ハリウッド俳優のウィル・スミスがジーニーを演じ話題となった実写版「アラジン」の続編企画が進行していることが、同作のプロデューサーを務めたダン・リンへのインタビューで明らかになりました。
米ComicBook.comが行ったダンへのインタビューによると、実写「アラジン」続編企画は、ディズニーの関係者が続編のストーリーについて話し合っている初期段階にあると明かしています。
ダンは、観客から「続きを見たい」という声があがることは当初から予想していたものの、制作陣が予想していた以上に続編に対する期待の声がファンレターを介して届いたことを明かしており、自身も続編制作に大変意欲的だと話しています。
さらに、制作陣の間では「『アラジン』には、まだ語るべき物語がある」という意見が出ていることも説明。その上で、「ディズニーアニメ『アラジン』と同じく続編を作るときは、もちろん大切に制作するつもりでいる。しかし、オリジナルアニメの内容をそのまま再現するのではなく、『アラジン』のストーリーからかけ離れない程度に、もっと語るべきストーリーや伏線に隠された物語に焦点を当てた続編制作の可能性を探っている」と述べています。
記事では、全世界興行収入10億ドルを突破した実写「アラジン」が世界的大ヒットとなったこと、また、オリジナルのディズニーアニメ版「アラジン」も「ジャファーの逆襲」「盗賊王の伝説」などのスピンオフやテレビシリーズを制作していることから、ディズニー社側でも実写アラジンの続編制作にかなり積極的だと報じています。
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