリバリ活躍できる高いポテンシャルを秘めているからです。

今回、僕が文字通り寝食を忘れて長い時間をかけて開発した超軽量OS「TrixieDog(トリクシードッグ)」を使えば、その古いパソコンが、まるで最新機種を買ってきたかのように「爆速」で蘇ります。

大げさなセールストークではありません。

エンジニアとしての僕のプライドをかけた事実です。

この「TrixieDog」は、驚くべきことにOS全体のファイルサイズ(ISOファイルというOSの本体データ)が、たったの約500MBしかありません。

現在の一般的なWindows 11のインストールファイルが約6GB(約6000MB)以上あることを考えると、その異常なまでの身軽さ、データとしての「究極のダイエットっぷり」がお分かりいただけるでしょう。

CD-ROM1枚にすら余裕で収まるサイズです。

さらに特筆すべきは、今回は最近のパソコンで主流となっているシステム環境である「UEFI(ユーイーエフアイ)」に完全対応させた特別バージョンを開発したという点です。

これにより、「古いけど、そこまで古すぎない(2013年〜2018年頃の)」微妙な世代のパソコンたちを、誰でも簡単に救済できるようになりました。

この記事を読むことであなたが得られる「3つの約束」


この記事では、単にOSを配布するだけでなく、あなたが確実に成功体験を得られるように以下のことをお約束します。

  • 「なぜPCは遅くなるのか」の真実を知る: なぜ物理的に壊れていない古いパソコンが使い物にならなくなるのか、その根本的な原因をスッキリ理解していただけます。

  • 500MBの魔法の仕組みを知る: 僕が開発した「TrixieDog」がいかにしてその重さの問題を解決するのか、技術的な裏付けを分かりやすく解説します。

  • 迷わない完全マニュアル: 実際にTrixieDogのOSデータをダウンロードし、あなた自身の古いパソコンにインストールして、普段使っているGoogle Chromeで快適にネットサーフィンができるようになるまでの全手順を、パソコン用語がアレルギーな方でも絶対に迷わないように手取り足取り解説します。

新しいパソコンに大金を支払う前に、週末の数時間を少しだけ僕にくれませんか? ぜひこの「500MBの魔法」を試してみてください。

あなたの愛着あるパソコンに、もう一度新しい命を吹き込みましょう。


目次

  • はじめに:あなたの部屋で眠っている「あの箱」、まだ死んでいません
  • この記事を読むことであなたが得られる「3つの約束」
  • 1. なぜ今、超軽量OS「TrixieDog」が必要なのか?
    • 増え続ける「使えない」古いパソコンの山と現代OSの重さ
    • 既存の軽量Linuxの限界と「僕」の葛藤
    • 魔法のツール「mklive-trixie」が生み出した最高傑作
  • 2. わずか500MB!TrixieDogがもたらす3つの革命
    • 第一の革命:圧倒的な軽さと「RAM起動」による爆速スピード
    • 第二の革命:最新のUEFI環境に完全対応した突破力
    • 第三の革命:Debianベースならではの圧倒的な安定性と拡張性
  • 3. TrixieDogで何ができる?具体的な活用アイデア集
    • アイデア1:リビング用の「快適ブラウジング&動画視聴マシン」
    • アイデア2:プログラミングやWeb開発の「学習用サブ機」
    • アイデア3:外出先で安全に使える「ポケットの中の専用OS」
  • 【ここからが本番】TrixieDog UEFI対応版 導入・インストール完全マニュアル
    • ステップ0:TrixieDog UEFI対応版 ISOファイルのダウンロード
    • ステップ1:知識ゼロからでもできる!USBメモリへの書き込み
    • ズバリ、この文章が言いたいこと(超意訳)
    • 【上級者向けコラム】失敗しない!高速動作のための「3つの部屋割り」ガイド
    • 具体的なインストール(コピペ)手順
    • ステップ2:最大の難関「UEFI/BIOS設定」を突破して起動する
    • ステップ3:日本語化編:英語の壁を越える!
      • ① インターネット接続とカタログの更新
      • ② 日本語ロケールとタイムゾーンの設定
      • ③ 日本語フォント(豆腐文字対策)
    • ステップ4:最難関突破! 日本語入力(二刀流奥義)
    • ステップ5:いつもの環境をそのまま!Google Chromeの導入
  • まとめ:あなたのパソコンライフに新しい選択肢を

メルカリで9000円で購入したレッツノートに TrixieDog をインストール




1. なぜ今、超軽量OS「TrixieDog」が必要なのか?


増え続ける「使えない」古いパソコンの山と現代OSの重さ


超軽量OS「TrixieDog」の必要性

私たちが普段使っているWindowsやmacOSといった現代のOSは、非常に多機能で便利に作られています。

顔認証でログインできたり、音声を自動でテキスト化してくれたり、至れり尽くせりです。

しかしその反面、裏側では私たちが全く気づかないうちに無数のプログラムが常に動き続けています。

例えるなら、あなたが「メモ帳を開く」という簡単な指示を出しただけなのに、裏では100人のスタッフが「ウイルスはいないか!」「インターネットに新しい更新データはないか!」「天気予報のデータは最新か!」と走り回っている状態です。

ウイルスから身を守るための重厚なセキュリティソフト、自動アップデートがないか常に監視する通信プログラム、そして普段全く使っていない標準アプリのバックグラウンド処理……。

これらは、最新の高性能なCPUとたっぷりのメモリ(RAM)を積んだ現代のパソコンであれば、全く意識することなく難なく処理できます。

彼らは100人のスタッフをまとめる超優秀なマネージャー(CPU)を持っているからです。

しかし、5年前、あるいは10年前に作られたパソコンにとっては、これらは「重すぎる鉄の鎧」を着せられてフルマラソンを走らされているようなものです。

物理的な部品(キーボードや画面、マザーボード)は全く壊れていないのに、中に入っているソフトウェアが年々アップデートで太って重くなっていくため、結果として「パソコンが遅くなった」「寿命だ」と感じてしまうのです。

さらに追い打ちをかけたのが、Windows 11への移行に伴う厳しいシステム要件の壁です。

「CPUの世代が古い」「TPM2.0という最新のセキュリティチップが搭載されていない」といった理由だけで、まだまだ十分に元気よく走れるパソコンたちが、規格外の烙印を押され見捨てられてしまいました。

これは地球環境の観点(e-waste問題)からも、私たちの経済的な観点からも、非常に大きな損失だと僕は考えています。

使えるものは、最後まで使い切る。

それがエコであり、ハッカー精神の基本でもあります。

既存の軽量Linuxの限界と「僕」の葛藤


こうした状況に対して、よくネットの掲示板やYouTubeの解説動画で「古いパソコンを復活させるなら、無料で配られている軽量なLinux(リナックス)を入れればいいじゃないか!」と声高にアドバイスする専門家がいます。

確かに世の中には、「Puppy Linux」や「Lubuntu」「Linux Lite」といった、古いパソコンをターゲットにした素晴らしい軽量OSがたくさん存在しています。

僕自身も、これまでに何十種類という軽量OSをダウンロードし、田舎にある自宅で夜な夜な古いパソコンにインストールしては検証を繰り返してきました。

しかし、実際に「これなら僕のブログの読者さん(初心者の方)にもおすすめできるぞ!」と思えるものは、実は一つもありませんでした。

いくつか決定的な不満と、超えられない壁にぶつかってしまったのです。

最も大きな壁は、最近のパソコンの起動システムである「UEFI」にうまく対応していないことが多いという点でした。

せっかくネット記事の手順通りにOSをUSBメモリに入れても、いざパソコンに挿して電源を入れると「起動すらしない」「黒い画面に英語のエラーが出て止まってしまう」というトラブルが頻発したのです。

初心者の読者さんに「ここで黒い画面が出たら、コマンドを打って……」なんて説明、したくありません。

また、軽量化を優先するあまり、アプリを追加する仕組みが特殊で使いにくかったり、海外製のOSであるがゆえに「日本語を入力できるようにする」という当たり前の設定をするだけで、専門的な呪文(コマンド)を何時間も打ち込み続けなければならないこともザラでした。

「こんにちは」と打つために3時間かかるOSなんて、誰も使いたがりませんよね。

軽くて、起動が簡単で、アプリの追加もスマートフォンのように自由自在で、最新のパソコンの仕組みにもしっかり対応していて、日本語もスッと打てる。

そんな理想の軽量OSはないものだろうか? ……探しても探しても無いのであれば、僕自身の手で作るしかない。

それが、僕が「TrixieDog」の開発を決意した強い動機です。

魔法のツール「mklive-trixie」が生み出した最高傑作


開発にあたり、僕はベースとなるシステムとして「Debian(デビアン)」という、世界中で最も安定しており、インターネットサーバーなどのプロの現場で絶大な信頼を集めているLinuxの仕組みを採用することにしました。

その中でも「Trixie(トリクシー)」と呼ばれる、現在開発が進められている最新の仕組みを取り入れています。

ただ、Debianをそのまま使うとどうしてもサイズが数GBになり、重くなってしまいます。

そこで僕は、このDebianのシステムを究極まで削ぎ落とし、必要な骨組みだけを残して超軽量な「Dog系」と呼ばれる特殊なOSに変換する「mklive-trixie」という、知る人ぞ知る魔法のような構築ツールを駆使しました。

開発の日々は、まさに困難の連続でした。

不必要なファイルを1MB単位で削り落としては、システムがご機嫌ナナメになってエラーで起動しなくなり、また一からやり直す。

どうすれば誰でも簡単にUEFI環境のパソコンで起動させることができるか。

起動を司る「ブートローダー」という部分の設定ファイルの書き換えとテストを、まるで終わりのないパズルのように何百回と繰り返しました。

四万十川のせせらぎを聞きながら、何度パソコンに向かってため息をついたか分かりません。

そうして長い長い時間をかけて、ようやく完成したのが、OSの本体であるISOファイルのサイズがわずか約500MBという、信じられないほどスリムでありながらパワフルな独自のOS「TrixieDog」なのです。

2. わずか500MB!TrixieDogがもたらす3つの革命


この500MBという、現代の感覚からすれば「小さな画像フォルダ」程度のデータの中に、一体どれほどの可能性が詰まっているのでしょうか。

TrixieDogがあなたの古いパソコン環境にもたらす、3つの革命的なメリットについて詳しく解説します。

約500MBのTrixiDog

第一の革命:圧倒的な軽さと「RAM起動」による爆速スピード


500MBというサイズは、ちょっとした高画質なスマホの動画ファイルよりも小さい容量です。

この極限までスリム化された軽さがもたらす最大のメリットは、何と言っても「圧倒的なスピード」にあります。

TrixieDogは、パソコンの中にある遅いハードディスク(HDD)にわざわざインストールしなくても、USBメモリから直接OSを立ち上げる「ライブ起動(Live USB)」という魔法のような使い方ができます。

さらに驚くべきことに、TrixieDogは起動する際、OSのデータをすべてパソコンの一時記憶領域である「RAM(メモリ)」の中に読み込んでから動きます。

この仕組みを理解するために、料理に例えてみましょう。

通常のWindows(HDD起動)は、料理のたびに冷蔵庫(HDD)まで歩いて行って食材を取り出すようなものです。

時間がかかります。

一方、TrixieDogの「RAM起動」は、使う食材をすべて手元のまな板(RAM)の上にバーッと広げてから料理を始めるようなものです。

RAMはハードディスクやUSBメモリに比べて、データの読み書き速度が桁違い(数百倍〜数千倍)に速いため、一度起動してまな板の上にデータが乗ってしまえば、信じられないほどサクサクと動くのです。

電源ボタンを押して十数秒で可愛らしい壁紙のデスクトップが立ち上がり、クリックすれば一瞬でブラウザが開く。

Windowsを使っていた時の、あの「マウスポインタが砂時計や青い輪っかになって、ひたすら待たされるイライラ」とは完全に無縁の世界が、あなたを待っています。

第二の革命:最新のUEFI環境に完全対応した突破力


ここが、僕が開発において最も苦労し、同時にこの記事を読んでくださっている皆様にとって最大の価値となる部分です。

おおむね2013年以降に製造されたパソコンは、「BIOS(バイオス)」という古い起動システムから、「UEFI」という新しくて複雑な起動システムへと移行しています。

多くの個人開発の軽量Linuxは、このUEFIの複雑な仕組み、特に「セキュアブート(Secure Boot)」と呼ばれる、Windows以外の怪しいOSを弾き飛ばす門番のようなセキュリティ機能に阻まれてしまい、起動させることが非常に困難でした。

僕はmklive-trixieのシステムを根底から解析し、UEFI環境のパソコンでも、USBメモリを挿すだけでスムーズにOSが立ち上がるよう、起動の入り口である設定を徹底的に最適化しました。

これにより、「せっかく時間をかけてダウンロードしてUSBに書き込んだのに、自分のパソコンでは弾かれて動かなかった……」という悲しいトラブルを極限まで減らすことに成功しています。

UEFIに対応もちろん Legacy BIOSの起動にも対応

第三の革命:Debianベースならではの圧倒的な安定性と拡張性


「そんなに容量が軽いOSだと、機能がスカスカで結局何もできないんじゃないの?」

そんな心配をされる方もいるかもしれませんが、全くの無用です。

TrixieDogは、世界最大級のソフトウェア資産を持つ「Debian」の血をそのまま濃く引いています。

これはつまり、世界中の優秀なエンジニアたちが無償で提供している数万種類という安全なアプリ(パッケージと呼びます)を、スマートフォンのアプリストアのように簡単に検索して、自由に追加できることを意味します。

  • 文書作成ソフトが必要なら、WordやExcelと互換性のある無料のオフィスソフト(LibreOfficeなど)を入れられます。

  • 画像を編集したければ、プロ顔負けの高機能な画像編集ソフト(GIMPなど)を入れられます。

  • プログラミングの勉強がしたければ、その環境も数回のクリックとコマンドで整います。

「500MBの軽くて丈夫な骨組み」に、あなたが必要な家具だけをトッピングして、自分だけの最高に居心地の良いOS空間を作り上げることができるのです。

不要な宣伝アプリや、消せない標準ソフトに悩まされることはもうありません。

3. TrixieDogで何ができる?具体的な活用アイデア集


「すごく軽くて便利なのは分かったけれど、具体的にどんな風に使えばいいの?」と、まだイメージが湧きにくい方のために、僕がおすすめする具体的な活用法をいくつかご紹介します。

アイデア1:リビング用の「快適ブラウジング&動画視聴マシン」


これが最も多く、そして家族からの評判がすこぶる良い、感動の大きい使い方です。

古くなったノートパソコンをリビングのテーブルに置き、TrixieDogを挿して起動します。

裏で重い処理を行うWindowsを通さないため、YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどの動画視聴が、古いパソコンとは思えないほど滑らかに再生されます。

広告ブロック機能を入れたブラウザを用意しておけば、ネットサーフィンやネットショッピング専用機として、家族全員で気兼ねなく使うことができます。

「お父さん、このパソコン速くなったね!」と言われること請け合いです。

アイデア2:プログラミングやWeb開発の「学習用サブ機」


TrixieDogはLinuxベースのOSですので、プログラミングの学習環境としてはまさに最高峰です。

昨今のAI開発で必須のPythonや、Web開発で人気のRuby、Node.jsといった言語の開発環境も、簡単なコマンド一つで構築できます。

メインで仕事に使っているWindowsパソコンの環境を汚したり壊したりすることなく、安全な隔離された環境で、心ゆくまでコードを書いたり実験したりすることができます。

初心者プログラマーにとって、これほど心強いサンドボックス(砂場)はありません。

アイデア3:外出先で安全に使える「ポケットの中の専用OS」


TrixieDogはUSBメモリに入れたまま、どこへでも持ち運べます。

例えば出張先のホテルの備え付けパソコンや、ネットカフェのパソコンを使う時。

どうしてもセキュリティが不安ですよね。

そんな時、パソコンにあなたのUSBメモリを挿してTrixieDogを起動すれば、「そのパソコンの内蔵ハードディスクには一切触れず、あなたの個人データも一切残さない」という極めて安全な状態で作業ができます。

究極にプライバシーが守られた、あなただけの「ポケットに入るパソコン」が完成するのです。

スパイ映画みたいでかっこいいでしょ?

僕がChromeOSをインストールしたUSBメディアです。

コンピュータに挿しっぱなしで使っています。



もし、少しお金がかけられるなら外付けの小さなSSDがお勧めです。


【ここからが本番】TrixieDog UEFI対応版 導入・インストール完全マニュアル


ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

僕が精魂込めて開発したTrixieDogの魅力と、古いパソコンに秘められた可能性を感じていただけたでしょうか。

「よし、やってみよう!」と思ってくださったあなたのために、ここからは「TrixieDog UEFI対応版」のOS本体データ(ISOファイル)のダウンロードリンクと、パソコンの専門知識が全くない初心者の方でも絶対に途中で迷うことがないよう、徹底的にわかりやすく書き上げた「導入・インストール完全マニュアル」を公開します。

本来であれば、ここから先は僕のnote等で有料(1,980円)で公開しているコアなノウハウなのですが、今回はこのブログの読者様限定で、特別に全編無料で公開しちゃいます!

(※あまりにもアクセスが集中したら有料に戻すかもしれませんので、今のうちに保存しておいてくださいね笑) 準備はよろしいですか?

容量が16GB以上ある空のUSBメモリ(100円ショップで売っているものでもOKです)を1本用意して、この先へお進みください。

僕が最後まで、あなたのパソコンの劇的な復活劇をサポートします!

ステップ0:TrixieDog UEFI対応版 ISOファイルのダウンロード


まずは、古いパソコンを蘇らせる魔法のOS「TrixieDog」の本体データを手に入れましょう。

以下のリンクをクリックして、ISOファイル(OSの中身が丸ごと詰まったディスクイメージデータ)をダウンロードしてください。

▼TrixieDog UEFI対応版(約500MB)ダウンロードリンク▼
[TrixieDog UEFI対応版ダウンロードリンク]

容量は約500MBですので、現代のインターネット回線なら、数分でダウンロードが完了するはずです。

ダウンロードが終わるのを待つ間に、次のステップの準備を一緒に進めていきましょう。

ステップ1:知識ゼロからでもできる!USBメモリへの書き込み


Linuxに挑戦しようとして、公式マニュアル(ReadMe)の英語と専門用語の連続に心が折れそうになった経験はありませんか?

TrixieDogの公式フォーラムのReadMeには、USBメモリへのインストール方法として以下のような一文が記載されています。

"For manual (copying) USB install UEFI-boot, copy the folders EFI, boot, live, and the file grub.cfg to the root (/) of a FAT32 formatted partition, e.g. /mnt/sdb1. And it should boot, no bootloader install stuff required."

「手動?パーティション?ブートローダーって何……?」と戸惑ってしまう初心者の方に向けて、この文章の意味を完全に理解できるよう、専門用語をひとつひとつ噛み砕いて解説します!

ズバリ、この文章が言いたいこと(超意訳)


一言で言うと、この文章は「面倒な専用ソフト(Rufusなど)や複雑な設定は一切不要!USBメモリを正しく準備して、中身を普通に『コピペ』するだけで、TrixieDogは起動できますよ」という、開発者からの非常に親切なお知らせなのです。

初心者泣かせの専門用語を解説しておきましょう。

  • FAT32 formatted partition(FAT32形式でフォーマットされた区画): USBメモリをパソコンで使えるようにする際の「データの書き込みルール」のことです。

    FAT32は、WindowsでもMacでもLinuxでも簡単に読み書きができる、最も一般的な共通ルールです。

    「フォーマット」とは、USBメモリの中身を空っぽにして、このルールを適用する(初期化する)作業を指します。

  • root (/) (ルート): 木(ツリー)の根っこという意味で、USBメモリをダブルクリックして開いた「一番最初の画面(階層)」のことです。

    「特定のフォルダの中に入れないで、一番外側にそのまま置いてくださいね」という意味です。

【上級者向けコラム】失敗しない!高速動作のための「3つの部屋割り」ガイド


公式の説明通り「USBをFAT32にしてコピペ」だけでも十分に動くのですが、少しだけ手間をかけてUSBメモリの中を「3つの役割(パーティション)」に分けて準備すると、動作がより安定し、スピードも劇的にアップします。

せっかくなので、最高の環境を作りましょう!

USBメモリを1つの大きな箱として使うのではなく、以下の3つのエリアに分割します(Windowsの「ディスクの管理」や、Linuxの「GParted」というツールを使います)。

部屋の名前形式役割
① 起動用の部屋(約512MB)FAT32パソコンの電源を入れた時、最初に読み込まれる「玄関」です。

最近のPC(UEFI)は、このFAT32の部屋がないと起動プログラムを見つけられません。

② お助け用の部屋(約256MB〜1GB)linux-swapメモリ(RAM)が足りなくなった時に、一時的に荷物を置く「予備の倉庫」です。

古いPCでメモリがいっぱいになってフリーズするのを防ぎます。

③ システム本体の部屋(残りの容量すべて)ext4TrixieDogの本体や、あなたの作成したデータを保存する「メインの居住スペース」です。

Linux専用のext4形式を使うことで、データの読み書きが圧倒的に高速になります。


具体的なインストール(コピペ)手順


部屋の準備ができたら、ダウンロードしたISOファイルをダブルクリックして開き(Windows 10/11なら中身が見られます)、以下の手順でコピーします。

  • ①の起動用の部屋(FAT32)へコピー: EFI フォルダ grldr ファイル menu.lst ファイル

  • ③のシステム本体の部屋(ext4)へコピー: live フォルダ(※ TrixieDog-UEFI-amd64 というフォルダを新規作成し、その中に live フォルダを入れます) grub.cfg ファイル

最後に、③の部屋に置いた grub.cfg をメモ帳などで開き、以下のように追記して保存します。


menuentry "Debian-Dog Trixie (Save to /TrixieDog-UEFI-amd64/live/changes/)" {
set root='(hd0,2)'
search --no-floppy --fs-uuid --set=root <あなたのUUID>
linux /TrixieDog-UEFI-amd64/live/vmlinuz1 root=UUID=<あなたのUUID> from=/TrixieDog-UEFI-amd64/ noauto changes=/TrixieDog-UEFI-amd64/live/
initrd /TrixieDog-UEFI-amd64/live/initrd1.xz
}
※ <あなたのUUID> の部分は、ドライブに割り当てられた固有のID番号です。

少し難しいですが、これができればあなたはもう立派なLinuxユーザーです!

ターミナルなどで blkid と入力すれば調べることができます。

ステップ2:最大の難関「UEFI/BIOS設定」を突破して起動する


いよいよ、作った魔法のUSBメモリを使って、目的の古いパソコンを蘇らせる瞬間です。

深呼吸しましょう。

ここがパソコンの設定の中で最も専門的で、つまずきやすい部分ですが、落ち着いてやれば大丈夫です。

  1. 完全シャットダウン: まず、古いパソコンの電源を「完全に」切ってください。

    Windowsのスタートメニューから「シャットダウン」を選びます。

  2. USBを挿す: 電源が切れたら、作成したTrixieDogのUSBメモリをPCに挿し込みます。

  3. 起動キーを連打: パソコンの電源ボタンを押した直後から、キーボードの特定のキーを「トントントントン」と一定リズムで連打し続けてください。

    メーカー起動キー
    DELLF2 または F12
    HPF10 または F9
    LenovoF1 または F12
    NEC/富士通F2

  4. 起動順位の変更: 成功すると、英語が並んだ無骨な設定画面(UEFI/BIOS)が開きます。

    十字キーで「Boot(起動)」メニューを探し、起動順位のリストの「一番上(1番目)」に、あなたのUSBメモリ(USB Storage Deviceなど)を移動させます。

  5. セキュアブートの無効化(超重要): 画面内のどこかにある「Secure Boot(セキュアブート)」という項目を探し、設定を「Enabled(有効)」から「Disabled(無効)」に変更します。

    これで門番が道を開けてくれます。

  6. 保存して再起動: F10キーを押して「Save & Exit(保存して終了)」を選び、Enterを押します。

パソコンが再起動し、黒い画面に白い文字が滝のように流れ始めます。

驚かずに見守ってください。

そして数十秒後……。

画面が切り替わり、可愛らしい犬やマウスの壁紙が特徴の、TrixieDogのデスクトップ画面が表示されるはずです!

おめでとうございます!この瞬間、重くて使い物にならなかったあなたのパソコンは、見事に新しい命を吹き込まれました。

ステップ3:日本語化編:英語の壁を越える!


無事に起動して感動しているところ申し訳ありませんが、戦いはまだ終わっていません。

スタートメニューを開くと、そこには英語の羅列。

「Welcome!」と言われても、このままでは使いにくくて仕方がありません。

ここからが、OSを自分の手足にするための「日本人としての戦い」です。

① インターネット接続とカタログの更新


タスクバー右下のネットワークアイコンからWi-Fiに接続します。

その後、「Terminal(ターミナル・黒い画面のアイコン)」を開き、以下の呪文(コマンド)を打ち込んでEnterを押します。


sudo apt update
sudo apt upgrade
これは「世界中のアプリ倉庫(リポジトリ)のカタログを最新にして、システムを最新状態にする」という大切な儀式です。

② 日本語ロケールとタイムゾーンの設定


PCに対して、「お前は今日から日本に住むんだ! 日本語を話せ!」と教え込みます。


sudo apt install locales
sudo dpkg-reconfigure locales
青い画面が出たら、下へスクロールして ja_JP.UTF-8 UTF-8 を見つけ、スペースキーでチェックを入れてOKを押します。

続いて時計を日本時間に合わせます。


dpkg-reconfigure tzdata
Asia → Tokyo の順に選びます。

③ 日本語フォント(豆腐文字対策)


これを忘れると、再起動後に文字がすべて「□□□□」という通称「豆腐」になってしまいます。

Googleが開発した美しいフォントを入れましょう。


sudo apt install fonts-noto-cjk
ここで一度ターミナルに reboot と打ち込んで再起動します。

画面が日本語になっていれば第一関門突破です!

ステップ4:最難関突破! 日本語入力(二刀流奥義)


さあ、ここが本記事のハイライト。

多くのチャレンジャーが挫折して「やっぱりWindowsに戻ろう…」と散っていった「魔の領域」です。

TrixieDogでは、システムをいじるための「Rootユーザー(神様)」と、普段使いの「一般ユーザー(puppy)」を使い分けます。

しかし、皆が大好きな賢い日本語入力システム「Google日本語入力(Mozc)」は、セキュリティの都合上、Root権限での起動を断固として拒否するのです。

そこで僕が編み出した「ハイブリッド入力システム」を伝授します。

  • Root環境では、素直に動く古豪 「Anthy」 を使う。

  • 一般ユーザー環境では、賢い 「Mozc」 を使う。

ターミナルを開き、以下の長いコマンドを気合を入れて1行でコピペして実行してください。


apt install --install-recommends fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-all fcitx-config-gtk anthy kasumi ibus-anthy im-config zenity
インストール後、Root環境で im-config -c を実行し ibus を選択。

その後、一度ログアウトして「puppy」ユーザーで入り直し、再度 im-config -c を実行して fcitx を選択します。

これで、ユーザーを切り替えるだけで裏で動くシステムも自動で切り替わる、完全無欠の日本語入力環境が完成しました!

ステップ5:いつもの環境をそのまま!Google Chromeの導入


最後に、普段スマホで使っている「Google Chrome」を導入しましょう。

ターミナルを開き、以下の2行を順番に実行するだけです。


wget [https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb](https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb)
sudo apt install -y ./google-chrome-stable_current_amd64.deb
これでインストール完了!スタートメニューの「インターネット」からChromeを開き、Googleアカウントでログインすれば、あなたのブックマークやパスワードがすべて同期されます。

TrixieDog に Chromeをインストール




まとめ:あなたのパソコンライフに新しい選択肢を


*まとめ
長時間の作業、本当にお疲れ様でした!!

無事にあなたの古いパソコンの画面に、日本語化されたTrixieDogのデスクトップが表示され、Chromeがサクサクと開いていることを心から願っています。

電源を入れるだけでイライラしていたあの重たいパソコンが、わずか500MBという極小サイズのOSをUSBメモリから起動させるだけで、これほどまでにキビキビと、まるで若返ったかのように動くようになる。

これは、無駄な贅肉を極限までそぎ落とし、本当に必要な機能だけを抽出したDebian Linuxの底力と、それを魔法のように実現可能にしてくれたツールの賜物です。

僕はこのTrixieDogという作品を通じて、「パソコンというハードウェアは、中身のOS次第で私たちが思っているよりもずっと長く、大切に使い続けることができる」という事実を、一人でも多くの方に実感してほしいと強く願っています。

新しいパソコンに買い替えるための数万円という大きな出費を節約できたなら、ぜひそのお金でご家族と美味しいものを食べに行ったり、新しい趣味の道具を買ったりして、あなたの人生の時間をより豊かにすることに使ってください。

もし、この記事を見ながらTrixieDogに挑戦して「捨てる寸前だったパソコンがこんなに快適になったよ!」「古い〇〇という機種でもばっちり動いたよ!」という喜びの声がありましたら、ぜひこの記事のコメント欄やX(旧Twitter)などで僕に教えてください。

開発者として、そして一人のブロガーとして、自分が発信した情報が誰かの役に立っていると実感できることほど、嬉しいご褒美はありません。

これからも、四万十の自宅から、TrixieDogのアップデート情報や、さらに便利なLinuxの活用法など、あなたのパソコンライフを豊かにする情報をどんどん発信していきます。

ぜひブックマークと、僕のSNSアカウントのフォローをお願いします!次回の記事も楽しみにお待ちいただければ幸いです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました! 蘇った愛機と共に、あなたの「爆速」で快適なパソコンライフを、心から応援しています!

次のステップ:

無事にTrixieDogが起動したら、次は「見た目」を自分好みにカスタマイズしてみませんか?

『TrixieDogをMac風のおしゃれなデザインに変更する3つのステップ』という記事もご用意しています。

ご興味はありますか?




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